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□燃料電池ワールド Vol.2277
■2017年01月27日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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■世界のヘッドライン
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2017/01/12 リンデ社、ミュンヘンに自社の水素燃料ステーションを開設〈PT〉
〔訳注〕ミュンヘン(Munich)発:テクノロジー企業のリンデ社・グループ(Linde Group)は、ドイツの水素燃料補給ネットワークの構築に投資を続けている。同社は、ミュンヘンの北17kmにあるウンターシュライスハイム(Unterschleissheim)の生産拠点をテスト・開発センターに改装した。燃料電池自動車の運転手は月曜から金曜の午前6時から午後10時まで、現地で環境に配慮した水素で燃料補給ができる。リンデ社水素センター(Linde Hydrogen Centre)は、10年以上にわたって水素供給所、技術試験センター、提案を行うところとして使われてきた。センターの3つの透明な円形部分を備えた印象的な建築は、水素の利点を実証する際だった背景を作り出している。
2017/01/12 マカフィ・エナジー社、ドイツのグループであるEnergiedienst社を支援するグリーン水素製造施設を設立〈PT〉
〔訳注〕ラ・モット=ファンジャ(La Motte-Fanjas、フランス)発:フランス東部のラ・モット=ファンジャに拠点を置くマカフィ・エナジー社は、ドイツのグリーン・エナジー企業であるEnergiedienst社に水素製造方法を提供し、その展開と運用上の使用を支援するために、2016年に第3の主要プロジェクトを獲得した。ドイツのバーデン・ヴェルテンベルク州(Baden-W〓rttemberg)にある水素発電のスペシャリスト、Energiedienst社の入札の要請は、エネルギーと産業分野の水素機器を設計、製造、統合するマカフィ・エナジー社が落札した。マカフィ・エナジー社は、Energiedienst社に1MW級の水素生成装置を供給してヴィレン(Wyhlen)水力発電所の敷地にグリーンな水素製造設備を設置し、支援する予定である。
2017/01/13 ユネスコ、初の水素船であるエナジー・オブザーバー号に乗船〈PT〉
〔訳注〕自然界からエネルギーを取り出すことは、未来のためのエナジー・オブザーバー号の理想像である。前例のない成果でこのボートは、さまざまな再生可能エネルギー源を組み合わせて海水から水素を生成し、船上に貯蔵する。この有望なエネルギーの構造は、温室効果ガスや微粒子を放出することなく、エネルギーが100%自律した航海を可能にすることを目指している。極限環境に浮かぶ実験室に乗船した旅行は、冒険を最初に夢見ていた人たち、海上のランナーで商船海軍将校のビクトリアン・エルザード(Victorien Erussard)、探検家でドキュメンタリー映画監督のジェローム・ドラフォス(J〓r〓me Delafosse)によって行われる。
■2017年01月26日のWEB LINK NEWS
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2017/01/26 横浜に低炭素マンション、エネファームを全66戸に採用(スマートジャパン)
明和地所(東京都渋谷区)は、東京ガスが販売するマンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」(マンション向けエネファーム)を、同社の分譲マンション「クリオ横濱綱島」(横浜市)の全66戸に採用する。明和地所がマンション向けエネファームを採用するのは今回が初めて。また同物件は、神奈川県で初めて、マンション向けエネファームを全戸採用したことによる低炭素建築物認定を取得した。
低炭素建築物は、「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」で定められ、建築物における生活や活動に伴って発生する二酸化炭素を抑制するための低炭素化に資する措置が講じられている建築物を指す。
明和地所では、東日本大震災以降、エネルギー利用や環境問題に対する意識の高まりを受け、今回クリオ横濱綱島の全戸に「停電時発電継続機能」を内蔵したマンション向けエネファームの採用を決めた。
同物件は、鉄筋コンクリート造・地上7階建て。マンション向けエネファームの導入に加え、太陽光発電や蓄電池を共用部に配し、「快適に暮らしながら、一次エネルギーの消費量を低減する住まい」の実現をめざした環境共生型集合住宅を計画した。エントランスから繋がる水盤や敷地全周の植樹、屋上緑化などの共用部分、風通しの良い住戸プランやグリーンカーテンを設置できる専用部分など、自然の力を利用したパッシブデザインを取り入れ、快適・節約・節電となるような住まいを提案している。販売は2017年2月中旬から開始する予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00000016-biz_it_sj-bus_all
2017/01/26 神戸製鋼、圧縮機事業を拡大(日刊産業新聞)
