燃料電池ワールド Vol.2273 (2017/01/23 09:44)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.2273
■2017年01月23日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://merumaga.fuelcellworld.jp/

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆九州水素・燃料電池フォーラム/水素先端世界フォーラム2017【再掲】
http://www.kyushu.meti.go.jp/press/1701/170112_2.html
http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2017/index.html

 2月2日(木)、国内外の第一線の団体や研究者などが一堂に会する「九州水素・燃料電池フォーラム/水素先端世界フォーラム2017」を開催します。

 今回は、米国エネルギー省(DOE)や経済産業省資源エネルギー庁から水素エネルギー普及への取り組みを講演いただく他、米国・欧州・国内の最前線で活躍されている講師陣から、FCVや燃料電池フォークリフト、水素材料、再生可能エネルギー由来水素製造に関する取り組みについて講演をいただきます。さらに、会場前では、九州内自治体や九州の水素関連事業者による、水素関連機器などを多数展示します。

 翌日の2月3日(金)には、九州大学伊都キャンパスにて、世界各地の研究者が最新の研究開発成果を発表し、来るべき水素社会の展望について議論を行っていきます。

 両日・両フォーラムとも参加費は無料です。水素ビジネス・水素エネルギー研究に関する世界最先端の情報を入手する絶好の機会です。みなさまの参加をお待ちしています。

 なお、1月30日〜2月3日の期間中は、「九州大学エネルギーウィーク2017」として様々なエネルギー関連イベントが開催されておりますので、併せてお知らせします。
http://www.congre.co.jp/q-pit/
プログラム:
◇日 時:2月2日(木)
◇場 所:アクロス福岡 イベントホール(福岡市中央区天神1-1-1)

 ※同時通訳あり(九州水素・燃料電池フォーラムは英語→日本語のみ)
◇参加費:入場無料(レセプションは別途)
【九州水素・燃料電池フォーラム】
9:30〜9:40 「開会挨拶」

   ?橋 直人局長(経済産業省九州経済産業局)、福岡水素エネルギー戦略会議(調整中)
9:40〜10:05 「水素エネルギーの現状と将来展望」

   佐々木 一成氏(国立大学法人九州大学副学長兼水素エネルギー国際研究センターセンター長)
10:05〜10:25「水素社会の実現に向けた取組の加速(仮題)」

   山澄 克氏(経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギーシステム課課長兼水素・燃料電池戦略室室長)
10:25〜10:35「九州地域での水素関連プラットフォーム構築に向けて(仮題)」

   庵原 一水氏(デロイトトーマツコンサルティング合同会社パブリックセクターシニアマネジャー)
10:35〜11:15「BIG HIT Project. Building Innovative Green Hydrogen systems in an Isolated Territory: a pilot for Europe」

   Mr. Jesus Simon Romeo(Aragon Hydrogen Foundation Head of Technical Department)
11:15〜11:30「福岡県の水素エネルギーへの取組みについて」
   牛島 英典氏(福岡県商工労働部新産業振興課課長)
11:30〜11:40「福岡市水素リーダー都市プロジェクト(仮題)」
   今村 寛氏(福岡市経済観光文化局創業・立地推進部部長)
11:40〜12:10「産総研 福島再生可能エネルギー研究所での水素関連技術開発」

   古谷 博秀氏(国立研究開発法人産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所エネルギー・環境領域再生可能エネルギー研究センター副研究センター長)
12:10〜12:40「トヨタの水素事業戦略について(仮題)」

   広瀬 雄彦氏(トヨタ自動車株式会社先進技術開発カンパニー先進技術統括部水素・FC推進グループプロフェッショナル・パートナー)
【水素先端世界フォーラム2017】
14:10〜14:35 「開会挨拶」

   杉村 丈一(国立大学法人九州大学水素材料先端科学研究センター研究センター長)
14:10〜14:35 「『水素社会』は来るのか 〜NEDOの研究開発の最前線〜」

   松本 真太郎氏(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構新エネルギー部長)
14:35〜15:05 「U.S. DOE Hydrogen and Fuel Cell Program Status」
   Mr. Chrles James Jr.(米国エネルギー省 DOE)
15:05〜15:30 「水素社会実現に向けた JXの取り組み」

