ダンプ

dump

http://www.itmedia.co.jp/dict/software/develop/03048.html

 ファイルやメモリの内容を記録、あるいは表示すること。

 プログラムを開発するときに動作を追跡するために利用することが多く、ダンプされた内容はデバッガに読み込ませてプログラムの問題を分析するために用いられる。

 UNIXなどでは、プログラムが不正終了した時に自動的にその時点でプログラムが使っていたメモリの内容をダンプするようになっている。

非弾性系 (anelastic system)

anelastic system

小倉 義光, 気象学における流体力学の回顧と展望. ながれ, 20 (2001) 453-460.
http://www.nagare.or.jp/nagare/20-6/ogura.pdf p.456

流体の圧縮性は保持し,音波は除去しつつ,しかも地表から対流圏界面まで延びる対流にも適用可能な新たな運動方程式系を仲間のPhillips と考案し,これに非弾性系(anelastic system)という名を与えた *

* 7)Y. Ogura & N. A. Phillips : Scale analysis of deep and shallow convection in the atmosphere. J. Atmos. Sci. 19(1962)173-179.

accumilation mode

雲粒では、半径 r ~ 0.1μm 。

A. S. Ackerman, O. B. Toon & Peter V. Hobbs, A model for particle microphysics, turbulent mixing, and radiative transfer in the stratocumulus-topped marine boundary layer and comparisons with measurements. J. Atmos. Sci., 52, 1204-1236 (1995). p.1208.

山岳波

http://kobam.hp.infoseek.co.jp/meteor/mountain-wave.html

山越え気流中に、山岳の影響で発生する定常波(動かない波)である。風下波ともいう。強い風が山脈を吹き越えると、山脈の風下側では強い下降気流およびその反動の上昇気流が波状につらなり定常波を形成する。山岳波に伴って、山の上に笠雲、風下にローター雲、そして風下の上空にレンズ雲がそれぞれ生成される。後の2つの型の雲をつるし雲ともいう(図1)。

http://geo05.gaia.h.kyoto-u.ac.jp/~sakai/gfd/gfd_11..html

内部重力波の特徴は、位相速度と群速度が直交していることである。

知床サイト 山岳波
http://shiretoko.muratasystem.or.jp/2004/02/040218ad.html

山の風下にできる波 (山岳波)を観る
http://www.gfd-dennou.org/library/gfd_exp/exp_j/exp/iw/3/res.htm

autoconversion

http://www.rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp/~tsuboki/src/pdf_proc/2008aki_kisho_gakkai_sendai_Kozo_Nakamura.pdf

バルク法では、凝結水を落下が無視できる雲粒と落下する雨粒に分けて考えるが、雨粒と関係なく雲粒から雨粒へ変換する過程を autoconversion とよび、

http://amsglossary.allenpress.com/glossary/search?p=1&query=autoconversion&submit=Search

The initial stage of the collision-coalescence process whereby cloud droplets collide and coalesce to form drizzle drops.

Originally a term for the rate equation to approximate the transfer of cloud drops to drizzle. Because of the low collection efficiencies among cloud drops, autoconversion can be the limiting factor in the formation of drizzle

オートコンバージョン

粘性消散率

http://www.energy.osakafu-u.ac.jp/~tom/Edu_mfdsl/87-19.doc

ε : 粘性消散率 ( m^2/s^3 : J/kg/s )

     ___________
ε= 2 ν ω_i ω_i

関連:
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/2044/math5.html

粘性:
流れに垂直な方向に流速の勾配があると、流体内には速度差をならそうとする応力が現れる。これが流体の粘性(viscosity)である。流れが x 方向を向き、これに垂直な y 方向に流速 u が変化しているときには、上記の接線応力は τ = μdu/dy と表される。μは通常の流体 (ニュートン流体, Newtonian fluid)ではその種類、温度によって定まる物質定数で、粘性率、または粘度、年粘性係数[誤記、粘性係数が正しい](coefficient of viscosity)とよばれる。またこれを密度で割った ν= μ/ρ のことを動粘性率 、または動粘度、動粘性係数(coefficient of kinematic viscosity)という。固体との接触面では流体は粘性のために固体表面に粘着する(粘着条件)。

リープ・フロッグ法

leap-frog method, leapfrog method

http://www.nagare.or.jp/jscfd/j-jscfd/122/p122-1.pdf

leap-frog 法は,ノイマンの安定解析では中立安定となるため散逸誤差が発生しない.しかし,leap-frog 法の欠点として,分散誤差がよく指摘されている.これは,クーラン数が小さくなると,カットオフ波数付近で高周波成分に遅延が見られるようになり,遅延位相誤差が発生するためである.津波を対象とした場合はカットオフ波数付近でのエネルギースペクトルは比較的小さいと考えられるが,計算された波形に格子間隔に対応した高周波成分が発生していないかを確認する必要がある.

http://www.rccp.tsukuba.ac.jp/algorithm-ws/pdf/3-3-singu.pdf

Leap frog法に特有の数値計算上の時間振動モード

2014/12/20 追記:
白山 晋, 工学的CFDソルバーからみた海洋大循環シミュレーション. ながれ, 20 (2001) 304-315. の内、p.309.

4.1 時間積分

時間積分に対しては,リープ・フロッグ・スキームや松野スキーム 11)が用いられる.松野スキームは予測子・修正子法に類似する方法である.リープ・フロッグ・スキームに関しては安定性の問題で工学的な用途では使われることが少ないが,気象・海洋の場合は,位相誤差をできるだけ避けるという目的で利用されることが多い.長時間積分が必要だからである.

ナッジング

nudging

http://www.env.go.jp/earth/dss/report/ref02.pdf

ナッジング(なっじんぐ):データ同化の手法の一つ。ナッジングでは、数値モデルの予測値を観測データで単純に補正していく。

http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/kankyoken/report-news/2004/taiki2.pdf

ナッジング(nudging、モデル予測値と観測値との差をニュートン緩和法で補正する方法