燃料電池ワールド Vol.2238 (2016/11/28 08:45)

水素チャンネル Home

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□燃料電池ワールド Vol.2238
■2016年11月25日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■世界のヘッドライン(10月03日)
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2016/10/03 燃料電池飛行機HY4のビデオ、ドイツ上空の飛行を案内〈PT〉

〔訳注〕水素駆動のHY4は9月30日、ドイツのシュトゥットガルト空港(Stuttgart Airport)の上空で初飛行を行った。HY4は試験飛行で空港の上を10〜15分飛んだ。今、重要なのは、クリーンな水素燃料を作り出す方法を見つけることである。

2016/10/03 IRDフュエルセルズ社はイーヴィー・フュエルセルズ社になる〈PT〉

〔訳注〕デンマークのIRDフュエルセルズ社(IRD Fuel Cells)は、TREFOR Groupからイーヴィー(EWII)にグループ企業名変更の一環としてイーヴィー・フュエルセルズ社(EWII Fuel Cells)になりつつある。IRDフュエルセルズ社からイーヴィー・フュエルセルズ社への名称変更は進行中で、当社の事業運営は変わらないが、今後数カ月にわたって完全に実施される予定である。イノベーションに触発されたエネルギー世界(Energy World Inspired by Innovation)を意味するイーヴィー(EWII)は、/ee-vee/と発音される。

2016/10/03 中国最大の燃料電池バス導入で、バラード社の駆動バスが到着〈PT〉

〔訳注〕バンクーバーと佛山市(VANCOUVER、カナダとFOSHAN、中国)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、中国の佛山市(City of Foshan)の山水地区(District of Sanshui)に、最初の12台の燃料電池バスを配置した、と発表した。このバスは、Gaofeng団地駅からShuidu工業団地駅までの試行運行ルート#682で、佛山三線公共交通公司(Foshan Sanshui Guohong Public Transit Co. Ltd.)によって運営される。

2016/10/03 任務の準備が完了したシボレー・コロラドZH2燃料電池自動車、米軍ショーで正体を現す〈PT〉

〔訳注〕ワシントン(WASHINGTON、特別区)発:物理的に魅力的なシボレー・コロラドZH2(Chevrolet Colorado ZH2)は、これまでのところ、ゼネラル・モーターズ社(General Motors)から出された最も極端な一般道路外の運行が可能な燃料電池動力の電気自動車であるが、本日、米国陸軍協会(Association of the United States Army:AUSA)の秋会議で明らかになった。6フィート以上の車高と7フィート以上の車幅を持つコロラドZH2は、37インチのタイヤと、特別に改造されたサスペンションを搭載している。米国陸軍は来年、極限状態でコロラドZH2を試験し、軍用ミッションにおける水素駆動車の可能性について定める。GMと米国陸軍戦車車両研究開発技術センター(U.S. Army Tank Automotive Research, Development and Engineering Center:TARDEC)は1年足らずで、契約から概念までコロラドZH2を開発するために協力した。

2016/10/01〜02 記事の配信はありません。

■2016年11月25〜27日のWEB LINK NEWS
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2016/11/26 工業廃棄物+水→効率よく水素 技術を阪大グループ開発(朝日新聞デジタル)

 工業廃棄物と水から水素を効率よく発生させる技術を、大阪大の研究グループが開発した。水素ガスは爆発の危険性があり、貯蔵や運搬が課題となっているが、この技術を使えば必要な時に安全に水素を取り出せ、持ち運び可能な水素発生装置への応用も期待できるという。24日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。

 大阪大太陽エネルギー化学研究センターの金田清臣特任教授らのグループは、シリコーン工業などで電子機器のコーティング剤をつくる際などに廃棄物として出るヒドロシランという化合物に着目した。また、金を1・9ナノメートル(ナノは10億分の1)まで小さくした「金ナノ粒子」の触媒を作る技術を開発。ヒドロシランと水を混ぜた溶液にこの触媒を浸した時だけ、室温で水素を効率よく発生させることに成功した。

 水素は次世代エネルギーとして注目されているが、運ぶ際に高圧でボンベに圧縮するなど大量のエネルギーが必要になる。ヒドロシランとは別の化合物から水素を発生させる技術も開発されているが、生成を制御できないのが課題だった。金田特任教授は「この技術なら非常に小型、軽量で持ち運べる。燃料電池に組み込むなどポータブル水素発生装置の開発に応用できる」と話す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161126-00000053-asahi-soci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【燃料電池開発情報センター第22回寺子屋式 燃料電池講習会】【再掲】
◇日 時:12月5日(月)10:00〜16:30
◇場 所:中央大学 駿河台記念館
◇定 員:30名前後(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇締 切:11月25日(金)
◇プログラム:
10:00〜10:10 挨拶及び概況説明 FCDIC 事務局
10:10〜11:15 基礎編1(原理?触媒) 横浜国大(グリーン水素研) 石原 顕光
11:15〜11:40 基礎編2(電解質) FCDIC常任理事 吉武 優
11:40〜12:00 質疑応答
13:00〜13:50 燃料電池(PEFC)キットの組立・発電体験 FCDIC 事務局
14:00〜15:00 応用紹介 スマート水素ステーションについて
        埼玉県 エコタウン環境課 吉野 徳幸
15:00〜16:00 応用紹介 エネファームについて(仮)
        大阪ガス(調整中)
16:00〜16:30 総合質問
◇参加費(税込):FCDIC会員:12,000円、非会員:22,000円、学生:6,000円
◇問い合わせ・申込み:一般社団法人燃料電池開発情報センター 松田/塩澤fccon-xp☆fcdic.jp (☆を@にご変更ください)宛に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター
      TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
      URL:http://www.fcdic.com/

☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』

 (一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会では12月12日(月)に公開シンポジウム『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』を開催します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く機会ですので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月12日(月)13:00?17:30(シンポジウム)
           17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 4階401会議室
◇定 員:120名
◇プログラム:
講演1 「英国Intelligent Energyの空冷燃料電池について」
     山川正高氏((株)IE JAPAN 代表取締役)
講演2 「燃料電池車”MIRAI”に採用されたカソード触媒技術」

     寺田智明氏((株)キャタラー 先進材料開発部FC開発室室長)講演3 「実用化段階におけるPEFC用イオン交換膜の課題と展望」

     大島隆夫氏(日本ゴア(株)パフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョン プロダクトマネジャー)
講演4 「京セラにおける燃料電池セルの開発について」

     堀雄一氏(京セラ(株)総合研究所 SOFC開発部SOFC開発1課責任者)総合質疑 進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)

        稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)[交流会]17:30? 7階レストラン
◇参加費(会員外有料)

 シンポジウム参加費:・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員 (企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円 ・その他一般参加:15,000円
 交流会参加費:3,000円
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ
  http://www.ostec-tec.info/08/
[問合先]燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)

  E-mail:masuyama@ostec.or.jp TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主 催:一般財団法人大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
◇協 賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、(一社)燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

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