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                                                    処理: 2008/04/10
 ■ 雑リーフ ■
 
<1>技術と科学
<2>道徳教育が同和にハイジャックされた
<3>ピストン作用
<4>戦闘開始前は、有視界で。「国籍確認は事実上視認するしかない」
<5>山内 明日 嬢
 
 
<1>
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▼技術と科学
 
(この文章は、技術の地位が科学のそれと同等であるという考えのもとに書いています)
 
  科学
  ↓
  技術
  ↓
  人工物
 
ではない。
 
  人工物⇔技術⇔科学⇔自然世界
 
なのであって、世の中をよくする人工物を中心に捉えれば、
 
  人工物
  ↓
  ├─→技術  
  ↓  ↓
  技術 科学
  ↓  ↓
  ├←─技術
  ↓
  人工物
 
なのだ。
 
以下、理由。
 
● (少なくとも古典的には)技術が科学の土壌になる
 
ヘンリー・ペトロスキー=著, 中島 秀人・綾野 博之=訳 : 橋はなぜ落ちたのか
―設計の失敗学 (朝日選書, 2001) p.110.
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1730.html 
 
> 数学者や科学者達が必ずしも思い出したがらない事実だが、技術の相当数は
>まず成功した後にその理論的理解が生まれたのである。もちろん古典的な例は
>蒸気機関であり、熱力学の工学が成立するはるか以前にそれは発明され、高度の
>信頼性にまで発展した。実際、動く蒸気機関という人工物自体が、その動作に
>ついての理論を呼び起こしたのである。
 
● 技術者は人工物に挑戦する
 
以下の引用の工学者は、技術者に読み替えることができるはずだ。
 
ヘンリー・ペトロスキー=著, 中島 秀人・綾野 博之=訳 : 橋はなぜ落ちたのか
―設計の失敗学 (朝日選書, 2001) p.110.
 
>実際、自然世界が自然科学者や物理学者に挑戦し続けてきたのと同様に、人の手で
>設計された常に進歩する人工物の世界は、いつも工学者に挑戦し続けることを
>期待されてきたとまでいうことができるだろう。
 
  関連:
  第1種基礎研究の出力は著作権によって守られ、第2種基礎研究の出力は特許によって守られる
  http://nhm.blog75.fc2.com/blog-entry-192.html 
 
● 技術者も意義のある文章を遺せる
 
  関連:
  技術者の書き物
  http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1825.html 
 
● 二又部分について
 
技術は、1次要因による相関を好む。
 
よって、技術の成果は漸進的である。人工物の跳躍を狙うと、高次で影響を与える
2次要因の影響が支配的になり(:いままで2次要因であったものが1次要因となり)、失敗する。
 
また、1次要因の入れ替わりを検出するため、弛まぬ人工物史の観察と技術内容の
発展が必要である。
 
科学は、2つ以上要因による相関を厭わない。
 
よって、成果の跳躍が可能である。しかし、それ故、その人工物に関わる仕事はすぐに
なくなり、人工物史の継続的な観察ができない。
 
 
<2>
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▼道徳教育が同和にハイジャックされた
 
らばQ : 「神はいない?」偉人たちの無神論的な50の格言
http://labaq.com/archives/50944400.html 
 
>アーサー・C・クラーク(Arthur C. Clarke)
>50.「人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ」
 
「道徳教育が同和にハイジャックされたことだ」
 
関連:
充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない
http://www.h5.dion.ne.jp/~wing-x/ezhtml/inw3/za_0702150.html#2 
−移転→ http://takagi1.net/ezhtml/inw3/za_0702150.html#2 
 
アーサー・C・クラーク「地球幼年期の終わり」
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1283.html 
 
 
<3>
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▼ピストン作用
 
井手 靖雄, 池田 秀 & 龍 秀夫, 省エネ型の順風道路の流力基礎研究,
ながれ, 24, 177-184 (2005).
http://www.nagare.or.jp/nagare/24-2/24-2-g01.pdf 
 
>走行するクルマのピストン作用で約 7 〜 9 m/s の順風がトンネル内に発生し,
>この結果,10 km の従来の高速道路走行に比べ,順風道路走行では省エネ率
> 33 〜 38 %(省エネ動力 2,900〜 3,300 kW )の流力的目途を得た.
 
 
<4>
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▼戦闘開始前は、有視界で。「国籍確認は事実上視認するしかない」
 
中村 秀樹: 本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種 (光人社NF文庫, 2006) p.243.
 
> これからは第二次大戦のような世界規模の戦争は起こらないだろうから、
>わが国と敵国にそれぞれの同盟国を加えても、せいぜい数ヵ国のみが交戦国と
>なるだろう。世界の残り百数十ヵ国は中立国で、中立国船舶は原則として(...)
>攻撃できない。敵味方中立国艦船が混在する戦場で、攻撃目標を識別する手段は
>あるのだろうか。現在の技術では国籍確認は事実上視認するしかない。
>敵味方識別装置は、(装置を搭載した)味方かそうでないかしか判定できない。
 
中村氏は、防衛大学校18期。護衛艦隊幕僚・潜水艦艦長・幹部学校教官を経て、
防衛研究所戦史部を最後に退官。
 
中村氏は、「無人機を飛ばすことは有効」(p.244) だとしている。
 
関連:
中村 秀樹「本当の潜水艦の戦い方―優れた用兵者が操る特異な艦種」
http://star1ban.blog18.fc2.com/blog-entry-1482.html 
 
 
<5>
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▼山内 明日 嬢
 
山内明日 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%86%85%E6%98%8E%E6%97%A5 
 
KASD(京都建築大学校) の CM って、この娘なんだ。
 
Rainbow Tomorrow−山内明日@放映新社-
http://yaplog.jp/meibi/ 
 
 
┃ 注: 本テキストは、メールマガジンのバックナンバーではありません。
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