燃料電池ワールド Vol.2269 (2017/01/17 08:48)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.2269
■2017年01月17日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※ホームページが完全復活しました。アドレスは従来通りの
http://merumaga.fuelcellworld.jp/ から入れます。サイト内は自由に閲覧できるので検索など、ご利用ください。「世界のヘッドライン」は従来は日にちごとでしたが、記事量が増えて対応できない日も出てくるので、記事の先頭にfuelcellworldの掲載日を記載して続けるだけにして、今年の1月2日分から始めます。昨年12月の記事は割愛します。【再掲】
                 ◇
■燃料電池関連イベント
□□□───────────────────────────
☆かながわ環境関連産業ネットワーク「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム」☆

 今回は次世代の電力安定供給を推進する企業、新たに水素・燃料電池産業参入へ挑戦するベンチャー企業及び燃料電池及びそのシステムの開発を支える共通基盤的な研究と普及拡大を推進するために企業・大学・研究機関などオールジャパンで構成された技術研究組合の方々にそれぞれの取組みや皆様への提案などについて講演いただきます。
<開催要項>
◇日 時:2月21日(火)13:30〜17:00
◇場 所:サン・エールさがみはら2階 第1研修室 http://sunyell-sagamihara.jp/
◇参加費:無料
◇定 員:80名(定員となり次第締切)
◇内 容:講演は(質疑応答含む)
13:30〜13:40 主催者よりご挨拶
13:40〜14:40 『再生可能エネルギー電力の地産地消について』
  藤田 雅大氏(湘南電力株式会社企画営業課)
14:40〜15:10 『環境エネルギーベンチャー企業 水素・燃料電池産業参入への挑戦』
  原 真吾氏(株式会社ER SYSTEMS代表取締役)
15:30〜16:30 『FCVの開発と普及拡大に向けた動向及び新規参入のポイント』

  大仲 英巳氏(技術研究組合FC?Cubic専務理事 元トヨタ自動車株式会社 FC開発部部長)
16:30〜17:00 名刺交換会
◇申し込みはこちらから:

 メールの件名を「第12回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)を記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp 担当:安藤、荻島、永井へ直接申し込みください。

 あるいは、以下のサイトの申込フォームから、または申込書(WORD)をダウンロードし内容を明記の上、http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20170104.htmlkankyou@sic-sagamihara.jp  まで申し込みください。
◇主催者:(株)さがみはら産業創造センター
◇協 力:神奈川県

■世界のヘッドライン
□□□───────────────────────────
2017/01/03 ノルウェーで最初の水素フェリー〈PT〉

〔訳注〕CMRプロトテック社(CMR Prototech)は、ベルゲン(Bergen)のすぐ外のValestrandとベルステン(Breistein)間を運行するオステロイ市(Oster〓y)カーフェリー「MFオーレ・ブル(MF Ole Bull)」に水素燃料電池を設置する計画である。このフェリーは、燃料に水素を使うノルウェーで最初のカーフェリーとなる。

2017/01/03 シンビオ社、バレンス・ローマンに新しい水素充填ステーションを開設〈PT〉

〔訳注〕バレンス・ローマンの集塊(agglomeration of Valence Romans)は12月7日、ロバルテイン(Rovaltain)に新しい水素充填ステーションを開設した。これは、ドローム県(Dr〓me)に開設した最初のステーションであり、地域レベルでリヨン(Lyon)、グルノーブル(Grenoble)に続いて3番目となる。バレンスTGV駅(Valence TGV station)の隣に位置する新ステーションは、マカフィ・エナジー社(McPhy Energy)によって設置された。ステーションでは、燃料電池と予約を備えた車両を利用できる。水素の価格は、約100kmを走れる1kgあたり10ユーロである。

2017/01/03 ジャスト・イート社、メタノール駆動の燃料電池車で環境に対する誠実さとともに食料を配達する〈PT〉

〔訳注〕今日的課題に対処して、明日の持続可能な輸送のための答を提供する新しい自動車技術は、ジャスト・イート社(Just Eat)によって過去7週間にわたって試験されている。現在、ジャスト・イート社は、世界で初めて登録されたメタノール駆動の燃料電池車で食料を配達することを楽しみにしている。これは、再充電なしで800km走行する電気自動車であり、現在、デンマークのプロジェクト「モジュラー・エネルギー・キャリア・コンセプト(Modular Energy Carrier Concept:MECc)」によって開発された航続距離延長システム(range-extender)の現実である。航続距離延長システムは、エネルギー源にバイオ・メタノールを使用した画期的な燃料電池技術を応用し、今日の平均的電気自動車の4倍の100kmから800kmまでの電気自動車の範囲を拡大することを可能にする。

2017/01/03 レンフェ社、アルストム社、エナガス社は、欧州連合の環境金融商品プログラム「ライフ」に水素鉄道プロジェクトを提出〈PT〉

〔訳注〕スペイン国鉄のレンフェ社(Renfe)は、2014〜2020年を期間とする環境金融商品である欧州連合(EU)の「ライフ(LIFE)」プログラムに、水素燃料電池、バッテリー、スーパーキャパシターをベースにする新しい鉄道牽引プロジェクトの提案を調和させた。2011年にさかのぼる背景を持つこのプロジェクトは現在、認証企業としてビューロー・ベリタス社(Bureau Veritas)だけでなく、この分野のリファレンス・パートナー(reference partners)としてアルストム・トランスポール社( Alstom Transport)、エナガス社(Enag〓s)、Audigna / Hidr〓gena and Nertatec社を含んでいる。この260万ユーロのプロジェクトは、再生可能エネルギー源を少なくとも70%使って、従来の燃料による牽引に比べて直接排出量を削減する可能性を分析する。

