未来はすでにここにある。ただ均等に行きわたっていないだけだ


Sony Japan | Stories | サイバースペースを創造した作家とそれを現実にする男 ソニーコンピュータサイエンス研究所

SF小説『ニューロマンサー』の著者ウィリアム・ギブスン氏と、ソニーコンピュータサイエンス研究所の暦本純一氏の対談。

6:45~

[暦本氏:]
あなたの有名な言葉である
「未来はすでにここにある ただ均等に行きわたっていないだけだ」
この言葉の意味を教えていただけますか?

[ギブソン氏:]
「未来はすでにここにある」
「ただ均等に行きわたっていないだけだ」というのは
本当に文字通りの意味なんだよ

テクノロジーの歴史をひもといてみると
アイデアを持っていたり 未来の可能性について
知っている人が存在していたことがわかるんだよ
雑誌の記事か何かで発表しているのに
その後 100年間も無視されていたり

だから 自分の周りの世界にも
未来につながるようなことがないか 探すようにしてみたんだ

私が『ニューロマンサー』でやったことは
自分の周囲を見回して 自分にとって未来だと感じられることを
現実世界の中で探すことでした

すでに現実に存在している未来を見つけて その進化を想像したのです

存在が世界を変える「キャベバンバン CBB-001」

こういう「余計な」器具を作ることによって、

U.F.O.専用キャベツ落としデバイス『キャベバンバン CBB-001』堂々完成!! – YouTube

こんな器具を手間を掛けて手に入れなくても、フタをたたけばいいんだよ、と行動を促しているわけですね。

#キャベバンバン PROJECT MOVIE by NISSIN #KnockKnockCabbages

列車に、料金が高いグリーン車を繋いでおけば、普通座席の乗客が多少座り心地が悪くても苦情をいわなくなるのと同じ原理ですね。

さすが、日清食品。さすが、「食足りて世は平らか」。世界はどうすれば変わるか、を実践しているね。

初出:
Facebook 2018/ 5/21