燃料電池ワールド Vol.2290 (2017/02/15 08:56)

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□燃料電池ワールド Vol.2290
■2017年02月15日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■世界のヘッドライン〈PT→ http://merumaga.fuelcellworld.jp/index.php?QBlog
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2017/01/25 タタ・モーターズ社、インドで初めての水素燃料電池バスを発表〈PT〉

〔訳注〕Inday、プネ(Pune)発:世界のトラック・バス製造業者10社の一つであるタタ・モーターズ社(Tata Motors)は昨日、同社のプネ工場(Pune facility)で大規模公共輸送の未来を明らかにし、スマート・グリーン技術とモビリティ解決法への同社の取り組みを繰り返し述べた。タタ・モーターズ社はまた、都市間通勤のための国内初のゼロ・エミッション水素駆動型「スターバス・フュエルセル(STARBUS FUEL CELL)」バスを発表した。このバスは、インド宇宙研究機関(Indian Space Research Organisation)と共同で開発された。「スターバス・フュエルセル」は、インドのメーカーで初めてゼロ排気ガス排出のために水素ガスと酸素を結合させて、電気モーターに電力を供給するために水と熱を副産物として電気を生成する。

2017/01/25 SFCエナジー社、国際防衛軍に次世代燃料電池システムを配達したと発表〈PT〉

〔訳注〕ブルンタール&ミュンヘン(BRUNNTHAL, Germany & MUNICH)発:SFCエナジー社(SFC Energy)は、国際防衛軍(international defense force)に次世代燃料電池(Next Generation Fuel Cell:NGFC)システムを配達したと発表した。この配達金額は、60万ユーロである。次世代燃料電池システムは、地下の系統外防衛用途のために完全に統合された電源として、共同開発協定(joint development agreement:JDA)のもとで設計・開発された。ユーザーの最小限の介在で5年の間、固定された系統外の用途に自動的に電気を供給する。これは、潜在的で秘密のシナリオのための理想的な電源となる。上記の用途では、燃料電池は200リットル以上の燃料とともに地中に設置される。必要に応じて給油は地上から数分で行う。

2017/01/25 バラード社、北京のゼロ・エミッションバスのためにインロング社と燃料電池エンジンの初期販売をとりつける〈PT〉

〔訳注〕バンクーバー、カナダ&珠海市、中国(VANCOUVER, CANADA and ZHUHAI CITY)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、珠海インロング・エネルギー・グループ(Zhuhai Yinlong Energy Group)と最初の機器販売契約を締結したと発表した。インロング社は中国の主要なバッテリー電気バスメーカーで、10基の30kW級燃料電池エンジンFCベロシティ?MD(FCveloCity-MD)を購入する。バラード社は、北京(Beijing)で展開するインロング社のバスに統合するエンジンを2017年に配送する予定である。

■2017年02月14日のWEB LINK NEWS
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2017/02/14 μmレベルの精密加工と大型ワークに対応する精密加工機(MONOist)

 三菱重工工作機械は2017年1月26日、精密加工機「μV」シリーズの新機種「μV5」を発表した。各種精密加工部品やディスプレイ筐体を成形する大型の金型、燃料電池の主要部品であるセパレーター、回転機器のブレード加工など、さまざまな加工用途の需要に応える。

 μV5は2006年に発売されたμV1の加工精度を継承しつつ、テーブル作業面と加工ストロークを拡張した。自動車光学部品金型など、小径工具による微細な加工を必要とし、かつ大型化するワークをμmレベルの精度で加工できる。

 また、新たに開発した3万回転/分の高性能主軸に、特殊JET潤滑方式を採用。これは、主軸の内部と外筒へ機体温度に同調させた潤滑油を循環させるものだ。さらに、高解像度CCD(電荷結合素子)カメラが回転中の工具先端位置を正確に測定する独自の「撮像式工具測定システム」を搭載した。これによりμmレベルの切り込み量に対しても追従した精密加工ができる。

 機械本体は高剛性対称構造になっており、各軸をすべり案内面とすることで高い減衰性を備えた。同時に、熱剛性と機械剛性にも配慮し、多種多様な素材に対して最良の加工面品位を確保する。また各発熱源への冷却を徹底した結果、加工時の熱変位が最小限に抑えられ、長時間でも安定した稼働ができる。

 本体サイズは幅2760×奥行き2600×高さ2790mm、質量10.5トン。テーブルの作業面サイズは1050×550mmで、最大幅1050×奥行き700×高さ450mm、800kgまでの大型ワークに対応する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170214-00000016-it_monoist-ind

