「機械の美しさ」 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/inw_0312020.html#4 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/4_inw_0312020.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/inw_0312020.html#4 機能美のいい例が載っていた。
>日本の消費者がそれら[:陶芸や和包丁など]の機能にも徹底的にこだわること >から、ここには物の品質の「世界標準」がある、と感じた。 > だからいま、[ゴルフ]クラブにも和包丁のような機能美を盛り込み、 >「日本市場で認められれば、世界に通用する」と考える。 キャロウェイゴルフ副社長 リチャード・ヘルムステッター氏。 朝日新聞 2003.12. 6 土曜版be b1面 http://www.be.asahi.com/20031206/W11/0019.html より。 さて、 >このとき、『用の美』だとか、『機能的なものは美しい』だとか、『桂離宮』 >だとか、そんな言葉が頭をちらちらかすめていたように思う。 立花隆 著 : ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術 ・驚異の速読術 (文藝春秋, 2003) p.446 より。 >生命の歴史における勝者は、いつも大きなポテンシャルをかかえた、「無用の用」 >「無駄の効用」を大事にする存在だった。生命世界はいつも不測の事態で >いっぱいだから、無用を徹底的に省いた桂離宮的存在は、あっても簡単に滅亡して >しまったのである。 立花隆 著 : ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術 ・驚異の速読術 (文藝春秋, 2003) pp.462-463 より。 機械が生物なみになるには、大きな潜在性が必要だと。 機能の潜在性でいえば、昆虫は潜在性が少ない。昆虫は体を単純化させることに より、繁栄している。外骨格、そして細胞まで直接空気を届ける呼吸方式 * である 以上、体を大きく 即ち 器官を複雑化することができない/複雑化すると不利なのだ。 * http://www.pteron-world.com/topics/anatomy/respratory.htm もちろん成功している生命である以上、多様性・潜在性を持ち合わせている。 それは DNA にだ。どのような生物でも、発現する DNA は全体のごく一部に 過ぎない。 余談: 単純化により成功した昆虫のような機械として思い出した機械: 第2回高専ロボコン(1989年) 準優勝 詫間電波高専「C.K.1号」 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0312140.html#3 −移転→ http://takagi1.net/g-sys/inw2/3_za_0312140.html −移転→ https://takagi1.net/webcic/lib/inw2/za_0312140.html#3 $/delete$