燃料電池ワールド Vol.2298 (2017/02/27 09:40)

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□燃料電池ワールド Vol.2298
■2017年02月27日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog
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2017/02/03 サザンカンパニー社、国際エネルギー機関水素実施協定のメンバーになる〈PT〉

〔訳注〕ワシントン(WASHINGTON)発:国際エネルギー機関(International Energy Agency:IEA)は、アメリカのガスと電気公益事業が結合したサザンカンパニー社(Southern Company:SO)の水素実施協定(Hydrogen Implementing Agreement:HIA)への加入を発表した。国際エネルギー機関は、水素の研究、開発、実証で世界最大かつ最も長くグローバルに協力している組織であり、この協定のメンバーとしてサザンカンパニー社は、アウトリーチ活動とともにさまざまな種類の研究や分析評価に参加することができる。

2017/02/06 AFCエナジー社、最高執行責任者の任命を発表〈PT〉

〔訳注〕AFCエナジー社(AFC Energy)は、AFCエナジー社の取締役会の最高執行責任者(Chief Operating Officer of the Company:COO)としてジム・ギブソン(Jim Gibson)の任命を直ちに発表することを喜ばしく思う。AFCエナジー社は、実績のあるアルカリ型燃料電池システムの商業科を決定しているので、化学部門の経営管理と事業開発におけるジムの豊富な経験は重要である。

2017/02/06 フュエルセル・システムズ社、2016英国のベスト燃料電池企業に選出〈PT〉

〔訳注〕フュエルセル・システムズ社(Fuel Cell Systems Ltd)は、2016年クリーン・エナジー賞の一環として、グローバル・エナジー・ニュース・マガジン(Global Energy News Magazine)による「英国のベスト燃料電池企業(Best Fuel Cell Company ?― UK)」として発表された。この賞は、クリーン・エナジー解決策の開発と実施をめざして努力していることに対して報い、評価することを意図している。

2017/02/06 ボストンで初の燃料電池バスがヌベラ社によって燃料を充填された〈PT〉

〔訳注〕ゼロ・エミッション燃料電池バスは、連邦交通局(Federal Transit Administration:FTA)がスポンサーのプロジェクトの一環としてボストン(Boston)の公共交通機関に参加した。このバスは、マサチューセッツ湾交通局(Massachusetts Bay Transit Authority:MBTA)に最終的に配送される前に、ビルリカ(Billerica)のヌベラ社(Nuvera corporate)本社で完全な燃料供給を受けた。ヌベラ社水素ステーションは、石油の使用を減らし、水素を使ってより環境に優しい経済を成長させるためのプログラムを完成させる。

■2017年02月24〜26日のWEB LINK NEWS
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2017/02/24 24日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊工業】
◆トヨタ、水素供給網 愛知県などと連携 再生エネ活用(1)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000001-jijnb_he-bus_all

2017/02/24 エネファーム累計販売400台に 日本海ガス(北國新聞社)

 日本海ガス(富山市)は23日、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が1月末時点で400台になったと発表した。このうち半数以上が、エネファームと太陽光発電などの再生可能エネルギーを組み合わせた「ダブル発電」を採用しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00457004-hokkoku-l17

2017/02/24 アップル新本社に世界最大級の屋上メガソーラー(スマートジャパン)

 アップルは再生可能エネルギーを100%利用する新本社「Apple Park」に4月から入居を開始する。カリフォルニア州のクパチーノ(Cupertino)市にある現在の本社から2キロメートルほど東に建設中で、敷地面積は70万平方メートルに及ぶ。建設工事は今夏まで続く予定だが、4月から半年以上をかけて移転作業を進めていく。

 このメインビルディングには世界で最大級の設備が2つある。1つは屋上に設置した太陽光発電システムだ。建物の面積は26万平方メートルあって、その屋上に太陽光パネルを設置した。発電能力は合計で17MW(メガワット)に達する。さらにバイオガスで発電する燃料電池システムと蓄電池を備えて、太陽光で発電できない時でも再生可能エネルギーの電力を供給できる。

 アップルは燃料電池システムのメーカーを公表していないが、カリフォルニア州の新本社に導入する燃料電池も同じブルーム・エナジー製を採用した可能性が大きい。発電能力は4MWである。どのような種類のバイオガスを利用するかは不明だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000013-biz_it_sj-bus_all

2017/02/24 トヨタブランドのFCバス1号車、東京都へ販売…都営バスとして3月より運行(レスポンス)

 トヨタ自動車は、トヨタブランドで販売する最初の燃料電池バス(FCバス)を東京都交通局へ納車した。今回納車したFCバス(トヨタFCバス)は、3月に納車予定の2台目と合わせ、3月より東京都営バスとして運行される予定だ。

 トヨタは、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京を中心に100台以上のFCバス導入を予定。今後、市街地を走行するFCバスが増えるにつれて、公共交通手段としてのFCバス活用について、一般社会からの理解が高まることを期待している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000029-rps-bus_all

2017/02/24 【全文】小池都知事「上が変わらないとこの国は変わらない」プレミアムフライデーに言及(ログミー)
燃料電池式の都営バスが運行開始

 それから今度は、ガラリとテーマが異なりまして。日本で初めての市販車での燃料電池バスによる都営バスの運行開始についてお知らせをいたします。交通局でありますけれども、これまで燃料電池バスの技術開発に協力をいたしてまいりましたが、それがいよいよ実を結ぶということであります。

