かわぐち かいじ「沈黙の艦隊」

     

評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★



「沈黙の艦隊」耐久読書 2011/11/23

購入: 全巻購入済み、2004/ 4/17 (講談社モーニングKC 31・32巻)
読了:
全巻読了済み、2004/ 4/17 (講談社モーニングKC 31・32巻)
全巻読了 2011/11/23





関連:
日記 2004/ 4/17: 「沈黙の艦隊」コンプリート
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0404180.html#2

漫画家・かわぐちかいじ氏インタビュー
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0305200.html#4

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偉大な一個人が真に自由に活動するための方法: 自らを国家と為せ

記事ページ 発行: 2008年04月06日

● Web2.0 時代以前の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自由で、良い国家を形成する。

次のような国家が望まれ、それを形成する事業が行われた。

基盤として、遠方の人々による妨害を防ぐための軍事、近隣の人による妨害を防ぐための司法・警察、活動の継続を可能にするための教育、活動資金を得るための経済政策などを持つ国家。

且つ、環境として個人に自由が与えられた国家。

しかし、前記の基盤は、自由という環境と、場合によっては相反した。

それは以下のような理由による。これは、国家が様々な人の集合体である以上、避けられない。

かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 31 (講談社, 1996) pp.194-195.

>人間の
善なるものを
信じてはならない!

...

善なるものを
守る
権力とは

善なるものの
力を
頼りにしては
ならないのだ!

お前の
言うことは
人間にはできないことだ

欲望を持ち
悪意を持つ
生きた人間には
不可能なことだ!


● Web2.0 時代の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法

方法: 自らを国家と為す。

基盤と自由環境の相反に対する解決策が、「自らを国家と為す」ことである。

その手段として、Web2.0的なシステムがある。

野望ある個人に、Web2.0 は、国家機能を提供する。

 参照:
 金じゃないんだ。時間と情報なんだ (野望なき個人に、Web2.0 は、時間と情報を提供する)
 
そして、Web2.0 を率いる高位の人々は、おそらく、前時代において「自由で、良い国家を形成する」事業に取り組んだ人々と同じ気持ちをもって Web2.0的なシステムを思案し、形成し、運営していることだろう。

梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.180.

>私たちは、グーグルを「世界をより良い場所にするための機関」にしたいと切望している。―― ラリー・ページ

We aspire to make Google on institution that makes the world a better place. ―― Larry Page

動画配信サイトは、個人に強力な広報能力を持たせた。

CGMサイトとマッシュアップサイトは、草の根の情報を吸い上げ、情報の二線、三線の交差点を求解して個人に提示する自動機械である (参照: 金じゃないんだ。時間と情報なんだ)。前時代において、このような情報(諜報)は、国家しか得られなかった。

 

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PHASE-43「反撃の声」2005/ 8/13

記事ページ 発行: 2005年08月13日

黒い三連星
(隻眼)ヒルダ・ハーケン「おら、おら、下がんな、下がるんだよ」(といいつつ、脚を撃つヒルダ)
(メガネ)ヘルベルト・フォン・ラインハルト「そう言うなら、脚、撃つなよ」


逃げることはできない、しかし撃つことはできる。このような兵器は戦場でもっとも厄介だと思う。キラは一貫して武装とセンサを狙ってきた。敵がこのことを知ったとき、それは三隻同盟にとって極めて良い効果をもたらす...はずだったのに。ヒルダ姐さんのおかげで、効果は大幅にダウンだ。トップの意志はなかなか部下に伝わらない。
対潜オプションがないミネルバ

設定で魚雷発射管が搭載されていたはず、というネット上の声はおいておこう。あれだけ航海をしていて対潜オプションがないのはおかしいのは確かだが。なお、SEEDでのアークエンジェルも対潜オプションを持っていなかった(少なくとも使っていなかった)。大気圏降下前の第 8艦隊によるスカイグラスパーなどの補給でも、ソナーアレイすら支給されていなかった。これは、アラスカ(の対潜哨戒下)への直接降下を想定してのことだったのだろう。宇宙艦としてとりあえず「進宙」しようとしていたミネルバにも対潜オプションが積まれていなかった可能性は十分にある。しかし、大気圏降下、オーブ出港後のカーペンタリア・ジブラルタルにおいては対潜オプションの搭載をするべきだろう。ただ、この艦があまりに振り回されて、それをする時間がなかったという考えもできる。

