燃料電池ワールド Vol.2327 (2017/04/10 08:58)

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□燃料電池ワールド Vol.2327
■2017年04月10日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog
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2017/03/09 小池百合子東京都知事、燃料電池バスを試乗〈PT〉

〔訳注〕時事通信(JIJI Press)発:3月21日から東京の通りを走る水素燃料電池バスで軽くドライブした小池百合子(Yuriko Koike)東京都知事は、乗り心地は「静かで快適だ」と語った。小池都知事の試乗は3月6日(月)、新しいサービスの開始を宣伝する一環として行われた。2台の水素燃料電池バスは、東京駅と、江東区の東京ビッグサイト展示場間を走る予定。東京都がオリンピックを主催する2020年までに、都は民間分も含めて、100台の燃料電池バスの導入をめざしている。

2017/03/09 マグナ・インターナショナル社、第87回国際ジュネーブ自動車ショーで燃料電池車を展示〈PT〉

〔訳注〕ザイラウフ(SAILAUF、ドイツ)発:マグナ・インテーナショナル社(Magna International Inc.)は、今年の国際ジュネーブ自動車ショー(International Geneva Motor Show)で、実走用の「FCREEV(フューエルセル・レンジ・エクステンデッド電気自動車)」コンセプトカーだけでなく契約製造の専門知識も展示する予定である。ショーは3月7日から19日まで行われ、マグナ社の展示はホール6の6261ブースである。契約製造業者としての車両の製造は、マグナ社の事業の重要かつ唯一のものである。新型BMW5シリーズは、オーストリアのグラーツ(Graz)にあるマグナ社シュタイアー(Steyr)組立ラインで大量生産される予定で、2017年春から開始される。小型で高価なSUV/クロスオーバー車の完全電気自動車ジャガー I-Pace(Jaguar)は、2018年初頭から従事する。マグナ社は、燃料電池レンジ・エクステンダー(fuel-cell range-extender)のコンセプトで実証されているように、自動車産業における将来性の高い駆動コンセプトの開発と製造のパートナーとして強力な地位を築いている。

2017/03/09 化学研究者の新しい、より環境に優しい触媒の検索は大きな実を結ぶことができる〈PT〉

〔訳注〕ラトガース大学(Rutgers University)発:ニュージャージー州立ラトガース大学ネットワーク(Rutgers University-Newark)のHuixin Heのような化学者は、金属触媒の環境的に持続可能な代替物を探している。Heと彼女のチームは、炭素で作業しているが、グラフェン(grapheme)は触媒的に活性ではない。これを解決するために、彼女たちはリン(phosphorous)を使った。実験の過程で、彼女たちは答えを見つけた。それは「液体フィチン酸(liquid phytic acid)」で、それを1分間未満でマイクロ波で処理すると、触媒的に活性な黒っぽい煤状のフレーク状物質に変換された。結果は有望なので、彼女たちのチームは仕事をさらに進めるように励まされている。

2017/03/09 パワーセル社とニンバス社、水素と燃料電池でボートの動力を強化することを調べる〈PT〉

〔訳注〕北欧の燃料電池企業パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)とニンバス・ボート・スウェーデン社(Nimbus Boats Sweden AB)は、燃料電池を装備してニンバス305クーペ(Nimbus 305 Coupe)を電化するためのパートナーシップに関する覚書(Letter of Intent)を結んだ。両社は、実現可能性の調査、デモ船の建設、商業化のための工業化という3つの段階で協力が構成されている。

■2017年04月07〜09日のWEB LINK NEWS
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2017/04/07 研究開発費の大きい会社ランキング(東洋経済オンライン)

 東洋経済オンラインは上場企業の本決算における研究開発費を調べ、トップ300社をランキングにした。どんな会社が積極的に研究開発におカネをかけているのか、売上高、従業員数の企業規模と併せてご覧いただける。

 1位はトヨタ自動車で1兆0556億円。自動車業界ばかりか、日本企業全体を代表するメーカーだ。そのトヨタが年間に投じる研究開発費はランキング中、ただ1社だけ1兆円を超えており、まさにケタ違いだ。先端を走るハイブリッド車(HV)関連のほか、燃料電池、自動運転など環境対策やネット対応に向けて取り組むべき課題が多いために、巨額の費用を研究開発に投じている。

 2位はホンダの7198億円、3位は日産自動車の5319億円と大手自動車メーカーが続いた。トヨタには及ばないが、自動車は日本企業が世界でトップを争う数少ない産業分野。さまざまな分野で最先端技術のスピード感を伴う研究開発が求められており、それが世界で通用する基盤になっていることを示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170407-00166463-toyo-bus_all

2017/04/07 【上海モーターショー2017】トヨタ紡織、極上の移動空間を提供するコンセプトシートなど出展へ(レスポンス)

 トヨタ紡織は、4月19日から28日に開催される「上海モーターショー」に出展する。

 そのほか、C-HRや新型プリウス、BMW i8に採用されたシート、燃料電池自動車 MIRAIに搭載された内装品や燃料電池関連部品、トヨタ紡織グループが中国で提案し生産するクラウン、カムリおよびレビンのシート、内装品などを紹介する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170407-00000031-rps-ind

2017/04/09 国土交通省、電気バスやFCタクシーを導入する事業者を支援…導入費用の3分の1(レスポンス)

 国土交通省は、電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池バス、燃料電池タクシー、超小型モビリティの導入を支援する「地域交通グリーン化事業」の2017年度第1回公募を実施中だ。

 国土交通省では、自動車を活用した地域の実情を踏まえた多様な交通サービスの展開や、他の地域や事業者による導入を誘発・促進するため、運送事業者などが電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池バス、燃料電池タクシー、超小型モビリティを導入する場合、必要な費用を、「地域交通グリーン化事業」として補助している。

 補助を希望する事業者は4月21日までの公募期間中、事業計画書を提出して申請する。

 提出された事業計画書は、内容を外部有識者が評価し、その結果を踏まえて補助対象事業を認定する。

 補助率は電気バス、プラグインハイブリッドバス、燃料電池バス、燃料電池タクシー、超小型モビリティと、付随する電気自動車用充電設備などの導入費用の3分の1、設備の工事費は上限額以内で全額を補助する。

 燃料電池バスは、補助対象となる車両本体価格の上限を1億円とする。電気バスについては、補助対象となる車両本体価格の上限を8000万円とする。

 電気タクシー、プラグインハイブリッドタクシー、電気トラックは、普及が進んできていることから、補助対象事業の認定を受けなくても補助金の交付申請ができるようになった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170409-00000005-rps-ind

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