平成三十年。昨年末のNHK紅白から思ったこと

平成三十年元日です。関西は、日が暖かな晴れの日です。

平成の「ハタチ」の年であった 2008年から10年が経ち、今年は平成最後の丸1年ある年になります。

昨年末(2017年12月31日)のNHK紅白歌合戦は、現在の時局を表わしているように思えます:

(1) 郷ひろみと大阪府立登美丘高ダンス部のバブル風ダンスとのコラボレーション

バブリ~登美丘高ダンス部、郷ひろみとコラボ/紅白 – 音楽 : 日刊スポーツ

現在は、〈バブルなもの〉(:拡大的)でもなく、その後にあった〈反・バブルなもの〉(:凍結)でもありません。だから、〈バブルなもの〉を第三者的に見ることができるのです。

また、バブル期に日本に導入された数々の文化(食べもの等)は、日常になりました。バブルは消化され、血肉になったのです。

日本社会は、バブル、そしてその後の数々の情勢変化・技術革新を取り入れ、現実の永続的再調整を成功させています。

(2) メンバー3人が倒れた 欅坂46 パフォーマンス

欅坂46の3人が倒れた!内村光良とコラボ中/紅白 – 音楽 : 日刊スポーツ

現実の永続的再調整には、調整されていない事柄もあります。我々の目に見えない限り、調整されません。

欅坂46のメンバー3人が倒れたことは、人間の限界の存在を目に見えるものにし、新たな調整のひとつの始点になることでしょう。

(3) Perfumeの渋谷のビル屋上でのステージ

Perfumeのステージは、渋谷のビル屋上で行われ、渋谷のビルの明かりが照明になるような演出(合成でしょう)がされました。

  追記(2018/ 1/ 6): #紅白歌合戦2017 のPerfumeの演出が自然すぎて凄さが伝わらない「VRとMRを重ねてるのか」「途中でLIVEが消えてる!」 – Togetter

それは、アニメの世界のようでありました。

世界は、確実に進んでいます。

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