燃料電池ワールド Vol.2259 (2016/12/27 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2259
■2016年12月27日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※ホームページがダウンしました。ちょっと深刻で、回復にまだかなりかかりそうです。それまで、「世界のヘッドライン」はお休みします。【再掲】
                 ◇
■世界のヘッドライン
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ホームページがダウンしたため、回復するまで休みます。【再掲】

■2016年12月26日のWEB LINK NEWS
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2016/12/26 26日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【鉄鋼新聞】
◆技術開発に74億5000万円 鉄鋼・非鉄金属関連 17年度予算案 水素還元製鉄など推進(1)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000001-jijnb_he-bus_all

2016/12/26 それでいいのかホンダ!?(ITmedia ビジネスオンライン)

 残る部分、特に北米の規制強化でマストになった燃料電池や電気自動車、先進国での実用的なエコカーであるハイブリッドなどの開発はもうアライアンスに任せてしまう時期ではないか? こうした技術は大きなコストがかかるわりに、利益を出すまでに時間がかかる。ホンダはそういうものに単独で挑む規模にないことを知って、オールジャパン・プロジェクトととらえた方が良いのではないか? 同じようなものをみんなで作って争ってもあまり意味はないし、北米のゼロエミッション・ヴィークル規制はさすがに理想主義が過ぎてひっくり返る可能性がある。そういう博打性のある投資に耐える体力は今のホンダにはないだろう。
(池田直渡)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000017-zdn_mkt-bus_all

2016/12/26 「電気分解」中学生挑戦 静岡大が理科教室 浜松(@S[アットエス] by 静岡新聞)

 静岡大はこのほど、中学生を対象とした理科実験教室を浜松市中区の同大浜松キャンパスで開いた。公募で集まった市内の中学1〜3年生11人が受講し、理科の授業で取り扱う「電気分解」と「燃料電池」についての実験に挑戦した。

 学校の授業で時間を掛けにくい実験にじっくり取り組んでもらおうと、同大工学部共通講座化学分野に所属する植田一正教授らが初めて企画した。電気分解の実験では精製水や砂糖水、水酸化ナトリウム水溶液に電気を通し、液体の反応を観察した。電極が入った容器に水酸化ナトリウムを満たして手回し発電機で電気を起こすと、電極から酸素や水素の気泡が発生し、生徒は驚きの表情を見せた。

 市立富塚中2年の男子生徒(14)は「自分で発電して泡が出たのが印象的だった。あらためて実験の楽しさが分かった」と感想を話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000003-at_s-l22

2016/12/26 昭シェル、新たな人工光合成技術開発 CO2を気体のまま炭化水素に(SankeiBiz)

 昭和シェル石油は、太陽光と水と二酸化炭素(CO2)だけでメタンやエチレンなどの炭化水素を効率良く精製する新たな人工光合成技術を世界で初めて開発した。燃料電池に使用される「ガス拡散電極」を活用、炭化水素への太陽光エネルギー変換効率は0.71%で、自然界の植物の光合成と同レベルだという。地球温暖化問題への対策が世界規模で「待ったなし」となるなか、温室効果ガスであるCO2を気体のまま有用な資源に変換する今回の技術は、地球温暖化防止の観点からも注目される。

 日本では近年、太陽光をエネルギー源とする人工光合成技術によってCO2を有用な物質に変換する研究が進んでおり、CO2をいったん水に溶かしてから変換する方式を採用している。だが、CO2は少量しか水に溶けないため、資源への変換が困難という課題があった。

 こうしたなか、昭和シェルは燃料電池で使用されているガス拡散電極に着目した。電極に独自開発した触媒を使って、気体のCO2を直接反応させることで炭化水素に変換した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000011-fsi-bus_all

2016/12/26 EVのバス・タクシー・トラック導入を支援する事業者6件を決定(レスポンス)

 国土交通省は、電気自動車(EV)バス・タクシー・トラック、燃料電池自動車バス・タクシー、超小型モビリティの導入を支援する「地域交通グリーン化事業」の支援対象を決定した。