   和久 俊雄氏(JXエネルギー株式会社水素事業推進部部長)
15:30〜15:55 「The activities of hydrogen compatible polymeric materials in DOE funding (Temporary)」

   Mr.Kevin Simmons(Pacific Northwest National Laboratory Team Lead Materials Testing & Development Applied Materials & Performance Group Senior Research Scientist)
15:55〜16:20 「Hondaの新型燃料電池自動車『CLARITY FUEL CELL』の紹介と水素社会実現への取組みについて」

   清水 潔氏(株式会社本田技術研究所四輪R&Dセンター主任研究員)
16:20〜16:45 「燃料電池フォークリフトの取組み」

   鈴木 宏紀氏(株式会社豊田自動織機技術・開発本部企画戦略グループグループ長)
◇レセプション 17:00〜18:30(参加費 2,000円/人)

  水素先端世界フォーラム2017との合同交流会、アクロス福岡 交流ギャラリーにて開催(定員150名程度)
【HYDROGENIUS研究シンポジウム】
◇日 時:2月3日(金)
◇場 所:九州大学椎木講堂、I2CNER第二研究棟(福岡市西区元岡744)

  世界各国の研究者、HYDROGENIUS各研究部門等の研究者による研究発表 言語:英語(※同時通訳なし)
◇申込み・問合せ 下記URLより、お申し込み下さい。
https://secure.congress.ne.jp/q_pit2017/regist_q_pit2017.html

  その他フォーラムに関する詳細は、以下の問合せ先までご連絡ください。
<九州水素・燃料電池フォーラム運営事務局>
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社福岡オフィス 担当:西村、川野 Tel:092?751?1321
<水素先端世界フォーラム2017運営事務局>
九州大学水素材料先端科学研究センター研究企画室 Tel:092?802?3927

 URL http://hydrogenius.kyushu-u.ac.jp/ci/event/ihdf2017/index.html
◇主催:
【九州水素・燃料電池フォーラム】経済産業省九州経済産業局、国立大学法人九州大学エネルギー研究教育機構、国立大学法人九州大学水素エネルギー国際研究センター、福岡水素エネルギー戦略会議、一般財団法人九州地域産業活性化センター、一般社団法人九州経済連合会

☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム」【再掲】

 今回は次世代の電力安定供給を推進する企業、新たに水素・燃料電池産業参入へ挑戦するベンチャー企業及び燃料電池及びそのシステムの開発を支える共通基盤的な研究と普及拡大を推進するために企業・大学・研究機関などオールジャパンで構成された技術研究組合の方々にそれぞれの取組みや皆様への提案などについて講演いただきます。
<開催要項>
◇日 時:2月21日(火)13:30〜17:00
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:講演は(質疑応答含む)
13:30〜13:40 主催者よりご挨拶
13:40〜14:40 『再生可能エネルギー電力の地産地消について』
  藤田 雅大氏(湘南電力株式会社企画営業課)
14:40〜15:10 『環境エネルギーベンチャー企業 水素・燃料電池産業参入への挑戦』
  原 真吾氏(株式会社ER SYSTEMS代表取締役)
15:30〜16:30 『FCVの開発と普及拡大に向けた動向及び新規参入のポイント』

  大仲 英巳氏(技術研究組合FC?Cubic専務理事 元トヨタ自動車株式会社 FC開発部部長)
16:30〜17:00 名刺交換会
◇申し込みはこちらから:

 メールの件名を「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)を記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:安藤、荻島、永井へ直接申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20170104.htmlkankyou@sic-sagamihara.jp  まで申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

■世界のヘッドライン
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2017/01/07〜08 記事の配信はありません。