 それで市販化される燃料電池バスを2台導入をしたところでございますけれども、これを運行開始に先立って3月6日の月曜日にバスの整備場、そして水素ステーションも視察すると同時に、このバスに私も試乗しようと。みなさんもどうぞお乗りください。

 営業の運行日ですけれども、3月21日の火曜日から。東京駅から銀座、勝どきなどを経て東京ビックサイトに至るルートでとなります。この燃料電池バスの導入見通しでありますけど、2020年。つまり東京大会、都営バスを含めまして、100台以上の燃料電池バスの導入を目指しております。

 まさにスマートシティの実現の一端を担ってくれるかと思います。都営バスについては最大70台の導入を目指しております。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00010000-logmi-soci

2017/02/24 【スマートエネルギーウィーク2017】ホンダ、クラリティ フューエルセル など出展へ(レスポンス)

 ホンダは、3月1日から3日まで東京ビッグサイトで開催される「スマートエネルギーウィーク2017:第13回 国際 水素・燃料電池展」に出展。燃料電池自動車(FCV)『クラリティ・フューエル セル』や「スマート水素ステーション(SHS)」などを展示する。

 ブースではこのほか、V2L(Vehicle to Load)対応可搬型外部給電器「パワー エクスポーター9000」、V2H(Vehicle to Home)対応DC普通充電器「パワー マネージャー」など、FCVなどの電動モビリティから外部給電を可能にする製品を展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000035-rps-bus_all

2017/02/24 神戸製鋼、水素ステーション用オールインワンパッケージを米国向けに販売開始(レスポンス)

 神戸製鋼は、米国向け水素ステーション用オールインワン コンパクトパッケージ「HyAC mini-A」を開発し、2月より販売を開始した。

 同社は2014年より国内水素ステーション向けに、高圧水素圧縮機、冷凍機、蓄圧器をセットにした「HyAC mini」を販売しているが、新製品はFCVへの充填機であるディスペンサーを新たにセット。水素の圧縮からFCVへの充填まで可能としたほか、設置面積も10%削減させた。国内メーカーで海外の水素ステーション向けに水素圧縮機およびその他機器を販売するのは同社が初となる。

 米国では現在、カリフォルニア州を中心に25箇所の水素ステーションが設置されている。さらに、2024年までには累計100か所以上の設置が計画されるなど、水素社会の実現に向け着実にインフラ整備が進んでいる。神戸製鋼では、米国カリフォルニア州にある圧縮機関連の子会社と協力し、現地での拡販を進めていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170224-00000027-rps-bus_all

2017/02/25 燃料電池バスを全国初運行へ 都営バス、3月21日から(朝日新聞デジタル)

 東京都は24日、トヨタ自動車が販売した燃料電池バス2台を、3月21日から都営バスに導入すると発表した。これまで実験車両の運行はあったが、市販車の燃料電池バスの運行は全国初で、本格導入になる。東京駅―東京ビッグサイト間を往復する。水素を燃料とし、走行中は二酸化炭素をまったく出さないため環境に優しい。トヨタによると、200キロ以上の連続走行が可能という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170225-00000010-asahi-soci

2017/02/25 日本の水素ビジネス 東京五輪が問う官民の本気度(NIKKEI STYLE)

 東京を水素社会のショーケースにしよう――。燃料電池車(FCV)を世界で初めて市販化した日本では、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて関連産業の種まきが進む。ただ、FCVの市販直後に比べて、消費者の関心が薄れるなど減速感も強い。産業として確立するためにも、官民の本気度が問われている。

 「水素は政策的後押しで手が届くエネルギーになった。再生可能エネルギーの調整弁になることも五輪で訴え、産業をつくっていきたい」。小池百合子都知事は意気込む。

 ただ都の構想に対し、事業者や消費者は、FCV「ミライ」が発売した2年前の熱気はない。

 16年11月29日に都が開いた「水素社会の実現に向けた東京推進会議」。委員の一人である、ガソリンスタンド(GS)運営、垣見油化(東京・千代田)の垣見裕司社長はこう発言した。「業界向けに2年前は水素をテーマに2時間の講演依頼があった。今は10分も話せば十分といわれる」

 会議では水素エネルギーの今後を危ぶむ声が相次いだ。「大量輸送の前に、需要と供給のバランスが先だ」(神戸製鋼所)、「20年までにFCバス用の水素ステーションは着実に整備できるのか」(トヨタ自動車)

 水素ステーション設置には、道路から距離をとるなどの規制が多い。国には規制緩和を求める声が強いが、この2年間で目立つ進捗はなかった。ガソリンスタンドの5倍とされる設置コストもネック。普及を促すには助成拡充も期待される。

 官と民の取り組みは、鶏と卵の関係だといえる。五輪開催時に遺産(レガシー)を残せなければ、水素エネルギーは過去に何度か訪れたブームの繰り返しで終わりかねない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170225-00000008-nikkeisty-bus_all

2017/02/26 都営FCバス、東京駅丸の内南口?東京ビッグサイトで運行開始 3月21日より(レスポンス)

 東京都交通局は、トヨタ自動車の燃料電池バス(FCバス)2両を導入し、市販車では日本初となる路線バス営業運行を3月21日から開始すると発表した。

 運行開始路線は都05系統の東京駅丸の内南口?東京ビッグサイト。燃料電池バスの運行情報は、都バス運行情報サービス(tobus.jp)のラッピングバス検索「FCバス」で確認できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00000002-rps-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆FC EXPO 2017?第13回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:3月1日(水)?3日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/

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