4. 情報管理の道具を使う

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1章、2章、3章で得られたテキストデータを管理する道具――情報システムについて説明します。情報システムは、主に2つの部分からなります。

4.1 ローカル用システム

主に2つの部分からなります。

(1) ツリー型テキストエディタ「メモ鉄

「スタジオ鉄」さんによって開発された、テキストファイルを表示・編集・管理するソフトウェアです。複数のテキストファイルの内から、すばやくテキストファイルを切り替えて表示させ、編集することができます。操作画面例

ここでは、複数の内容を1つのテキストファイルに記載しています。梅棹 忠夫「知的生産の技術」において良くないものだとされている「大学ノート方式」がとられているわけですが、紙の大学ノートとは異なり、切り取り・貼り付けが自由にできるために、文章を徐々に生成する場になっています。

検索は、「メモ鉄」の検索機能に加えて、2.「Google デスクトップ」によって、強力に実施できます。

内容同士のネットワーク化は、内容そのものをコピー・切り取り・貼り付けして、1ヶ所に集めることによって実現できるのはもちろんのことですが、異なるファイル同士であってもアンカーを記載することによって実現できます。アンカーの使い方に関しては、アンカー作成くんを参照ください。

(2) デスクトップ検索「Google デスクトップ

(1)「メモ鉄」が対象にしているテキストファイル群に加えて、パソコン内のあらゆるファイルを対象に、全文検索を実施することができます。

4.2 Web用システム

「Web用システム」 *1 は、「無窮ナレッジ」と呼んでいるものです。それに関わる思想は次の2点です。

(1) 公開せよ

1. で整えた情報は、早い段階で、2.に移して、公開します。万人がアクセスできるWeb上に制限なしに公開することで、「基本2. 情報の再利用可能化」が完成します。

(2) 死蔵を防げ

検索システムの整備を中心に、死蔵を防ぐことに留意しています。

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脚注

*1 : 「Web用システム」は、以下の部分から成ります。システムに関しては、「私が年末にやっていたこと、知識管理システム「無窮ナレッジ」」を参照ください。