2017/01/09 コネチカット州エネルギー環境保護局、ビーコン・フォールズ・エネルギー燃料電池プロジェクトのために排出許可を認める〈PT〉
〔訳注〕ビーコン・フォールズ(BEACON FALLS)発:
63.3メガワットの燃料電池プロジェクトであるビーコン・フォールズ・エネルギー公園(Beacon Falls Energy Park)は、ここ数カ月の後退に続いて一歩前進した。州のエネルギー環境保護局(Department of Energy and Environmental Protection:DEEP)は、ローパス道路(Lopus Road)にあるO&Gインダストリーズ社(O&G Industries)が所有する23.8エーカーの元石砂利採石場(former stone and gravel quarry site)の10エーカーの土地を対象に、このプロジェクトを建設して運営するための排出許可を与えた。トリントン(Torrington)に拠点を置くO&G社は、コネチカット州エネルギー&技術社(CT Energy & Technology)という名前でプロジェクトを管理している。建設に際しては年間10万トン以上の二酸化炭素が発生するため、公的許可が必要とされた。

2017/01/09 ロディ、ニュージャージー州で最初の水素燃料ステーションになるかもしれない〈PT〉

〔訳注〕LODI(ロディ)発:この町(borough)は、ニュージャージー州(New Jersey)で最初の水素燃料ステーションになるかもしれない。そして群(country)を横切って一般に使われる数少ない小売りステーションに。エア・リキッドUS社(Air Liquide US)は、エセックス通り110にある既存のシェル・ガス・ステーション(Shell gas station)に水素ガス充填ディスペンサーや水素燃料補給貯蔵施設、その他の改良工事を行うために、町の地区調整委員会(Zoning Board of Adjustment)に申請書を提出した。申請が承認されれば、ロディはニュージャージー州で最初の水素燃料補給ステーションになる。(しかし、ホイッパニー(Whippany)で開設するために申請している計画もある)。

2017/01/09 中国、水素駆動航空機の試験で3番目の国になる〈PT〉

〔訳注〕MOSCOW(Sputnik、スプートニク)発:新聞STデイリー(ST Daily)によると、中国は水素燃料電池を搭載した航空機の試験に成功した世界第3の国になった。この航空機は、2座席のRX1E電気航空機をベースに、遼寧省(Liaoning province)北東部の科学者によって開発された。試験飛行は瀋陽(Shenyang)で行われ、飛行機は標高320メートル(約1050フィート)の地面に到着した。これまでのところ、中国とは別に米国とドイツだけが、水素燃料電池で航空機を試験している。

2017/01/09 水素燃料電池で航行するように転換する水素スーパー・ヨット〈PT〉

〔訳注〕以前カダフィー(Gaddafi)が持っていたモーター付きヨット「チェ・ゲバラ」号(M/Y “Che Guevara”)は、水素で駆動するように転換される予定である。プロジェクトを率いるグリーンスタット社(Greenstat)はパートナーを探している。92フィートのサンシーカー・プレデター号(Sunseeker Predator)は現在、ベルゲン(Bergen)の乾ドッグ(dry dock)にある。ペジ・マリタイム(Pegi Maritime)、パー・エリック(Per Erik)そしてギエルモ・バーガー(Guillermo Berger)の兄弟は、再生可能エネルギーに関するプロジェクトに参加したいと考えていて、2009年に事故に巻き込まれたこの船を見つけた。彼らは、クリスチャン・ミヒェルゼン・リサーチ社(Christian Michelsen Research:CMR)の技術を知り、組織に連絡した。今日、グリーンスタット社の経営最高責任者(CEO)であるベガード・フリハマー(Vegard Frihammer)は、このボートを再建する可能性について興奮している。彼にとって今の仕事は、投資家を船に乗せることだが、コストはまだ不明である。

■2017年01月20〜22日のWEB LINK NEWS
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2017/01/20 地球規模で水素エネルギーに挑む、巨大企業13社が掲げる長期ビジョン(スマートジャパン)

