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□燃料電池ワールド Vol.2317
■2017年03月27日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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2017/02/24 フュエルセル・エナジー社、燃料電池を使うコネチカット州電力網弾力性向上提案法案を賞賛する〈PT〉
〔訳注〕ダンベリー(DANBURY、コネチカット州)発:フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、コネチカット州下院法案7036を賞賛する。この法案は、コネチカット州の電力業者に配電システムの信頼性を向上させる目的で燃料電池発電所を取得することを可能にして、その上、事業者が高価な分配システムの改良を避けるか、伸ばすことができるという提案法案である。この提案は、既存のインフラと、利用されなくなった工業用地のような現場を効率的に利用するための条項を含んでいる。2月21日に開かれた公聴会で述べられた事業者や他の利害関係者からの支持的な意見は、クリックして入手できる。
2017/02/24 研究者は10倍効率のよいセラミック燃料電池を発見〈PT〉
〔訳注〕東亜日報(Donga.com)発:韓国の研究者グループは、次世代のグリーン・エネルギー源であると考えられている燃料電池の効率を最大化する方法を見つけた。この研究チームを引っ張る高麗大学機械工学科(Department of Mechanical Engineering of Korea University)のジム・ジュンヒョン(Shim Jun-hyeong)教授は2月23日(木)、韓国科学技術研究所(Korea Institute of Science and Technology:KIST)上級研究員(senior researcher)ソン・ジウォン(Son Ji-won)が指導する他チームと協力して、効率を最大10倍に向上させたセラミック燃料電池(ceramic fuel cell)を開発したと発表した。セラミック・ベースの燃料電池は通常800〜900℃の高温で作動するが、この燃料電池は摂氏400度で作動する。研究チームは、水素イオンの中で高い導電率を示す代表的な材料であるジルコン酸バリウム(barium zirconate:BZY)を薄膜にすることで効率を高めた。研究成果は2月23日に発刊された雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に掲載された。
2017/02/24 トヨタ、燃料電池バスを東京都に届ける〈PT〉
〔訳注〕豊田市(Toyota City、日本)発:トヨタ自動車(Toyota Motor Corporation)は、トヨタ・ブランドで販売する燃料電池バスを初めて東京都交通局(Bureau of Transportation)に届けた。この燃料電池バスは形式名称をトヨタFCバス(Toyota FC Bus)と言い、3月に都営路線バスとして、同月配達予定の2番目のバスとともに運行される。トヨタは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に、東京エリア内に100台以上のFCバスを導入する計画である。都市部におけるFCバスの利用の増加は、FCバスを公共交通機関の一形態として利用することに対する一般の理解度を高めることに役立つと期待されている。
2017/02/25 プラグパワー社、ポータブル水素燃料電池駆動照明塔でアルカトラズ島国立公園を明るく照らす〈PT〉
〔訳注〕ダリン・ペインター(By Darin Painter)発:カリフォルニア州のアルカトラズ島(Alcatraz Island)は、豊かで確固とした歴史を持っている。かつては南北戦争の要塞と悪名高い刑務所だったが、現在は毎日5000名の観光客が訪れる国立公園になっている。このことは、観光客が去った後に、夜にはいつもメンテナンスが行われることを意味している。プラグパワー社(Plug Power)のパートナーであるラクスファー・ジーティーエム・テクノロジーズ社(Luxfer-GTM Technologies)は、ゼロセット・ライト(Zero-Set Lite)と呼ぶポータブル水素燃料電池駆動照明塔(portable hydrogen fuel cell-powered light towers)を提供している。塔は内部電源として、プラグパワー社のゲンシュア(GenSure)燃料電池を使っている。ゼロセット・ライトは、最大36時間の連続LED照明を提供するために、カリフォルニア州で増加する燃料供給ステーションのいずれかから購入された水素燃料を使用する。
■2017年03月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2017/03/24 千葉・松戸で水素公用車が始動(産経新聞)
松戸市で水素を燃料に使う、燃料電池自動車(FCV)の公用車が走り始めた。昨年3月、県内2カ所目の専用水素ステーションが市内六高台に開設され、燃料補給体制ができたことから、東葛地域自治体で初めての導入となった。
車種はホンダの「クラリティ FUEL CELL(フューエル セル)」。定員5人で外観は通常の自動車と変わらないが、ガソリンや軽油燃料と違って二酸化炭素を排出しない。3分間で圧縮水素が「満タン」に充填(じゆうてん)でき、約750キロメートル走行できるという。
白い車体に青く「MATSUDO CITY(マツド シティー)」と書かれ、イベント会場などで水素エネルギーをPRする。
5年間のリースで、費用は月額約11万円という。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000022-san-l12
2017/03/24 タニタ 燃料電池式アルコール検知器、レンタル専用で導入促進(SankeiBiz)
健康計測機器メーカーのタニタが昨年12月から開始した燃料電池式アルコール検知器のレンタルサービスが好調だ。外回り営業などで車を使用する企業ドライバーのアルコール測定や管理が低コストで手軽にできるためだ。最近ではアルコール依存症患者を扱う医療機関や駅と施設を結ぶ自家用送迎バスのドライバー、レンタカー会社への利用も広がっており、当面、年間1万台の契約を目指している。
レンタル期間は1年間または測定回数上限まで。料金は測定回数500回モデルが1万5000円、2000回モデルが2万円で、従来製品「アルブロFC?1000」を購入する場合に比べて半分のコストで導入できるという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170323-00000003-fsi-bus_all
2017/03/26 災害時に活躍の特殊車両を展示、愛知・岡崎(
CBCテレビ)
災害時に活躍する特殊車両などを間近で見られるイベントが26日、愛知県岡崎市で開かれました。
給水車から水を汲む体験や、燃料電池自動車の電力で沸かしたお湯でコーヒーをいれる実演なども行われ、訪れた人は、万が一の事態に備えてじっくり見学していました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00002226-cbcv-soci
2017/03/26 どうなる宇宙の「絆」 スペワ閉園でピンチ? 北九州市八幡東区と鹿児島・南種子町(西日本新聞)
新しい絆として注目するのが「水素」
92年4月、同区の八幡中央区商店街協同組合と南種子町商工会が、宇宙でつながった縁を人の交流や特産品の販路拡大に生かそうと、「姉妹縁組」を締結。
94年8月には高田正稔八幡東区長(当時)が南種子町に柳田長谷男町長(同)を訪ね、友好協定「南種子町・北九州市八幡東区スペースフレンドシップ宣言書」に署名した。「宇宙のまち」として、「より深い実りある交流を将来にわたり継続」すると約束した。
河口課長が「宇宙」に代わる新しい絆として注目するのが「水素」。ロケットの発射に液体水素を使うため、南種子町の水素消費量は日本一多いという。一方、八幡東区では2010?14年度、住宅や企業に水素を供給して電力を賄う実証実験が行われた。
「今年は旧八幡市の市制施行100周年。小学生たちと一緒に八幡に行きたい」。河口課長は交流継続に意欲を示している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00010000-nishinpc-soci
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