神戸製鋼所は圧縮機事業で大型ターボ圧縮機市場への参入により、既存分野のターボ圧縮機の需要取り込みを推進する一方、舶用バイナリー発電システム、水素関連ビジネス、CCS(二酸化炭素回収・貯留技術)など新規分野での事業育成を加速する。大型ターボ圧縮機参入では世界最大級の40MW(メガワット)試運転設備の本年4月完成を踏まえ、ギア内蔵ターボ圧縮機での市場取り込みを実践。汎用圧縮機も中国、東南アジアを中心とした販売網や拠点の整備、IoT(モノのインターネット)でグローバル展開を強める。短期、中長期での施策で、10年プランとして圧縮機事業の売上規模を非汎用、汎用の合計で現状比80%増の1500億円レベルを目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170126-00010000-sangyo-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆九州水素・燃料電池フォーラム/水素先端世界フォーラム2017【再掲】
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/1701/170112_2.html
http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2017/index.html
2月2日(木)、国内外の第一線の団体や研究者などが一堂に会する「九州水素・燃料電池フォーラム/水素先端世界フォーラム2017」を開催します。
今回は、米国エネルギー省(DOE)や経済産業省資源エネルギー庁から水素エネルギー普及への取り組みを講演いただく他、米国・欧州・国内の最前線で活躍されている講師陣から、FCVや燃料電池フォークリフト、水素材料、再生可能エネルギー由来水素製造に関する取り組みについて講演をいただきます。さらに、会場前では、九州内自治体や九州の水素関連事業者による、水素関連機器などを多数展示します。
翌日の2月3日(金)には、九州大学伊都キャンパスにて、世界各地の研究者が最新の研究開発成果を発表し、来るべき水素社会の展望について議論を行っていきます。
両日・両フォーラムとも参加費は無料です。水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。みなさまの参加をお待ちしています。
なお、1月30日〜2月3日の期間中は、「九州大学エネルギーウィーク2017」として様々なエネルギー関連イベントが開催されておりますので、併せてお知らせします。
http://www.congre.co.jp/q-pit/
プログラム:
◇日 時:2月2日(木)
◇場 所:アクロス福岡 イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)
※同時通訳あり(九州水素・燃料電池フォーラムは英語→日本語のみ)
◇参加費:入場無料(レセプションは別途)
【九州水素・燃料電池フォーラム】
9:30〜9:40 「開会挨拶」
?橋 直人局長(経済産業省九州経済産業局)、福岡水素エネルギー戦略会議(調整中)
9:40〜10:05 「水素エネルギーの現状と将来展望」
佐々木 一成氏(国立大学法人九州大学副学長兼水素エネルギー国際研究センターセンター長)
10:05〜10:25「水素社会の実現に向けた取組の加速(仮題)」
山澄 克氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギーシステム課課長兼水素・燃料電池戦略室室長)
10:25〜10:35「九州地域での水素関連プラットフォーム構築に向けて(仮題)」
庵原 一水氏(デロイトトーマツコンサルティング合同会社パブリックセクターシニアマネジャー)
10:35〜11:15「BIG HIT Project. Building Innovative Green Hydrogen systems in an Isolated Territory: a pilot for Europe」
Mr. Jesus Simon Romeo(Aragon Hydrogen Foundation Head of Technical Department)
11:15〜11:30「福岡県の水素エネルギーへの取組みについて」
牛島 英典氏(福岡県商工労働部新産業振興課課長)
11:30〜11:40「福岡市水素リーダー都市プロジェクト(仮題)」
今村 寛氏(福岡市経済観光文化局創業・立地推進部部長)
11:40〜12:10「産総研 福島再生可能エネルギー研究所での水素関連技術開発」
古谷 博秀氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所エネルギー・環境領域再生可能エネルギー研究センター副研究センター長)
12:10〜12:40「トヨタの水素事業戦略について(仮題)」
広瀬 雄彦氏(トヨタ自動車株式会社先進技術開発カンパニー先進技術統括部水素・FC推進グループプロフェッショナル・パートナー)
【水素先端世界フォーラム2017】
14:10〜14:35 「開会挨拶」
杉村 丈一(国立大学法人九州大学水素材料先端科学研究センター研究センター長)
14:10〜14:35 「『水素社会』は来るのか 〜NEDOの研究開発の最前線〜」
松本 真太郎氏(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構新エネルギー部長)
14:35〜15:05 「U.S. DOE Hydrogen and Fuel Cell Program Status」
Mr. Chrles James Jr.(米国エネルギー省 DOE)
15:05〜15:30 「水素社会実現に向けた JXの取り組み」
