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エヴァンゲリオンの作り方 1. 防壁
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防壁として次の方法を考えた。
1.1 静電磁吸着防壁
1.2 タングステン殻防壁
以下の案もあったが、不採用となった。
1.3 氷結防壁
1.4 霧吹き防壁
静電気力(クーロン力)および磁力によって、外表面に外部環境固体を吸着して、
再生可能な防壁にするものである。
以下の利点がある。
・再生可能。
・外部メンテナンス不要――外部に可動機構がない。
・高い密閉性――防壁維持のために内部に物質を取り込む必要がない。
また、物質を外部に放出する必要がない。
以下に回路図の概略を示す。
フレーム構成材 : 低透磁率、高強度な絶縁体。
高圧電源 : 高電圧を生じさせる電源装置(静電気発生器)。遮断器や制御回路を
内蔵する。電極端子のほかに、通信用とエネルギー供給用の
光ファイバー端子をもつ。光ファイバーは絶縁体であり、電位が
異なる空間の間の通信・エネルギー供給に使える。
大電流電源 : 大電流を生じさせる電源装置。スイッチや制御回路を内蔵する。
電極端子のほかに、通信用とエネルギー供給用の光ファイバー
端子をもつ。
通常電源 : 通常の電圧・電流を生じさせる電源装置。スイッチや制御回路を
内蔵する。電極端子のほかに、通信用とエネルギー供給用の
光ファイバー端子をもつ。
電磁石 : 磁気を生じさせる。鉄芯(なお、材料は鉄とは限らない。高透磁率、
高強度なもの)は、静電気力の極を兼ねる。
ヒータ : 電磁石の鉄芯の磁化を解くために用いる。
>> 参考: 1.1.1 静電磁吸着防壁の発想元、及び似たもの
フレームに固定されていないタングステン製の球殻。対徹甲弾を意図している。
各属性は次の意味をもつ。
フレームに固定されていない : 敵弾の衝撃を躱すため。*
タングステン : 高い硬度をもつ。
球殻 : 幾何学的な剛性に加えて、敵弾の衝撃を躱すため。中心を少しでも外れた
徹甲弾は、球殻を捉えられない *。
現在の主力戦車の装甲は平面的であるが、これは交換式の装甲ユニットを
装着するためである。旧西ドイツ陸軍・レオパルドII戦車(Leopard 2, 1979年)
以前の戦車の砲塔には丸みがつけられていた ** 。
* 避弾経始:ひだんけいし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BF%E5%BC%BE%E7%B5%8C%E5%A7%8B
** 情報源:
江畑謙介 : 兵器の常識・非常識 上 (並木書房, 1998) p.49.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1210.html
外表面に氷単体あるいは固体成分を含んだ氷を付着させて、再生可能な防壁に
するものである。
当初 * は有力な方法だった。しかし、内部からの排熱に難が生じるため、以降は
不採用になっている。
この方法は、独自に考えたものであったが、後に、ハバクック計画
(Project Habbakuk)として第二次世界大戦中に計画されていたことを知った。
氷山空母 - Wikipedia 2007年5月27日 18:28 の版
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B7%E5%B1%B1%E7%A9%BA%E6%AF%8D
>氷山空母(ひょうざんくうぼ)とは、氷で巨大な氷山を作り、その上面や内部を
>加工して陸上機も運用可能な洋上基地、あるいは自力走行が可能な巨大航空母艦に
>したもの。イギリスのジェフリー・N・パイクが考案した。
>材料は「パイクリート」と呼ばれる水とパルプの混合物を凍らせたもので、
>通常の氷より強度や融点が高い性質を持つ。鉄材で骨組みを作り、装甲に氷を
>利用。動力を供給して自走可能にする構想も練られた。損傷を海水を凍らせて
>回復させる事も考えられた。
* 「EVA 900's 開発計画」当時。 >> 参考: 0.1 1998年から2000年に至る詳細
小さな水滴を多く含んだ空間を機体周囲に発生させる。光線兵器の軌道を曲げ、
威力を減じることができる。
当初 * は有力な方法だった。しかし、連続放水のために水を外部から内部に
取り込む必要があり、同時に敵勢力の侵入を許す可能性があるため、以降は
不採用になっている。
なお、本防壁によって発生させる、光線兵器の軌道を曲げる"大気の揺らぎ"に
対して、現在の技術はそれを考慮したうえの照準合わせが可能である。詳しくは、
以下の記事を参照のこと。
ボーイング、エアボーンレーザーを関係者に公開
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/wm-c_0611110.html#1
−移転→ http://takagi1.net/ezhtml/inw3/wm-c_0611110.html#1
* 「EVA 900's 開発計画」当時。 >> 参考: 0.1 1998年から2000年に至る詳細
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