評価・状態: 得られるものが秀逸・多量な本★★★
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「真」「善」「美」と、適切な解答を導き出す仕組み --- 関連: 善と真記事ページ
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質問ドライブ記事ページ 発行: 2008年04月05日梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) pp.208-209. 知識は、リンクによってつながれたノード群であり、静的である。 よって、辞書の編纂者は最高の著作家ではなく、百科事典の編纂者は最高の哲学者ではない。 質問によって、知性体は、リンクを通じてノード間を走り回り、時にオーバーランして、新たなリンクやノードが生まれる。 関連: 無知の知 http://mkynet.hp.infoseek.co.jp/webcic/lib/inw2/za_0504022.html#4 |
金じゃないんだ。時間と情報なんだ記事ページ 発行: 2008年04月06日これ読んで「転職考えろ」とか言ってるやつってアホだろ - I 慣性という名の惰性 I いや、違うんだ。 金じゃないんだ。時間と情報なんだ。 梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.201.
勝間 和代 : 効率が10倍アップする 新・知的生産 (ダイヤモンド社, 2007) p.28.
YouTubeをはじめとする動画配信サイトは時間の節約に役立ち、CGMサイト(: Consumer Generated Media )やマッシュアップサイトは情報能力を向上させる。 動画配信サイトの実際的使用は、テレビ局とそれに絡みつく前世紀的商業集団から、民の時間を解放する。 CGMサイトは、草の根の情報を吸い上げる。 そしてマッシュアップサイトは、情報の二線、三線の交差点を求解して民に提示する自動機械である。 堀 栄三 : 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫, 1996) p.51 堀 栄三 : 大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫, 1996) pp.330-331.
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偉大な一個人が真に自由に活動するための方法: 自らを国家と為せ記事ページ 発行: 2008年04月06日
● Web2.0 時代以前の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法
● Web2.0 時代の、偉大な一個人が真に自由に活動するための方法 方法: 自らを国家と為す。 基盤と自由環境の相反に対する解決策が、「自らを国家と為す」ことである。 その手段として、Web2.0的なシステムがある。 野望ある個人に、Web2.0 は、国家機能を提供する。 参照: 金じゃないんだ。時間と情報なんだ (野望なき個人に、Web2.0 は、時間と情報を提供する) そして、Web2.0 を率いる高位の人々は、おそらく、前時代において「自由で、良い国家を形成する」事業に取り組んだ人々と同じ気持ちをもって Web2.0的なシステムを思案し、形成し、運営していることだろう。 梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.180. 動画配信サイトは、個人に強力な広報能力を持たせた。 CGMサイトとマッシュアップサイトは、草の根の情報を吸い上げ、情報の二線、三線の交差点を求解して個人に提示する自動機械である (参照: 金じゃないんだ。時間と情報なんだ)。前時代において、このような情報(諜報)は、国家しか得られなかった。 |
IT革命の本質は、自由の追求である記事ページ 発行: 2008年05月20日
2007年にこのような文章を書いた。 この前言を撤回し、代わって、次を主張する。 『 IT革命の本質は、自由の追求である。 』 以下、 1. Web2.0 における「自由の追求」 2. Web2.0 以前における「自由の追求」 3. インターネット出現以前における「自由の追求」 と歴史をさかのぼりながら、民生化した情報技術が、自由を実現する基盤技術であることを示す。 これは、情報技術の劇的な向上である IT革命 の本質が、自由の追求 *1 であることを示す。 1. Web2.0 における「自由の追求」Web2.0 は、野望ある個人に国家機能を提供する。国家は、個人の自由に対抗して存在し *2 、また個人はそれに大いに依存している。Web2.0 によって国家機能を得た個人は、国家への依存を減少させ、さらなる自由を得る。 詳細は、以下のエントリを参照のこと。 偉大な一個人が真に自由に活動するための方法: 自らを国家と為せ 2. Web2.0 以前における「自由の追求」Web2.0 以前の IT革命世界でも「自由の追求」は見られた。 わかりやすい例では、個人がパソコンで公開鍵暗号を使える暗号ソフトウエア Pretty Good Privacy (以下、PGP と記す)がある。 PGP は民間人が使用できる暗号ソフトだが、その暗号の解読は、国家であってもきわめて困難であり、PGP による暗号の大量使用は、検閲を不可能にする。 PGPの開発者 フィル・ジマーマン (Philip Zimmermann) は、「自由」を意識しており、以下のように書いている。 サイモン・シン=著, 青木 薫=訳 : 暗号解読―ロゼッタストーンから量子暗号まで (新潮社, 2001) p.392.
