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□燃料電池ワールド Vol.2297
■2017年02月24日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2017?第13回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:3月1日(水)?3日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/
■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog 〉
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2017/02/02-1 バラード社、ドイ・ローン・リーを取締役会に任命〈PT〉
〔訳注〕バンクーバー(VANCOUVER、カナダ)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、当社はドイ・ローン・リーさん(Ms. Duy-Loan Le)を2月1日付けで取締役会(Board of Directors)に任命したと発表した。リーさんは、市場をリードする組織で33年間のキャリアを終え、テキサス・インスツルメント社(Texas Instruments Incorporated)(時価総額75億ドル)のシニア・フェロー(Senior Fellow)に選ばれた初の唯一の女性として2015年に退職した。リーさんは最近、ナショナル・インスツルメント社(National Instruments)とイーシリコン社(eSilicon)で取締役会のメンバーとして働いている。彼女は、両社の報酬委員会(compensation committee)の議長を務めている。
2017/02/02-2 電子スピンを制御することで水分解をより効果的にする〈PT〉
〔訳注〕水分解による水素生成の主な障害の一つは、過酸化水素(hydrogen peroxide)が形成されることである。このことは、反応の効率安定性と生成の安定性に影響する。アイントホーフェン工科大学(Eindhoven University of Technology)とワイツマン科学研究所(Weizmann Institute)のドイツとイスラエルの研究者は、反応における電子のスピンを制御することに成功し、それによって過酸化水素の生成をほぼ完全に抑制している。彼らは、今週発行された雑誌「アメリカン・ソサイェティ(American Society)」で公表した。水素の効率的な生産は、太陽エネルギーによる水分解の方法を開く。
2017/02/02-3 燃料電池触媒供給業者パハリト・パウダー社、100回目の顧客出荷を完了〈PT〉
〔訳注〕アルバカーキ(Albuquerque、ニューメキシコ州アメリカ)発:パハリト・パウダー社(Pajarito Powder)は本日、エンジニアド・カーボン・サポート(Engineered Carbon Supports:ECS)および貴金属フリー(precious-metal-free:PMF)の触媒材料の100回目の出荷を完了したと発表した。これは、燃料電池電気自動車と他の燃料電池製品の燃料電池産業のために、エンジニアリングド・カーボン・サポートと貴金属フリーの触媒を提供するリーダーであるパハリト・パウダー社にとって重要な出来事である。
2017/02/02-4 ノースビルのユナイテッド・リバーヘッド・ターミナル社で計画されている燃料電池発電所〈PT〉
〔訳注〕リバーサイド・ニュース・レビュー(Riverside News Review)発:1.4メガワットの燃料電池発電所が、ミシガン州ノースビル(Northville)にあるユナイテッド・リバーヘッド・ターミナル社(United Riverhead Terminal:URT)の一部で提案されている。燃料電池の設置は、クリーンな基幹電力を生産するために使われる。それは、地域の電力網に給電するPSEG???―LI社によって、そしてURT社のタンク暖房システムを拡げるために燃料電池が生成する熱を利用するURT社によって使われるだろうアプリケーション状態である。このプロジェクトは、非準拠使用の延長を検討されるので、リバーヘッド町評議会(Riverhead Town Board)から特別許可が必要とされている。しかし、この土地のゾーニングを巡って、提案された用途は許可されていない。燃料電池の設置はURT社が所有する土地に置かれる間、ダンベリー(Danby)にあるフュエルセル・エナジー社(Fuel Cell Energy)が所有する。
2017/02/02-5 マリエスタード水素燃料補給ステーションがスウェーデンで開設〈PT〉
〔訳注〕今、あなたはマリエスタード(Mariestad)水素燃料補給ステーションで、あなたの燃料電池自動車を充填することができる。スウェーデンの拡張水素インフラへの最近の追加は1月31日に、バガーデン(Hagg〓rden)で落成した。
■2017年02月23日のWEB LINK NEWS
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2017/02/23 東レ、FCV向け炭素繊維部材増産 50億円以上かけ愛媛に新設備(SankeiBiz)
東レは22日、愛媛工場(愛媛県松前町)で燃料電池向けの炭素繊維部材を生産すると発表した。50億円以上をかけ、炭素繊維をシート状にした「カーボンペーパー」の新設備を導入、電極の材料として2018年5月から生産する。燃料電池車(FCV)の普及に対応するのが狙い。
東レは現在、滋賀事業場(滋賀県大津市)でカーボンペーパーを少量生産し、トヨタ自動車が14年12月に発売した「ミライ」などのFCVに採用されている。
国内外の自動車メーカーが20年ごろにFCVの新モデル投入を予定するなか、需要がさらに増えるとみて本格量産に乗り出す。今回導入する設備は、滋賀事業場の約5倍の生産能力を持つという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000012-fsi-bus_all
2017/02/23 「日本飛行機の父」二宮忠八の夢を空へ―― 19世紀の模型飛行機を人力飛行機に再設計し飛ばす愛媛大学の計画(ねとらぼ)
二宮忠八は愛媛県出身の航空機研究者。1891年に、日本で初めてゴム動力の模型飛行機「カラス型飛行器」を飛ばすことに成功しています。その後人間を乗せて飛べる複葉機「玉虫型飛行器」を開発しますが、完成前にライト兄弟の有人飛行実験成功を知り、研究を断念しました。
愛媛大学航空力学研究会(通称:二宮翔会)は、二宮が開発した2機の設計図の情報を入手し、その遺志を継いで人力飛行機化を立案。玉虫型は構造が複雑で重くなるため不向きと判断し、構造が簡単なカラス型を再設計した「平成カラス1号」で挑戦を始めました。
以降、機体のマイナーチェンジを繰り返し、2010年には自己最高の飛行距離769.7メートルを記録。その後動力の搭載が提案され、2013年にはバッテリー搭載の10号、2014年には燃料電池を搭載した11号の飛行実験に及んでいます。
2010年以降記録が頭打ちになっていたことから、同研究会は設計に大幅な改革が必要と判断。新素材や再生可能エネルギーなどの最新技術を導入した「平成カラス12号」の開発に着手しました。目標は低翼型人力飛行機の日本記録、飛行距離1.6キロの突破。成功すれば、低翼機の可能性を広げることになるとしています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170223-00000028-it_nlab-sci
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