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2013/06/06
【!】現象の観察記録から、意思の決定表明までを、皆が読めるブログやソーシャルメディアを通して行おう。 http://bit.ly/egEoPL#activity
posted at 09:00:16
戦史の研究には、機関(複数の機関)が必要である。 #*
posted at 09:16:53
だから私決めたんです。これからは、ブログではその日あった出来事、ぐぐたすではダジャレ、モバメではその日の挨拶をメインにして、更新していきたいと思います!
[ Posted Thu, 06 Jun 2013 05:49:56 ]
俗に「古典ブルーブラック」と呼ばれる種類のインクになります。強酸性で成分に酸化鉄を含んだブルーブラックの総称です。
[ Posted Thu, 06 Jun 2013 06:27:47 ]
服部禮次郎さんが、財界人文芸誌『ほほづゑ』2012年春・第72号に書かれ たコラム「好きなことば」で、その疑問は氷解したのであった。 それは明治 7(1874)年6月、『民間雑誌』第三編に寄せた論説「人の説を咎む可らざるの 論」(『福澤諭吉全集』第19巻512~5頁)にあった。
「語に云く、学者は国の奴雁なりと。奴雁とは群雁野に在て餌を啄むとき、 其内に必ず一羽は首を揚げて四方の様子を窺ひ、不意の難に番をする者あり、 之を奴雁と云ふ。学者も亦斯の如し。天下の人、夢中になりて、時勢と共に変 遷する其中に、独り前後を顧み、今世の有様に注意して、以て後日の得失を論 ずるものなり。故に学者の議論は現在其時に当ては効用少なく、多くは後日の 利害に関るものなり。甘き今日に居て辛き後日の利害を云ふ時は、其議論必ず 世人の耳に逆はざるを得ず。これがため、或は虚誕妄説の譏(そしり)を招く ことあれども、其妄説なるものは唯、今世の耳に触れて妄説なるのみ。其耳と 其説と孰(いずれ)が正しきや、今日を以て裁判す可きに非ず。」といい、一例 として、仮に天保年間に断髪廃刀の説を唱える者がいたとしたら、どうだった ろう、と言っている。
服部禮次郎さんは、この「奴雁の説」が100年をへだてた1980年代になっ て、時の前川春雄日銀総裁によって大きく取り上げられたことを、紹介してい る。 前川総裁は「日銀は、まさに国の奴雁であるべきだ」という固い信念を 持っていたというのである。 前川は入行5年目ぐらいの時、神戸支店長の遠 田淳が年頭訓示で、福沢の奴雁の説と日銀の役割について話したのを聞いたの だそうだ。 在任5年で総裁を辞した2年後1986年の「前川レポート」は有 名だが、貿易摩擦を回避して内需依存型へ転換し、そのために産業構造を改変 し、閉鎖市場を開放するなどの提言を、服部さんは「二十五年さきの現在の日 本の課題をお見通しのような処方箋であったといえよう」という。 浪川攻(お さむ)著『前川春雄「奴雁」の哲学―世界危機に克った日銀総裁』(東洋経済新 報社2008年)という評伝があるそうだ
「奴雁(どがん)」福沢と前川日銀総裁: 轟亭の小人閑居日記 馬場紘二?単なる語としては「雁奴」が古くからある語