和久 俊雄氏(JXエネルギー株式会社水素事業推進部部長)
15:30〜15:55 「The activities of hydrogen compatible polymeric materials in DOE funding (Temporary)」
Mr.Kevin Simmons(Pacific Northwest National Laboratory Team Lead Materials Testing & Development Applied Materials & Performance Group Senior Research Scientist)
15:55〜16:20 「Hondaの新型燃料電池自動車『CLARITY FUEL CELL』の紹介と水素社会実現への取組みについて」
清水 潔氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター主任研究員)
16:20〜16:45 「燃料電池フォークリフトの取組み」
鈴木 宏紀氏(株式会社豊田自動織機技術・開発本部企画戦略グループグループ長)
◇レセプション 17:00〜18:30(参加費 2,000円/人)
水素先端世界フォーラム2017との合同交流会、アクロス福岡 交流ギャラリーにて開催(定員150名程度)
【HYDROGENIUS研究シンポジウム】
◇日 時:2月3日(金)
◇場 所:九州大学椎木講堂、I2CNER第二研究棟(福岡市西区元岡744)
世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表 言語:英語(※同時通訳なし)
◇申込み・問合せ 下記URLより、お申し込み下さい。
https://secure.congress.ne.jp/q_pit2017/regist_q_pit2017.html
その他フォーラムに関する詳細は、以下の問合せ先までご連絡ください。
<九州水素・燃料電池フォーラム運営事務局>
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社福岡オフィス 担当:西村、川野 Tel:092?751?1321
<水素先端世界フォーラム2017運営事務局>
九州大学水素材料先端科学研究センター研究企画室 Tel:092?802?3927
URL http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2017/index.html
◇主催:
【九州水素・燃料電池フォーラム】経済産業省九州経済産業局、国立大学法人九州大学エネルギー研究教育機構、国立大学法人九州大学水素エネルギー国際研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、一般財団法人九州地域産業活性化センター、一般社団法人九州経済連合会
☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】
今回は次世代の電力安定供給を推進する企業、新たに水素・燃料電池産業参入へ挑戦するベンチャー企業及び燃料電池及びそのシステムの開発を支える共通基盤的な研究と普及拡大を推進するために企業・大学・研究機関などオールジャパンで構成された技術研究組合の方々にそれぞれの取組みや皆様への提案などについて講演いただきます。
<開催要項>
◇日 時:2月21日(火)13:30〜17:00
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:講演は(質疑応答含む)
13:30〜13:40 主催者よりご挨拶
13:40〜14:40 『再生可能エネルギー電力の地産地消について』
藤田 雅大氏(湘南電力株式会社企画営業課)
14:40〜15:10 『環境エネルギーベンチャー企業 水素・燃料電池産業参入への挑戦』
原 真吾氏(株式会社ER SYSTEMS代表取締役)
15:30〜16:30 『FCVの開発と普及拡大に向けた動向及び新規参入のポイント』
大仲 英巳氏(技術研究組合FC?Cubic専務理事 元トヨタ自動車株式会社 FC開発部部長)
16:30〜17:00 名刺交換会
◇申し込みはこちらから:
メールの件名を「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)を記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:安藤、荻島、永井へ直接申し込みください。
あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20170104.htmlkankyou@sic-sagamihara.jp まで申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県
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■メルマガ「燃料電池ワールド」
□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us
□アドレスの変更・解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」
のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
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