3. インターネット出現以前における「自由の追求」インターネット出現以前から存在する情報インフラに図書館がある。国立国会図書館は、 真理がわれらを自由にする を設立の基本理念とする。公共図書館の最大の役割はインフォームド・シチズンの育成と維持なのだ。 「真理が」どのようにして「われらを自由にする」のか。その疑問の答えは「ファクト・ベースの意思決定」*3 である。 脚注*1 自由は、古来より個人に存在していたものではない。 一般個人には、自主的な心さえない、と考えられた時代もあった。 *2 筆者は国家の存在に反対しているわけではない。しかし、能力あふれるものが、特定の側面において規制されていることは事実である。 特定の側面における規制が個人にとって -10、 他の側面における支援が個人にとって +100 で、 トータルでは +90 となり、支援側におつりが生じているのだろう。 しかし、それでも -10 は存在するのだ。 *3 ファクト・ベースの意思決定。以下を参照のこと。 梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) pp.105-106.
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ネットの新サービスのプレゼン大会「WISH2009」が開催されます記事ページ 発行: 2009年08月13日
お盆明けの金曜日 8月21日に、東京・九段にて、ウェブ上で提供される新サービスや新端末のプレゼンテーション大会イベント「WISH2009」が開催されます。 概要名称 : WISH2009 日時 : 2009年 8月21日(金) 19時〜22時 場所 : 東京都千代田区 ベルサール九段 参加費 : 3,000円 主催 : アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 参加申し込みや詳細は、イベント公式サイト「WISH2009 ウェブの未来を担う可能性を発掘・共有・応援」をご覧ください。 なお、本ブログは、「WISHサポーター」として、このイベントの告知などに無償で協力させていただいています。 それは、「アテネの学堂」に関連して、読んでいた徳力さんのブログ記事「日本のウェブの残念度を下げるために、私たちができそうな7つのこと+α : tokuriki.com」が、このイベントの発端になっていることを知ったからです――日本型アテネの学堂を目指す「WISH2009」のお知らせ - Tech Mom from Silicon Valley を通じて。 |
「王の知性」が「民の知性」を制御できないように、 「好奇心 、多分ね」記事ページ 発行: 2016年09月24日
3つの知性、すなわち |
「ガンダム00」#25「刹那」: パラノイアだけが生き残る記事ページ 発行: 2008年03月30日
パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る。――アンディ・グローブ ならば、アルヴァトーレの残りのGNドライヴもバックパックという形で、「金色のジム」のエネルギー源として使えると思った。それだけのエネルギーを使いこなす武装がないのかもしれない。あるいは、武装があっても、近接戦闘では役に立たないのかもしれない。 しかし、GNドライヴ、そして、GN粒子の汎用性の高さからいって、残りのGNドライヴを生かす方法がなにかあったはずで、それを実装できなかった/実装しなかったのは準備不足、あるいは勝利の確信が強すぎたからではないか。 対して、エクシアに実体剣 * を搭載していたトレミー組は、準備がよい。 * ハイテク同士の戦闘の最後に役に立つのは、ローテクなのか。 関連: プラントと兵器システム http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0706300.html#1 PHASE-42「自由と正義と」2005/ 8/ 6 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-22.html |
Aクラスの人は、Aクラスの人と一緒に仕事をしたがる記事ページ 発行: 2008年05月11日梅田 望夫 : ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! (文藝春秋, 2008) p.93. 劉向=撰, 高木 友之助=訳注: 説苑 (明徳出版社 中国古典新書, 1995) p.64. 訳注者による解説より。
関連: 有能な対象に対する嫌悪、別解釈 http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1105.html |
梅田 望夫「シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土」記事ページ 発行: 2010年02月03日
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タイムマネジメント記事ページ
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「意味のないことをやる」ということに対して、緊張感をもって生きる記事ページ
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