 水素協議会は「How hydrogen empowers the energy transition(水素がエネルギーの移行を促す)」と題したレポートをまとめた。その中でCO2削減に向けて水素が果たす役割を7つ挙げている。再生可能エネルギーの製造から輸送・貯蔵・利用まで、CO2フリーの水素を活用する方法が並ぶ。水素には火力発電所などから回収したCO2と合成して、メタノールや尿素などの有機化合物を作り出す役割もある。
最も効果的な電力貯蔵システムに

 水素が果たす役割の中でも、再生可能エネルギーの電力を有効に活用できる効果は大きい。たとえば太陽光発電が普及しているドイツでは、夏に余る電力を水素に転換して貯蔵することによって冬の電力需要をカバーできると、2050年には1700億kWh(キロワット時)以上の電力量を節約できる見通しだ。

 水素を使うと大容量で長期間の貯蔵が可能なため、季節をまたいでCO2フリーのエネルギーを貯蔵する用途に最も向いている。現在のところ大容量の電力貯蔵システムで主流の揚水式水力発電は地理的な制約があるうえに、大規模なダムを2カ所に造る必要があるため環境破壊につながりかねない問題がある。

 水素協議会は自動車のCO2削減効果にも大きな期待をかける。1日の平均走行距離が100キロメートル以下の小型車両には電気自動車を適用する一方で、走行距離が100キロメートル以上の中大型車両には水素で走る燃料電池自動車を推奨する。車両の購入費と燃料費を合わせたトータルコストでは、燃料電池自動車が2025年までにハイブリッド自動車と同等になることを見込んでいる。

 燃料電池自動車の普及に欠かせない水素ステーションの設置数も2025年までに飛躍的に拡大する予測だ。ヨーロッパでは2000カ所以上に、アジアでも800カ所を超える。米国では自動車の低炭素化に率先して取り組むカリフォルニア州を中心に600カ所に増えていく。

 ただし水素関連の投資は10年以上の長期間を必要とするものが多いため、各国の政府と産業界が連携して投資リスクの低減に取り組むことの重要性を水素協議会は指摘する。その好例として、日本が水素社会を構築する長期のロードマップを策定したことを挙げている。地球規模で水素エネルギーを普及させるうえで、日本政府と日本企業が果たす役割は大きい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000014-biz_it_sj-bus_all

2017/01/20 安倍晋三首相施政方針演説(2)「世界初の液化水素船による大量水素輸送に挑戦します」(産経新聞)
(イノベーションを生み出す規制改革)

 水素エネルギーは、エネルギー安全保障と温暖化対策の切り札です。これまでの規制改革により、ここ日本で、未来の水素社会がいよいよ幕を開けます。3月、東京で、世界で初めて、大容量の燃料電池を備えたバスが運行を始めます。来年春には、全国で100カ所の水素ステーションが整備され、神戸で水素発電による世界初の電力供給が行われます。

 2020年には、現在の40倍、4万台規模で燃料電池自動車の普及を目指します。世界初の液化水素船による大量水素輸送にも挑戦します。生産から輸送、消費まで、世界に先駆け、国際的な水素サプライチェーンを構築します。その目標の下に、各省庁にまたがるさまざまな規制をすべて洗い出し、改革を進めます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000554-san-pol

2017/01/20 燃料電池車、インフラ必要でHVより普及に時間かかる?トヨタ会長(Bloomberg)

 二酸化炭素など排ガスの出ない環境対応車として期待されている燃料電池車(FCV)について、トヨタ自動車の内山田竹志会長は燃料の水素を充てんするステーションの整備が必要と指摘し、ハイブリッド車(HV)の普及スピードほどにはならないとの見方を示した。

 スイス・ダボスの世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)に出席した内山田氏は、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「FCVはインフラ整備が必要で、HVの普及のスピードほどにはならないと思っている」と話した。その上で、トヨタはFCV「ミライ」について、2020年には年間で現状の約10倍の3万台を販売したいと述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-48668000-bloom_st-bus_all

2017/01/20 小池都知事定例会見1月20日(全文2)石原元都知事、裁量権超える売買契約(THE PAGE)
福島の子供を「水素情報館 東京スイソミル」に招待バスツアーについて

