燃料電池ワールド Vol.2296 (2017/02/23 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2296
■2017年02月23日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://merumaga.fuelcellworld.jp/

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆FC EXPO 2017?第13回[国際]水素・燃料電池展?【再掲】
◇会 期:3月1日(水)?3日(金)
◇会 場:東京ビッグサイト
◇主 催:リード エグジビション ジャパン 株式会社
◇共 催:水素エネルギー協会(HESS)、燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇詳細は、http://www.fcexpo.jp/

■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog
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2017/02/01 EMSA、海運業の燃料電池使用に関する研究を発表〈PT〉

〔訳注〕船舶Eビジネス規格協会(EMSA:Marine E-business Standards Association、日本語訳を探したが見つからないので直訳)の海運業における燃料電池の使用についての研究は、欧州委員会(the Commission)の合意とEU加盟国の支持のもと、船舶規格などの制定も行うDNV GLとの緊密なパートナーシップで検討したこの機関の主導権の結果である。燃料電池技術への密接な依存と水素燃料問題の進展にもかかわらず、LNG、メタノールおよび他の低引火点燃料を利用するさまざまな方法が現在、存在している。船舶Eビジネス規格協会は欧州委員会の支援のもとに、燃料電池のための対策が本文の新しい部分として含まれる「ガス燃料船舶の国際安全規則(International Code of Safety for Gas-fuelled Ships:IGF Code)」第2段階の検討に参加している。

2017/02/01-2 カリフォルニア大学アーバイン校、バス艦隊を電気および燃料電池自動車に転換〈PT〉

〔訳注〕アーバイン(Irvine、カリフォルニア州)発:カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)は、バスを全電動艦隊に転換する全米初の大学キャンパスとなる。学生による資金提供を受けて運営されているアントイーター・エクスプレス(Anteater Express)交通システムの定期往復便(shuttle)サービスは、BYD(Build Your Dreams)から1500万ドルで20台のバスを獲得している。学部生は、バス購入費やその他の費用をまかなうためにカリフォルニア大学アーバイン校の学生自治会(Associated Students of UCI)に四半期ごとに最高40ドルを支払うことを申し出た。個別の乗り物は無料である。

2017/02/01-3 エヌイーエル社の一部門が多目的水素燃料補給ステーションの発足を発表〈PT〉

〔訳注〕オスロ(Oslo)発:エヌイーエル社(Nel ASA)の一部門であるエヌイーエル水素燃料補給(Nel Hydrogen Fueling)は本日、一つの給油モジュール(one fueling module)に接続された三つまでの別個のディスペンサーを含む多目的水素燃料補給ステーションの発売を発表した。この新世代多目的燃料補給ステーションであるH2ステーション(H2Station)は、3台までの水素ディスペンサーを操作でき、水素自動車、バス、トラック、フォークリフトに燃料を供給できる。

■2017年02月22日のWEB LINK NEWS
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2017/02/22 22日の朝刊(都内最終版)☆1(時事通信)
【日経】
◆車中核部品に炭素繊維 骨格や燃料電池 東レが新工場(1)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000000-jijnb_he-bus_all

2017/02/22 CO2回収・貯留の実証試験が進む、2030年までに石炭火力発電所に適用(スマートジャパン)

 環境省は大量の二酸化炭素(CO2)を回収して地中に貯留する「CCS(CO2 Capture and Storage、CO2回収・貯留)」の取り組み状況をまとめて2月20日に公表した。その中でCCSの実用化に向けて主要な技術や建設用地を確保しておく「CCS Ready」の重要性を強調している。

 現時点で商用レベルのCO2分離・回収設備を導入することが決まっている石炭火力発電所は2カ所ある。1カ所は瀬戸内海に浮かぶ広島県の大崎上島(おおさきかみじま)で実施する「大崎クールジェンプロジェクト」である。中国電力と電源開発が国の支援を受けて2012年度から取り組んでいる。

 このプロジェクトでは石炭からガスを発生させて高効率に発電できる「IGCC(石炭ガス化複合発電)」の実証試験を皮切りに、第2段階では発電に伴って排出するガスからCO2を分離・回収する。分離・回収設備の実証試験は2019年度に開始する予定だ。さらにCO2と同時に水素(H2)を回収して燃料電池で利用する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000007-biz_it_sj-bus_all

2017/02/22 リチウムイオン電池の大容量化に産業廃棄物を活用した新たな道筋(Impress Watch)

 東北大学多元物質科学研究所 西原洋知准教授、京谷隆教授および、大阪大学産業科学研究所 松本健俊准教授、小林光教授らの研究グループは、産業廃棄物のシリコン切粉を、高性能なリチウムイオン電池負極材料にリサイクルする方法を開発したと発表した。

 近年、リチウムイオン電池は、スマートフォンやノートPCなどのモバイル電子機器だけでなく、ハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池自動車などの新型自動車にも搭載されるようになり、エネルギー密度の向上が強く求められている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00000059-impress-sci

2017/02/22 山口県予算案6809億円、財政立て直しへ(宇部日報)

 一方で施策に関しては計画最終年度となる「元気創出やまぐち!未来開拓チャレンジプラン」の目標達成と地方創生の加速を柱に据えた。プランに基づき新たに中堅・中小企業への専門家派遣などによる事業継承総合支援事業(1181万円)、水素利活用のためのサプライチェーン技術開発支援事業(1億30万円)、若者と県内企業のマッチング事業(3944万円)、山口移住促進事業(4750万円)などに新たに取り組む。また来年、明治150年を迎えるのを前に薩長土肥フォーラムの開催など機運醸成のために明治150年メモリアル事業(3684万円)の予算を計上した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00010000-ubenippo-l35

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