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処理: 2004/12/11
■ 雑リーフ ■
<1>ステルス
<2>多数決は正しいのか
<3>長浜市
<4>北清事変における多国籍軍としての日本軍
<5>複雑なことを理解せしめるものは単純なものとの類似にほかならない
<1>
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▼ステルス
トム・クランシー=著・田村源二=訳: 日米開戦 下 (新潮文庫, 1995) より。
p.408
> ノースロップ社の工場では、その航空機はアルマジロという愛称で呼ばれていた。...
>目で見える表面を形づくっている明るい青灰色の複合材(コンポジット)は、この
>航空機のステルス技術のほんの一部にすぎなかった。内部の金属構造は角張っていて、
>昆虫の目のように細かく仕切られている。このためレーダー波をさまざまな方向に
>反射して散らし、発信装置のほうにまっすぐ返さない。
p.576
>昔から大佐は、聞く耳をもつ者に、戦闘とはフェアなものでないと説いてきた。
>ステルス機と従来機では戦いにもならない。空軍にはそれを表現する残酷な婉曲語法
>がある。《赤ちゃんアザラシを殺す》
> B-2A のいちばん外側の繊維質の層の下には、銅のメッシュがあって、それがいま
>機に浴びせかけられているレーダー波の大半を吸収している。... 銅のフィラメント
>は、...電波のエネルギーの大半を吸収し、それを熱に変え、冷たい夜空に放散する。
<2>
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▼多数決は正しいのか
R. P. ファインマン著 大貫昌子訳: ご冗談でしょう、ファインマンさん 下
(岩波現代文庫, 2000) p.206
>昔中国では、国民が皇帝の顔を見ることはいっさい禁じられていた。ところが
>その皇帝の鼻の長さがどれだけあるかということが問題になった。そしてこの答を
>出すため、役人が国中を駆けずりまわっていろいろな人から皇帝の鼻の長さが
>どれだけあると思うかを聞いて歩き、これを平均して答を出した、という話である。
>あれだけ大人数から聞いた長さを平均したのだから、さぞかし「正確な」答が出た
>だろうと思うと、それはとんでもない話だ。どんなに広範囲の人間の意見であろう
>が、正確にそのものを見ていない人の意見などいくら平均してみたところで、正確な
>知識を得るには何の役にも立ちはしないのだ。
関連:
松岡正剛の千夜千冊『ご冗談でしょう、ファインマンさん』
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0284.html
<3>
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▼長浜市
http://www.mapion.co.jp/c/f?grp=all&uc=1&scl=1000000&el=136%2F16%2F06.499&pnf=1&size=500%2C500&nl=35%2F22%2F04.435
琵琶湖東岸。米原の近く。
関連:
長浜市役所ホームページ
http://www.city.nagahama.shiga.jp/
<4>
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▼北清事変における多国籍軍としての日本軍
http://www.business-i.jp/news/book-page/debut/art-20041123165256-VZDFIBHSFU.nwc
>支援群[:陸上自衛隊第一次イラク復興支援群] の番匠幸一郎群長は出発前、
>「武士道の国から来た自衛官らしく規律正しく堂々と任務を遂行しよう」と
>訓示していたという。その真意は、「北清事変の際、日本が多国籍軍に参加。
>規律正しく、誠実で、ほかの国の軍隊の模範であった」ことを例に、
>「武士道とは公に奉仕する気持ちで、真の勇気と礼節を尊び、恥ずかしくない
>行動をとること」であった。
関連:
己の敵を誇れ
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0407253.html#3
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0407253.html#3
(真の武士にとりては、死を急ぎもしくは死に媚びるは等しく卑怯であった)
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0403090.html#1
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0403090.html#1
<5>
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▼複雑なことを理解せしめるものは単純なものとの類似にほかならない
「所詮、人は己の知ることしか知らぬ」
「機動戦士ガンダムSEED」PHASE 50 における ラ・ウル・クルーゼ の言葉。
http://www.st.rim.or.jp/~r17953/impre/Anime/Gun/Seed/S_5.html
( http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/wn-c_0406140.html )
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/wn-c_0406140.html
に、よく似た言葉:
ポアンカレ著・吉田洋一訳: 改訳 科学と方法 (岩波文庫, 1953) p.47
>複雑なことを理解せしめるものは単純なものとの類似にほかならないのである。
関連: ポアンカレについて
http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0412040.html#4
−移転→ http://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0412040.html#4
┃ 注: 本テキストは、メールマガジンのバックナンバーではありません。
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