燃料電池ワールド　Vol.２３００ (2017/03/01 08:30)

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□燃料電池ワールド　Vol.２３００
■２０１７年０３月０１日発行

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2017/02/07　ホライゾン社の空冷式燃料電池、世界中の電気バスに電力を供給〈ＰＴ〉

〔訳注〕シンガポール（SINGAPORE）発：ホライゾン・フュエルセル・テクノロジーズ社（Horizon Fuel Cell Technologies）は、燃料電池システムを簡単でより手頃なものにするために、燃料電池航続距離延長システム（range extenders）の戦略を変えた。同社は、ブラジルの２０１６年リオ・オリンピック（Rio Olympics）で燃料電池バスに電力を供給した数カ月後に、北ヨーロッパのクリーンな輸送で水素の可能性を実証するオランダ企業に燃料電池航続距離延長システム製品を提供した。水素実証参加者であるHolthausen Waterstof-Centrumは、実用的で費用対効果の高い燃料電池を求めて、ホライゾン社と彼らの「水素バス」プロジェクトで協力した。Holthausen Waterstof-Centrumはまた、オランダ北部の運河観光ボートに燃料電池を組み込み、歴史的な運河ボートに強力な持続可能性要素をもたらした。近年、ホライゾン社の科学者やエンジニアは、空冷式高分子電解質型スタック（air-cooled PEM stack）の電力制限でガラス天井を取り除くための技術を開発し、高電力ニーズに対応できるシンプルでコスト効率の高い燃料電池の電力を提供することで戦略を変えた。ホライゾン社はすでに、複数のモジュールで６０ｋＷに達するシステムを提供しており、ほとんどの車載適応に充分である。

2017/02/07-2　コネチカット州、サウスウィンザー町の燃料電池用地にグリーンな光明を与える

〔訳注〕サウスウィンザー（SOUTH WINDSOR）発：昨年早々に、サウスウインザー町（South Windsor）とエバーソース社（Eversource）間で始まった進行中の論争で、コネチカット州公共事業規制当局（Public Utilities Regulatory Authority）あるいはＰＵＲＡはサウスウィンザー町に有利な判決を下した。当局は、エバーソース社は町と同意して、修正された電力購入協定（power purchasing agreement：PPA）を受け入れなければならないと裁定した。電力購入協定は５ＭＷの燃料電池と映画スタジオ・プロジェクトの開発に重点を置いている。２０１３年にエバーソース社とＣＴＳエナジー社間で協定が結ばれたが、ＣＴＳエナジー社は昨年、サウスウィンドー町にこの協定を委譲した。同年、燃料電池メーカーのクリアエッジ・パワー社（ClearEdge Power）が破産して、問題化した。町政担当者のマシュー・ギャリガン（Matthew Galligan）は「ＣＴＳエナジー社（CTS Energy）はスタジオの開発を決定した後、契約を断念した。この協定に規制当局は最終的に意見を異にした」と語った。エバーソース社は以前のノースイースト・ユーティリティ社（Northeast Utilities）である。

■２０１７年０２月２８日のＷＥＢ ＬＩＮＫ ＮＥＷＳ
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2017/02/28　特にありません。

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