燃料電池ワールド Vol.2312 (2017/03/17 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2312
■2017年03月17日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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2017/02/16 ハイベロシティ・プロジェクト、グローニンゲンの燃料電池電気バスのための新しい実証サイトを開始〈PT〉

〔訳注〕ブリュッセル(Brussels)発:ヨーロッパの都市で燃料電池電気バスと、それに関連する水素燃料補給インフラの配備の促進を目的としているハイベロシティ・プロジェクト(High V.LO-City project)は、オランダのグローニンゲン(Groningen)の燃料電池電気バスのための新しい実証サイトを立ち上げる。グローニンゲン・サイトは、アバディーン(Aberdeen)、アントワープ(Antwerp)、サンレモ(San Remo)に続くハイベロシティの4番目の展開サイトである。オランダのバス運営会社QBuzz社は、グローニンゲン地域での活動を実施するために1月1日、ハイベロシティ・プロジェクトに参加した。この地域バス運行社は、普通のディーゼル・バスと交代する予定の2台のバンホール社(Van Hool)の燃料電池電気バスを配備する。同時に、既存のパートナーのピットポイント・クリーン・フュエルズ社(PitPoint Clean Fuels)の役割は、このプロジェクトを拡大することである。ピットポイント社は、関連する水素燃料補給ステーションを建設・運営する。オランダの化学メーカー、アクゾノーベル社(AkzoNobel)は、パイプラインによる水素をピットポイント社に供給する。この水素はアクゾノーベル社の塩素生産による副産物である。

2017/02/16 プラグパワー社の燃料電池、メリーランド州の米国郵政公社のフォークリフト艦隊で発電〈PT〉

〔訳注〕レーサム(LATHAM、ニューヨーク州)発:プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、米国郵政公社(United States Postal Service:USPS)から授与された契約を結んだ。それは、クラス1腰掛けカウンターバランス・トラックのための36基のゲンドライブ(GenDrive)水素燃料電池ユニットと、クラス3パレット・ジャッキ用の49基のゲンドライブ水素燃料電池ユニットを、彼らの物流運搬艦隊に配備する。加えてプラグパワー社は、5年間のゲンコア(GenCare)サービス契約のもとで製品の全メンテナンスを提供する。

2017/02/20 インテリジェント・エナジー社、アメリカのラクスファー・ジーティーエム・テクノロジーズ社と燃料電池モジュールを提供する定置用電力契約を締結〈PT〉

〔訳注〕ラフバラ(LOUGHBOROUGH、イギリス)発:インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は、統合型燃料電池製品を確保する開発の戦略的関係拡大の一環として、アメリカのラクスファー・ジーティーエム・テクノロジーズ社(Luxfer-GTM Technologies)と定置用電力契約(stationary power deal)を締結した。最初の600ユニットは、インテリジェント・エナジー社の低消費電力1kW級燃料電池モジュール(Fuel Cell Modules:FCM)をラクスファー・ジーティーエム社の「ゼロセット・ライト(Zero-Set Lite)」携帯ゼロ・エミッション照明塔に統合することであり、また、ラクスファー・ジーティーエム社の国際的な製品販売を手伝うために、インテリジェント・エナジー社のモバイル・グローバル・ネットワークで引き受ける予定である。

■2017年03月16日のWEB LINK NEWS
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2017/03/16 綱島に開発中の「Tsunashima SST」に水素ステーションなど開業 /神奈川(みんなの経済新聞ネットワーク)

 綱島に開発中の「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン(Tsunashima SST)」(横浜市港北区綱島東4)内に、「横浜綱島水素ステーション」とショールーム「スイソテラス」がオープンした。

 「スイソテラス」は水素の特性を紹介するシアターや水素充?(じゅうてん)体験コーナーなどを設置して、未来の水素社会に向けた情報発信拠点としている。営業時間は火・木・土曜の13時?16時(土曜のみ10時?)。入館無料。「Tsunashima SST」は2018年開業予定。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000053-minkei-l14

2017/03/16 東邦ガス、「エネファーム」の余剰電力買い取り(時事通信)

 東邦ガスは16日、家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム typeS」で発電した余剰電力の買い取りサービスを始めると発表した。「typeS」を導入し、買い取りサービスを利用すると、年間の光熱費が平均的な一般家庭で約7万4000円節約できるという。6月1日から開始する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000028-jijc-biz

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