 最後でございますけれども、福島の子供さんたちに先日、私も視察をいたしました「水素情報館 東京スイソミル」などにご招待をする。そういったバスツアー、これを開催することといたしました。これも東京都と福島県は連携協定を結んでおります。で、その中身は福島県産のCO2フリー水素。つまり、太陽光、風力などで起こった電気を、それを水素に変えて、そして東京に運ぶというものでありますけれども、CO2フリーの水素の活用などに福島県は大変熱心に取り組んでおられます。で、その一環として福島県内の小学生を水素情報館、スイソミルへ招待すると。そのバスツアーを今年の3月18日の土曜日に開催をするというものでございます。

 このスイソミルで、水素エネルギーについて、福島県産の水素はどうなのかなど、子供たちがよく学んでもらって、お母さん、お父さんに伝えてもらうということを期待したいと思います。加えまして、中央防波堤の埋立処分場も見学しまして、3R、これ、環境ですね。ごみの分別の重要性などについても環境デイということで、東京で楽しんでもらいたい、そのようなイベントを行うというご報告でございます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170120-00000011-wordleaf-pol

2017/01/20 自治体と企業が相次ぎ包括連携協定、課題解決目指す(下)(オルタナ)
■2016年に企業が地方自治体と結んだその他の主な「包括連携協定」(市町村)[企業名 自治体 締結時期 主な協定内容]
パナソニック、静岡ガス 静岡県静岡市 11月 静岡型水素タウンの研究開発、実証実験
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170120-00010003-alterna-bus_all

2017/01/21 トヨタ、カナダに MIRAI を試験導入…燃料電池車への理解促進へ(レスポンス)

 トヨタ自動車は1月20日、カナダに3台の『MIRAI』(ミライ)を試験導入し、燃料電池自動車(FCV)への理解促進活動に活用すると発表した。
この活動は、1月29日まで開催される「モントリオール国際自動車ショー」でのMIRAIの展示を皮切りに、自動車ショーなど、さまざまなイベントにMIRAIを出展。FCVの仕組みや温室効果ガス削減などの環境貢献について、カナダの顧客や業界・政府関係者の幅広い理解を得ることに取り組んでいく。

 モントリオールが属するケベック州は、カナダの中でもとくに気候が寒冷。MIRAIの優れた寒冷地性能を理解してもらうのに相応しい場所といえる。また、同州では再生可能エネルギー導入が進んでおり、世界有数の水素生産地としてのポテンシャルがあることも含めて、トヨタはこの理解活動を開始する場所として、最適と判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000010-rps-ind

2017/01/21 福島の小学生招待 都が水素エネツアー(産経新聞)

 東京都は20日、福島県内の小学生を水素エネルギーについて体験しながら学べる情報館「東京スイソミル」(東京都江東区)などに招待するバスツアーを3月18日に開催すると発表した。都の担当者は「再生可能エネルギーを利用したまちづくりを学ぶことで、福島の未来の姿を感じてほしい」と話している。

 都は福島県と昨年5月に協定を結び、水素エネルギーに関して共同で研究。エネルギー関連産業を集積させ、震災や原発事故からの復興につなげようとする県の取り組みを後押ししており、今回のツアーはその一環として実施される。

 福島県内の小学3〜6年生とその保護者が対象で40人程度募集。申し込み締め切りは2月20日。参加費無料。問い合わせは東京都環境公社(電)03・3644・2189。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000014-san-l07

2017/01/21 安倍首相施政方針演説 九州から期待の声(産経新聞)

 安倍首相は演説で、次世代エネルギーとして期待される水素についても触れた。
 水素エネルギー実用化の動きは、九州でも加速する。

 研究は九州大学が牽引(けんいん)する。伊都キャンパスに研究センターを設け、基礎に加え、実証実験に産官学で取り組む。

 今月11日には、産業技術総合研究所と共同で研究拠点「水素材料強度ラボラトリ」を設置した。

 最も小さい元素である水素は、金属材料に入り込み、亀裂など強度低下を起こす。製造や貯蔵に大きな課題となる。拠点では、このメカニズムを解明し、信頼性と低コストを兼ね備えた材料開発を目指す。福岡県の小川洋知事は開所式で「理想的な水素材料の開発が加速することを期待する」と激励した。

