燃料電池ワールド Vol.2258 (2016/12/26 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2258
■2016年12月26日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

※ホームページがダウンしました。ちょっと深刻で、回復にまだかなりかかりそうです。それまで、「世界のヘッドライン」はお休みします。【再掲】
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆福岡水素エネルギー戦略会議 第3回研究分科会
「燃料電池要素研究分科会/高効率水素製造研究分科会(合同開催)」【再掲】
◇日 時:平成29年1月27日(金) 13:00〜16:30
◇場 所:JR博多シティ 9階会議室2(福岡市博多区中央街1-1 JR博多駅ビル)
◇定 員:60名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇参加費:無料
◇申 込:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11936.html
◇プログラム:
13:00〜13:05 燃料電池要素研究分科会 座長挨拶

          伊藤 衡平氏(九州大学工学研究院 機械工学部門 教授)13:05〜13:45 「燃料電池の宇宙利用に向けた研究開発の状況」

          内藤 均氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA) 研究開発部門 第一研究ユニット研究領域主幹)
13:55〜14:35  「タイトル未定」

          伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門 教授)(仮)14:35〜14:55 休憩(名刺交換等にご利用ください)
14:55〜15:35 「水素社会実現に向けたホンダの取組み」

          中沢 孝治氏((株)本田技術研究所 四輪R&Dセンター第5技術開発室 第3ブロック 主任研究員)
15:45〜16:25 「JAEAにおける原子力水素研究開発の現状」

          竹上 弘彰氏((国研)日本原子力研究開発機構 高温ガス炉水素・熱利用研究センター 研究副主幹)
16:25〜16:30 高効率水素製造研究分科会 座長挨拶

          松本 広重氏(九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 教授)
◇問い合わせ先:九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾

         TEL:092-802-3303  Mail:info@h2.kyushu-u.ac.jp

■世界のヘッドライン
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ホームページがダウンしたため、回復するまで休みます。【再掲】

■2016年12月22〜25日のWEB LINK NEWS
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2016/12/22 水から水素、容易に分離 岐阜薬科大教授ら開発(岐阜新聞Web)

 岐阜薬科大(岐阜市)薬品化学研究室の佐治木弘尚教授(57)の研究グループは、複数のステンレス製のボールと微量の水を密閉容器に入れて数十分間回転させ、化学反応を起こして水素を取り出す方法を開発した。次世代エネルギーとして注目される燃料電池の燃料となる水素を、水からシンプルな方法で製造できるとして、複数の企業と協力して実用化を目指している。

 佐治木教授によると、回転によってボール同士が激しくぶつかった際、ステンレスに含まれるクロムの電子が水へ移動。不安定になった水が水素を切り離し、水素ガスが発生する。残った酸素はステンレスに含まれる鉄を酸化させて磁鉄鉱となり、化学反応が完結するという。

 実験は2010年にスタート。キヤノン財団(東京都)による2年間の研究助成も受けながら進めてきた。水の代わりに「重水」にすることで、発電への利用が期待される核融合に使われる「重水素」が取り出せることも確認した。

 将来的には風車や水車の回転を利用した水素ステーション、水素を生み出しながら走る燃料電池車への利用も期待できるといい、佐治木教授は「反応効率の向上や製造装置の開発など実用化を目指す。助成金も活用し、早ければ10年のスパンで実用化を考えたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00003319-gifuweb-l21

2016/12/22 水素社会実現目指す 茨城県が利用促進協(茨城新聞クロスアイ)茨城県、利用促進協立ち上げ

 水素をエネルギーとして活用する水素社会の実現に向けた取り組みを推進しようと、茨城県は21日、産学官による「いばらき水素利用促進協議会」を立ち上げた。設立総会が同日、神栖市大野原の鹿島セントラルホテルで開かれ、関係者が連携した活動を展開していくことを確認した。

