特にこれといった目的なしに本を探す場合、本に関する情報は、以下の2つから得ます:
ソーシャルブックマークの日本における代名詞である「はてなブックマーク」の人気エントリーと注目エントリーの書評ページのブックマークをチェックします。
主に、小飼 弾 氏の404 Blog Not Foundの書評エントリーが対象になります。
「読みたい」と思ったならば、bookというタグをつけてブックマークします。
日経新聞をとっていますが、本に関する広告や書評を読んで、「読みたい」と思ったならば、そこを破りとります。
なかには、エッセーのなかで本が紹介されていて、それを買いたくなることもあります(例: 池田 潔「自由と規律―イギリスの学校生活」)。
目的が先にあり、それを達成するための本を探す場合は、次の2つの手段を使います。
主に次のサイトを使います:
Webcat Plus では、アマゾンよりも多くのヒット件数が得られますが、ヒットした本が手に入らない可能性があります。古本屋(日本の古本屋など)で手に入るかもしれません。古本屋でも手に入らなかったら、近くの図書館に所蔵されているかを検索します。
アマゾンで見つからない場合は、Googleブック検索。それでも出てこないならば、Googleで検索します。
技能を身につけるための本を探すには、その技能の習得者に聞くのが良いです。
例: 可読性の高いプログラミングに関して書かれたお奨めの本を紹介してください。.. - 人力検索はてな
ブログに、その本に関するエントリーを作ります。
例: 梅田 望夫「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」
内容は、以下が2項目が主です:
インターネットを通じてその本の存在を知った場合には、そのページへのリンクも張ります。
なお、その本を購入および読了したときには、その日付をエントリーに記します。
躊躇せずに買います。これが一番大事です。「本に金を惜しむな」というのは、私の中学時代からの友人の言葉です。
ほぼ全ての本はネット書店で購入しています。
これまで使ったことがあるネット書店を以下に記します。
私が本を読む場所は、通勤中の電車の中と、休日に自室の中、の2つです。通勤中に読む本は、小説でなく、且つ、文庫・新書であるものに限っています。
本を読む上での、重要なツールは、付箋です。
読書における付箋の用途は2つです。
付箋を気になった場所の傍に貼って、あとで見返しができるようにします。線を引くという方法に比べて、以下の利点があります:
付箋をはると文面が隠れてしまうという欠点がありますが、なるべき小さな付箋をつかうことで欠点の影響を最小化しています。
付箋は2種類を用意していて、それぞれを使い分けます。
樹脂製の付箋
43mm×6mm 程度の蛍光色透明の樹脂製の付箋です。
内容が気になった場所に貼っていきます。
他の本と、同じ内容、あるいは逆の内容の記述は特にマークします。本と本との関係性(相互テクスト性)を認識する上で重要だからです。、
紙製の付箋
50mm×7mm 程度の紙製の付箋です。目立たない色(黄色・黄緑色)あるいは白色の端だけ赤色のものを使います。
以下のような場所に貼っていきます。
付箋をしおり代りにします。一行単位で読んだ位置を記録できるのことが利点です。
付箋は読書するときには必ず使うものなので、本の扉ページに貼って、持ち歩いています。かばんに入れていたのでは、それを取り出す際に思考が分断されてしまうからです。
また、読書時に付箋を切らすことがないように、筆入れに付箋の束を入れて予備にしています。
本を読み終わったら、付箋を貼ったところを読み直します。
そして、特に重要だと思ったところはテキストファイルに書き写します。本の書誌情報(著編者、題名、出版社、出版年号[版次])とページ数を附し、さらにその本に関するブログエントリー(2.参照)へのリンクをつけます。
なお、書き写しの際に役に立つのが、ブックチェア(書見台)です。本を開いたままで固定できるので、両手でのキーボード操作が全く妨げられません。これが手元にない状態では書き写し作業をする気が起きない程に、便利な道具です。
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