2017/01/03 エナジーオア社、フランス空軍に燃料電池H2クアッド1000を提供〈PT〉

〔訳注〕モントリオール(Montr〓al、カナダ)発:エナジーオア・テクノロジーズ社(EnergyOr Technologies Inc.)は2016年2月に締結された共同開発契約(Joint Development Agreement:JDA)第2節に入ったとして、このほど、フランス空軍(French Air Force)の航空専門知識センター(Centre d’ Expertise A〓rienne Militaire:CEAM)に最初のH2クアッド1000(H 2 QUAD 1000)を出荷した。この共同開発契約はエナジーオア社の燃料電池システム技術で駆動する最適化された長時間耐久無人航空機(long endurance unmanned aerial vehicles:UAVs)の開発を促進させる基盤として機能する。H2クアッド1000は燃料電池を搭載したマルチローター無人航空機で、1kgの有料荷重(payload)を2時間以上持ち運ぶことができ、同等のプラットフォームより4倍も長持ちする。

■2017年01月16日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────

2017/01/16 ソニーらしさの復活か? 「香りを持ち運ぶ」AROMASTICはワクワクと感動に満ちている(ビジネス+IT)
 ソニーが新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」(以下、SAP)の新プロジェクトとして2016年10月から発売したパーソナルアロマディフューザー「AROMASTIC(アロマスティック)」が、ヒットの兆しをみせている。AROMASTICは、片手に収まるコンパクトなサイズながら、5種類の香りが入っており、気分に合わせて香りを切り替えて楽しめる。香りは、英国ニールズヤード レメディーズの天然精油を使用した本格的なアロマ製品だ。いま、なぜソニーがアロマ? と訝る向きもあるだろうが、実はこのプロダクトには、ソニーの伝統的なスピリッツを受け継ぐ熱い想いが秘められていた。一度は頓挫しそうになり、まさに生みの苦しみから生まれたAROMASTICの開発秘話について、ソニー 新規事業創出部 OE事業室 統括課長 博士(理学)藤田 修
──まずは自己紹介を兼ねて、藤田様のご経歴についてご紹介いただけますか?藤田氏:私は2009年にソニーに入社しましたが、それ以前は大学の研究室で分子生物学や基礎医学に関するバイオの研究に従事していました。ソニーに入社後は市販のジュースなどに含まれるブドウ糖で発電する酵素触媒燃料電池の研究などをしていました。その後、2012年から1年間、社内留学制度でハーバード大学に留学し、マイクロ流路という技術などで著名なホワイトサイズ先生のもとでバイオと化学を切り口にしたプロジェクトに参加しました。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170116-00033051-biz_plus-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆福岡水素エネルギー戦略会議 燃料電池(エネファーム)部品研究会【再掲】
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 水素・燃料電池関連の市場規模は、我が国だけでも2030年に1兆円程度、2050年に8兆円程度に拡大するとの試算がある中、当該市場への新規参入を促進するため、既に15万台以上が普及しているエネファームに関する部品研究会を開催します。部品研究会では、パナソニック(株)のご担当者様からエネファームで使用される関連部品の情報を提供していただくとともに、コストダウンに向けた取組みをご紹介いただきます。

 参加者には、製造工程の見学など更に特別メニューを準備しておりますので、是非ご参加ください。
◇日 時:平成29年1月25日(水曜日)13:30 〜 16:30
◇場 所:博多バスターミナル 9階 第14ホール http://www.h-bt.jp/j21-access

    (福岡県福岡市博多区博多駅中央街2?1) *JR博多駅横
◇日 程:
1,福岡水素エネルギー戦略会議の取組み
   福岡水素エネルギー戦略会議 事務局
2,環境・エネルギーの状況と水素社会の道筋
   清水 俊克氏(パナソニック(株) 燃料電池事業担当)
3,エネファームの進化とコストダウンの取組み
   佐野 秀治氏(パナソニック(株) 原価推進課長)
4、特別メニュー「パナソニック工場見学(平成29年3月予定)」

   ※10社(各社1名)程度を予定。事前にヒアリング等実施させていただきます。5,特別メニュー「技術アドバイザーの派遣(日程調整の上、実施)」
◇お申込みについて:戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

   電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆福岡水素エネルギー戦略会議 第3回研究分科会
「燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会(合同開催)」【再掲】
◇日 時:平成29年1月27日(金) 13:00〜16:30
◇場 所:JR博多シティ 9階会議室2(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇定 員:60名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇参加費:無料
◇申 込:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11936.html
◇プログラム:
13:00〜13:05 燃料電池要素研究分科会 座長挨拶

          伊藤 衡平氏(九州大学工学研究院 機械工学部門 教授)13:05〜13:45 「燃料電池の宇宙利用に向けた研究開発の状況」

          内藤 均氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門 第一研究ユニット研究領域主幹)
13:55〜14:35  「タイトル未定」

          伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門 教授)(仮)14:35〜14:55 休憩(名刺交換等にご利用ください)
14:55〜15:35 「水素社会実現に向けたホンダの取組み」

          中沢 孝治氏((株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター第5技術開発室 第3ブロック 主任研究員)
15:45〜16:25 「JAEAにおける原子力水素研究開発の現状」

          竹上 弘彰氏((国研)日本原子力研究開発機構 高温ガス炉水素・熱利用研究センター 研究副主幹)
16:25〜16:30 高効率水素製造研究分科会 座長挨拶

          松本 広重氏(九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授)
◇問い合わせ先:九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾

         TEL:092-802-3303  Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □アドレスの変更・解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」
のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
  まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
  melma! http://melma.com/backnumber_39824/


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1