2017/02/14 世界を変える夢の物質「金属水素」の生成に成功――米ハーバード大が発表(HARBOR BUSINESS Online)

 米国ハーバード大学の研究チームは1月26日(米国時間)、世界で初めて「金属水素」の生成に成功したと発表した。論文は科学誌『Science』(27日発売号)に掲載された。

 金属水素は、私たちの周囲にもある水素に、とても高い圧力をかけることで金属にしたもの。約80年もの間、存在は予測されながらも実際に作り出すことはできず、「高圧物理学の聖杯」とまで言われていた。

 もし金属水素が実在し、なおかつ日常的に使えるようになれば、私たちのあらゆる生活を大きく変えることになるかもしれない。
◆金属水素への長い道のり
◆ついに成功か。成否はまだ不明
◆金属水素ができれば何ができるのか
◆教科書が書き換わる瞬間は見られるか
<文/鳥嶋真也>
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170214-00129461-hbolz-soci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました
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☆「平成28年度第4回コージェネレーション導入セミナー」・「水素エネルギー社会実現フォーラム」 http://www.f-energy.jp/cgs2016-4/ 【再掲】

 福岡水素エネルギー戦略会議・福岡県では、コージェネレーション(熱電併給システム)や燃料電池の認知度向上を目的として、「システムの特長」や「最新の技術・導入事例」、「国や県の導入支援制度」などを紹介する「コージェネレーション導入セミナー」と「水素エネルギー社会実現フォーラム」を開催します! コージェネレーションや水素エネルギーに興味のある皆様の参加をお待ちしております。
◇日 時:2月17日(金)13時00分?16時00分
◇会 場:吉塚合同庁舎 603会議室(福岡市博多区吉塚本町13?50)
◇入場料:無料(定員100名)<要事前申込>
◇セミナー内容
講演1:「コージェネレーションの普及に向けた取組」

  田代信二氏(経済産業省九州経済産業局資源エネルギー環境部資源エネルギー環境課課長補佐)
講演2:「LPガスを活用したコージェネレーションの特徴と最新の導入事例について」
  猿渡俊雄氏(一般社団法人福岡県LPガス協会業務課長)
講演3:「地方都市での賃貸共同住宅における燃料電池を利用したエネルギーの融通プロジェクト」
  中村義和氏(福岡県住宅供給公社建設事業部建設計画課課長)
講演4:「アイシン精機のエネファーム普及に向けた取り組み」

  栗田健志氏(アイシン精機株式会社エネルギー技術部コジェネグループ)講演5:「福岡県のエネルギー政策(コージェネレーション及び水素エネルギーの普及促進)」
  福岡県企画・地域振興部総合政策課エネルギー政策室
◇申込方法:右記URLから申込みください。 http://www.f-energy.jp/cgs2016-4/
◇締 切:2月15日(水)
◇問い合わせ先:
 <コージェネレーション導入セミナーに関すること>
  福岡県企画・地域振興部エネルギー政策室普及支援班

  TEL:092-643-3228 E-mail:energy@pref.fukuoka.lg.jp
 <水素エネルギー社会実現フォーラムに関すること>

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局(福岡県商工部新産業振興課水素班)
  TEL:092-643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は次世代の電力安定供給を推進する企業、新たに水素・燃料電池産業参入へ挑戦するベンチャー企業及び燃料電池及びそのシステムの開発を支える共通基盤的な研究と普及拡大を推進するために企業・大学・研究機関などオールジャパンで構成された技術研究組合の方々にそれぞれの取組みや皆様への提案などについて講演いただきます。
<開催要項>
◇日 時:2月21日(火)13:30〜17:00
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:講演は(質疑応答含む)
13:30〜13:40 主催者よりご挨拶
13:40〜14:40 『再生可能エネルギー電力の地産地消について』
  藤田 雅大氏(湘南電力株式会社企画営業課)
14:40〜15:10 『環境エネルギーベンチャー企業 水素・燃料電池産業参入への挑戦』
  原 真吾氏(株式会社ER SYSTEMS代表取締役)
15:30〜16:30 『FCVの開発と普及拡大に向けた動向及び新規参入のポイント』

  大仲 英巳氏(技術研究組合FC?Cubic専務理事 元トヨタ自動車株式会社 FC開発部部長)
16:30〜17:00 名刺交換会
◇申し込みはこちらから:

 メールの件名を「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)を記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:安藤、荻島、永井へ直接申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20170104.htmlkankyou@sic-sagamihara.jp  まで申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

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