 合計車両台数は電気バスが3台、電気(プラグインハイブリッド)タクシーが10台、電気トラックが1台、EV用普通充電設備2基、EV用急速充電設備4基。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000006-rps-ind

2016/12/26 日照時間日本一の山梨で電気をためる?企業集まり最新技術の梁山泊に(Bloomberg)

 富士山など山々に囲まれた山梨県。国内で日照時間が最も長いという地の利を生かして同県などが建設した太陽光発電施設がある。大型の円盤を使った蓄電システムに新型のニッケル水素電池、電気で水から水素を製造する装置などさまざまな技術を持った企業などが集まり、この発電所で発電した電気を使った実証試験を進めている。

 同県は2014年に出力1メガワット(1000キロワット)規模の発電設備を米倉山太陽光発電所(甲府市)に増設。さらに「燃料電池バレー」を目指して燃料電池関連の人材や投資を積極的に誘致しているが、再生可能エネルギーの導入を促すため蓄電技術全般の開発も後押ししている。

 この発電所には太陽光発電の仕組みや次世代エネルギーに関する展示を行うPR施設も併設されており、消費する電力は屋上に設置した太陽光パネルや小水力発電に頼っている。余った電力は神戸製鋼傘下の神鋼環境ソリューションが開発した水を電気分解して水素を製造する装置を動かす。発生した水素を貯蔵し、電気が必要な時には燃料電池に水素を供給して発電してこの施設に供給する。

 日本は09年に都市ガスなどから電気とお湯をつくる機器「エネファーム」の販売が開始されるなど家庭用燃料電池の先進国。水素の供給体制の整備を進めるなか、家庭向け燃料電池では既存の都市ガスインフラなどが活用されている。

 パナソニックは、将来は家庭向けに水素の供給体制が整うとの見通しのもと、神鋼環境ソリューションの装置で製造した純水素を使う燃料電池の実証試験に取り組んでいる。

 パナソニック新規・水素担当主幹の清水雄一氏は「ここは隔離された山梨県の特区的な所なのでいろいろな実験ができる。将来的にはガス給湯機のイメージで家の外の壁にぶら下げて使えるようなものになればいい」とし、そのためにはどう小型化、高効率化、高耐久化させていくかが重要だと話した。

 米倉山太陽光発電所には山梨県と東京電力ホールディングスが12年に建設した出力規模が10倍の10メガワット規模の太陽光発電設備があり、同社や東レ、東光高岳が同県と共同でこの発電所で発電した電力を使った水素製造装置の技術開発や利用方法の実証を計画している。この事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として採択されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-27130740-bloom_cn-bus_all

2016/12/26 成田空港が燃料電池車導入=水素ステーションで納車式(時事通信)

 成田国際空港会社が業務用車両として燃料電池車(FCV)1台を導入することになり、26日、空港内の水素ステーションで「納車式」が行われた。

 FCVは燃料として水素を使用。走行時に発生するのは水蒸気で、通常の自動車のように二酸化炭素(CO 2)などを排出せず、「究極のエコカー」とも呼ばれる。成田空港には3月、東日本の空港として初の商用水素ステーションが開業した。

 導入するのはホンダ「CLARITY FUEL CELL」で、水素満タン(約5キロ)状態だと約750キロ走行するという。

 空港会社の夏目誠社長はキーを受け取り、「最新の環境対応車両を導入することで、地域への環境負荷を軽減していきたい」とあいさつした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161226-00000027-jij-soci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆平成28年度 次世代エネルギー産業創出セミナー<公益財団法人広島市産業振興センター> http://www.itc.city.hiroshima.jp/koshukai/h28-jisedai.html  【再掲】

 次世代エネルギーとして普及が期待されている水素エネルギーの利用拡大が進んでいます。天然ガスなどから水素を取り出し発電と給湯を行うエネファームは18万台を超え、水素で走る燃料電池自動車も発売が開始されました。広島地区でも水素ステーションが開設され、ガス用超高圧容器の開発が進んでいます。さらに、再生可能エネルギーからの水素製造で世界最高効率が達成されました。