 県は3月、水素先進県の実現を目標とする「いばらき水素戦略」を策定。協議会は、水素関連企業や大学・研究機関、県や市町村など計56の企業と機関で構成し、戦略に基づく取り組みを進めていく。今後、シンポジウムやセミナーの開催、水素ステーションの誘致に向けた活動などを計画している。

 協議会会長を務める筑波大の石田政義教授は「茨城県はコンビナートの副生水素や再生可能エネルギーの導入が進むことなどから、水素先進県となり得るポテンシャルを有している。協議会で茨城ならではの取り組みを展開し、全国に発信していきたい」と述べた。また同日、昨年11月の水戸市に続き3回目となる「いばらき水素利用シンポジウム」も同所で行われ、市民や企業関係者ら約200人が参加。東京理科大大学院の橘川武郎教授が「水素利用と鹿島コンビナート」と題した基調講演を行ったほか、パネルディスカッションや燃料電池車(FCV)の同乗体験会なども開催された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161222-00010005-ibaraki-l08

2016/12/23 国内初、遂に分譲マンションでもゼロエネハウスが登場(エコノミックニュース)

 積水ハウスが愛知県名古屋市千種区において、エネルギー差し引きゼロとなるネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)の高級分譲マンション「グランドメゾン」を建築、発売する。国内初の「ZEH分譲マンション」である。住宅街として人気が高い名古屋市千種区内で、2017年夏に着工し、2019年春に完成させる予定だ。

 鉄骨鉄筋コンクリート構造の集合住宅は、建物の断熱性能や設備の省エネ性能はトップレベルに仕上げられる。が、高級といわれる分譲マンションでもZEH化が遅れた理由は、戸建て住宅に比べて屋根の面積が相対的に小さいため、十分な容量の太陽光発電パネルの設置が難しかったためだ。また、国も創エネという側面で課題が多い集合住宅におけるZEH化は難しいとしてきた。が、従来から住宅のCO2排出量の約3割を排出している集合住宅でも、近い将来ZEHが求められると考えた積水ハウスは、「時代を先取りし、いち早くこれに取り組む」として今回の発表につながった。

 マンションに設置する太陽光発電システムは平均で各戸出力4kW、マンション全体で出力約50kWとなる。また、各戸に燃料電池による燃料電池システム「エネファーム」を装備する。これらの装備を総合して全住戸でZEHを達成するというわけだ。停電時には、太陽光発電システムとエネファームの自立運転機能(停電時発電機能) によって、電力を供給する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00000006-economic-ind

2016/12/23 東芝府中に「水素エネルギー利活用センター」を建設、2017年4月稼働(エコノミックニュース)

 東芝は府中事業所において「水素エネルギー利活用センター」の建設を開始したと発表した。本センターは、再生可能エネルギー由来の水素を燃料電池車などに供給する地産地消型水素供給システム「H2One(エイチツーワン)事業所モデル」として設計されており、2017年4月に運転を開始する予定だ。本センターを、「H2One事業所モデル」の営業活動に活用し、同システムを一括して工場や物流拠点、空港などへの納入を目指す。

 「水素エネルギー利活用センター」は、事業所内の太陽光発電と新たに設置する太陽光発電により水素を製造、圧縮・蓄圧して、事業所内で運用する燃料電池フォークリフトに充填するための施設として運用する。

 今回の東芝府中に建設する「H2One」は、同社独自の水素エネルギーマネジメントシステム「H2EMS」により、再生可能エネルギーと水素を活用して、電力を安定的に供給できるCO2フリーの自立型水素エネルギー供給システム。「H2One事業所モデル」では、「H2EMS」に、新たに車両用の「水素需要予測アルゴリズム」を搭載するという。そのアルゴリズムは、燃料電池車側の水素需要を予測することで水素の製造・圧縮量を最適に管理し、車両の水素充填ニーズに対応させる。同時に、事業所全体の水素貯蔵量を低減するなど省スペース化にも貢献する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161223-00000008-economic-bus_all

2016/12/25 トヨタ増井専務「CV車種から先進技術の普及をリードする気構えで進める」(レスポンス)