ラミアス艦長「バリアント、てぇー」

そうか、その手があったか。

アスラン、種割れキターー

脚・脛部ビームカッター「MR-Q15A グリフォンビームブレイド」。いつ使うのかな、と思っていたら、初陣から使用。

セイラン死亡

>戦場では
何がおきても
不思議じゃねぇ

>そして
何でも
後から意味が
つけられる!

かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 30 (講談社, 1996) p.184


やっぱり射撃は苦手なルナマリア嬢

シャトル追撃にでるルナマリアさん。発進と合体に時間をかけても(あれはきっと一瞬なのです、そうでないと合体中に...ゲホゲホ)、ムラサメを追い越していくのは、さすがにガンダムといったところか。でも、シャトルへの射撃は失敗。シャトルの軌道は単純なもののはず。それを外すルナマリアの下手っピ。

シホちゃんがひさびさに登場したので、シグー・ディープアームズの広告貼っておきます。


関連項目へのリンクはこちら

関連:
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/ezh/g_0505280.html#34
 >>1艦沈めれば
 >>残った艦は
 >>撃沈を恐れ
 >>死に物狂いに
 >>なる

 >>必死の敵ほど
 >>怖いものは
 >>ない

シホのパーソナルマーク
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/ezh/g_0507240.html#shiho

 

「機動戦士ガンダム SEED DESTINY」感想録 PHASE-31〜35 --- PHASE-34「悪夢」2005/ 6/12

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ランチェスターの法則「べからず集」 --- 2.2 完全包囲による敵の士気向上

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ランチェスターの法則「べからず集」 --- 1.2 制約の増加――逆説的に、一個の敵を侮ってはならない(単独による高効率)

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一党独裁制のだめなところ

記事ページ 発行: 2008年08月23日

自由主義および絶対君主制と、一党独裁制の間には大きな隔たりがある。

  • 自由主義および絶対君主制では、人間が中心である。

  • それに対して、一党独裁制では、思想が中心である。

最高執政者の仕事は、総合調整 * である。総合調整は、人間が中心でなければ不可能であると思う。大多数の人間が欲をもっていることを陽に捉えなければならない。

総合調整は欲の調整である。欲の代価は、信頼によって支払われる。最高執政者は、己の信頼をすり減らしながら総合調整にあたらねばならない。

かわぐちかいじ : 沈黙の艦隊 29 (講談社, 1995) p.155

>人間を美化した
考え方は
必ず悲劇に
到達するのだ!


* : 井芹 浩文 : 憲法改正試案集 (ちくま新書, 2008) p.161.

自民党新憲法草案(2005年)

>第七二条 (1) 内閣総理大臣は、行政各部を指揮監督し、その総合調整を行う。


 

「希望駆動型」の日本

記事ページ 発行: 2009年08月01日

日本が「危機駆動型」である( アメリカ人は「希望駆動型」、日本人は「危機感駆動型」 - Zopeジャンキー日記 )ことは同意できる。

かわぐち かいじ「沈黙の艦隊」に「この国は海外からの圧力がなければ何一つ改革されない。あの男も海から来た」という台詞がある。(巻・ページ、正確な引用は後日)。

しかし、もちろん「希望駆動型」の日本も存在する。

例として、JR東海「AMBITIOUS JAPAN!」キャンペーンがあげられる。

のぞみは、かなう。


のぞみはいつも、そこにある。


関連:
2003/10/ 6: 新幹線 AMBITIOUS JAPAN! 装飾車と遭遇
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0310100.html#3

AMBITIOUS JAPAN! 終了
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0602260.html#5

 

6月14日の悩み

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