 今回のセミナーを通して、将来の水素エネルギー社会を考えてみませんか。
◇日 時:平成29年1月17日(火)13:30〜17:15
◇場 所:広島市西区民文化センター(広島市西区)
◇参加費:無料(交流会は有料)
◇申込期限:平成29年1月13日(金)
◇申込方法:ウェブサイトをご覧ください

  http://www.itc.city.hiroshima.jp/koshukai/h28-jisedai.html
◇問合せ先:(公財)広島市産業振興センター 技術振興部
◇主 催:広島市、公益財団法人広島市産業振興センター
◇共 催:水素・次世代エネルギー研究会(主催者他、広島大学、中国経済産業局、中国経済連合会、公益社団法人中国地方総合研究センター)、東広島市
◇後 援:一般社団法人水素エネルギー協会、一般社団法人日本エネルギー学会
◇連絡先:公益財団法人広島市産業振興センター 田村 誠
      Tel:082-242-4170 Fax:082-245-7199

      メールアドレス:tamura-mアットマークitc.city.hiroshima.jp

              (アットマークは@に置き換えてください)

☆福岡水素エネルギー戦略会議 燃料電池(エネファーム)部品研究会【再掲】
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 水素・燃料電池関連の市場規模は、我が国だけでも2030年に1兆円程度、2050年に8兆円程度に拡大するとの試算がある中、当該市場への新規参入を促進するため、既に15万台以上が普及しているエネファームに関する部品研究会を開催します。部品研究会では、パナソニック(株)のご担当者様からエネファームで使用される関連部品の情報を提供していただくとともに、コストダウンに向けた取組みをご紹介いただきます。

 参加者には、製造工程の見学など更に特別メニューを準備しておりますので、是非ご参加ください。
◇日 時:平成29年1月25日(水曜日)13:30 〜 16:30
◇場 所:博多バスターミナル 9階 第14ホール http://www.h-bt.jp/j21-access

    (福岡県福岡市博多区博多駅中央街2?1) *JR博多駅横
◇日 程:
1,福岡水素エネルギー戦略会議の取組み
   福岡水素エネルギー戦略会議 事務局
2,環境・エネルギーの状況と水素社会の道筋
   清水 俊克氏(パナソニック(株) 燃料電池事業担当)
3,エネファームの進化とコストダウンの取組み
   佐野 秀治氏(パナソニック(株) 原価推進課長)
4、特別メニュー「パナソニック工場見学(平成29年3月予定)」

   ※10社(各社1名)程度を予定。事前にヒアリング等実施させていただきます。5,特別メニュー「技術アドバイザーの派遣(日程調整の上、実施)」
◇お申込みについて:戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

   電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆福岡水素エネルギー戦略会議 第3回研究分科会
「燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会(合同開催)」【再掲】
◇日 時:平成29年1月27日(金) 13:00〜16:30
◇場 所:JR博多シティ 9階会議室2(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇定 員:60名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇参加費:無料
◇申 込:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11936.html
◇プログラム:
13:00〜13:05 燃料電池要素研究分科会 座長挨拶

          伊藤 衡平氏(九州大学工学研究院 機械工学部門 教授)13:05〜13:45 「燃料電池の宇宙利用に向けた研究開発の状況」

          内藤 均氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門 第一研究ユニット研究領域主幹)
13:55〜14:35  「タイトル未定」

          伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門 教授)(仮)14:35〜14:55 休憩(名刺交換等にご利用ください)
14:55〜15:35 「水素社会実現に向けたホンダの取組み」

          中沢 孝治氏((株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター第5技術開発室 第3ブロック 主任研究員)
15:45〜16:25 「JAEAにおける原子力水素研究開発の現状」

          竹上 弘彰氏((国研)日本原子力研究開発機構 高温ガス炉水素・熱利用研究センター 研究副主幹)
16:25〜16:30 高効率水素製造研究分科会 座長挨拶

          松本 広重氏(九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授)
◇問い合わせ先:九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾

         TEL:092-802-3303  Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp

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