 トヨタ自動車のCV(商用車)カンパニープレジデントの増井敬二専務役員は新型マイクロバス『コースター』の発表会で、「生活や仕事を支えるCVこそ、新技術を積極的に導入する必要がある」と力説した。

 もちろん安全面などの先進技術ついても、これからは乗用車に後れを取ることはないそうだ。「生活や仕事を支える車だからこそ、燃料電池や自動車関連技術など社会問題を解決しうる技術を積極的に導入する必要がある。CV車種から先進技術の普及をリードするんだという気構えを持って進めていきたい」と増井専務。
 今後、トヨタからどんなCVが登場してくるのか要注目だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161225-00000008-rps-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆平成28年度 次世代エネルギー産業創出セミナー<公益財団法人広島市産業振興センター> http://www.itc.city.hiroshima.jp/koshukai/h28-jisedai.html  【再掲】

 次世代エネルギーとして普及が期待されている水素エネルギーの利用拡大が進んでいます。天然ガスなどから水素を取り出し発電と給湯を行うエネファームは18万台を超え、水素で走る燃料電池自動車も発売が開始されました。広島地区でも水素ステーションが開設され、ガス用超高圧容器の開発が進んでいます。さらに、再生可能エネルギーからの水素製造で世界最高効率が達成されました。

 今回のセミナーを通して、将来の水素エネルギー社会を考えてみませんか。
◇日 時:平成29年1月17日(火)13:30〜17:15
◇場 所:広島市西区民文化センター(広島市西区)
◇参加費:無料(交流会は有料)
◇申込期限:平成29年1月13日(金)
◇申込方法:ウェブサイトをご覧ください

  http://www.itc.city.hiroshima.jp/koshukai/h28-jisedai.html
◇問合せ先:(公財)広島市産業振興センター 技術振興部
◇主 催:広島市、公益財団法人広島市産業振興センター
◇共 催:水素・次世代エネルギー研究会(主催者他、広島大学、中国経済産業局、中国経済連合会、公益社団法人中国地方総合研究センター)、東広島市
◇後 援:一般社団法人水素エネルギー協会、一般社団法人日本エネルギー学会
◇連絡先:公益財団法人広島市産業振興センター 田村 誠
      Tel:082-242-4170 Fax:082-245-7199

      メールアドレス:tamura-mアットマークitc.city.hiroshima.jp

              (アットマークは@に置き換えてください)

☆福岡水素エネルギー戦略会議 燃料電池(エネファーム)部品研究会【再掲】
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 水素・燃料電池関連の市場規模は、我が国だけでも2030年に1兆円程度、2050年に8兆円程度に拡大するとの試算がある中、当該市場への新規参入を促進するため、既に15万台以上が普及しているエネファームに関する部品研究会を開催します。部品研究会では、パナソニック(株)のご担当者様からエネファームで使用される関連部品の情報を提供していただくとともに、コストダウンに向けた取組みをご紹介いただきます。

 参加者には、製造工程の見学など更に特別メニューを準備しておりますので、是非ご参加ください。
◇日 時:平成29年1月25日(水曜日)13:30 〜 16:30
◇場 所:博多バスターミナル 9階 第14ホール http://www.h-bt.jp/j21-access

    (福岡県福岡市博多区博多駅中央街2?1) *JR博多駅横
◇日 程:
1,福岡水素エネルギー戦略会議の取組み
   福岡水素エネルギー戦略会議 事務局
2,環境・エネルギーの状況と水素社会の道筋
   清水 俊克氏(パナソニック(株) 燃料電池事業担当)
3,エネファームの進化とコストダウンの取組み
   佐野 秀治氏(パナソニック(株) 原価推進課長)
4、特別メニュー「パナソニック工場見学(平成29年3月予定)」

   ※10社(各社1名)程度を予定。事前にヒアリング等実施させていただきます。5,特別メニュー「技術アドバイザーの派遣(日程調整の上、実施)」
◇お申込みについて:戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
http://www.f-suiso.jp/info/11976.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

   電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

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