 ラボ長を務める九州大の杉村丈一教授(機械工学)は「将来の革新的な材料開発につながるような基礎原理の探究を行っていく。政府として水素社会への方向性を明確に示し、国民に呼びかけていただけることは、研究者としてもありがたい」と語った。
 水素エネルギーへの取り組みを、福岡県も支援する。

 県は平成16年、産官学で「福岡水素エネルギー戦略会議」を設け、関連産業の集積に乗り出した。昨年5月には、北九州市でG7エネルギー相会合が開かれ、「環境先進都市」への取り組みは海外からも注目される。

 県新産業振興課の鳥巣毅・企画監は「研究が実社会に出ていくためのバックアップに、今後も取り組む。政府の推進があれば、同じ方向へ施策を進めやすい」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000001-san-l40

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 燃料電池(エネファーム)部品研究会【再掲】
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 水素・燃料電池関連の市場規模は、我が国だけでも2030年に1兆円程度、2050年に8兆円程度に拡大するとの試算がある中、当該市場への新規参入を促進するため、既に15万台以上が普及しているエネファームに関する部品研究会を開催します。部品研究会では、パナソニック(株)のご担当者様からエネファームで使用される関連部品の情報を提供していただくとともに、コストダウンに向けた取組みをご紹介いただきます。

 参加者には、製造工程の見学など更に特別メニューを準備しておりますので、是非ご参加ください。
◇日 時:平成29年1月25日(水曜日)13:30 〜 16:30
◇場 所:博多バスターミナル 9階 第14ホール http://www.h-bt.jp/j21-access

    (福岡県福岡市博多区博多駅中央街2?1) *JR博多駅横
◇日 程:
1,福岡水素エネルギー戦略会議の取組み
   福岡水素エネルギー戦略会議 事務局
2,環境・エネルギーの状況と水素社会の道筋
   清水 俊克氏(パナソニック(株) 燃料電池事業担当)
3,エネファームの進化とコストダウンの取組み
   佐野 秀治氏(パナソニック(株) 原価推進課長)
4、特別メニュー「パナソニック工場見学(平成29年3月予定)」

   ※10社(各社1名)程度を予定。事前にヒアリング等実施させていただきます。5,特別メニュー「技術アドバイザーの派遣(日程調整の上、実施)」
◇お申込みについて:戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

   電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆福岡水素エネルギー戦略会議 第3回研究分科会
「燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会(合同開催)」【再掲】
◇日 時:平成29年1月27日(金) 13:00〜16:30
◇場 所:JR博多シティ 9階会議室2(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇定 員:60名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇参加費:無料
◇申 込:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11936.html
◇プログラム:
13:00〜13:05 燃料電池要素研究分科会 座長挨拶

          伊藤 衡平氏(九州大学工学研究院 機械工学部門 教授)13:05〜13:45 「燃料電池の宇宙利用に向けた研究開発の状況」

          内藤 均氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門 第一研究ユニット研究領域主幹)
13:55〜14:35  「タイトル未定」

          伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門 教授)(仮)14:35〜14:55 休憩(名刺交換等にご利用ください)
14:55〜15:35 「水素社会実現に向けたホンダの取組み」

          中沢 孝治氏((株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター第5技術開発室 第3ブロック 主任研究員)
15:45〜16:25 「JAEAにおける原子力水素研究開発の現状」

          竹上 弘彰氏((国研)日本原子力研究開発機構 高温ガス炉水素・熱利用研究センター 研究副主幹)
16:25〜16:30 高効率水素製造研究分科会 座長挨拶

          松本 広重氏(九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授)
◇問い合わせ先:九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾

         TEL:092-802-3303  Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp

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