燃料電池ワールド Vol.2233 (2016/11/17 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2233
■2016年11月17日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
協 賛:高分子学会
※プログラム:講演タイトル・内容が確定致しました。
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
<セッション1>
1.バイオ燃料電池の現状と将来について

 内容:酵素バイオ燃料電池の基礎/バイオ燃料電池の出力向上を目指して(三次元金ナノ粒子修飾電極)/酵素バイオ燃料電池の最近の展開
 10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.燃料電池システムの普及拡大と水素社会実現に向けた取り組み

 内容:水素燃料電池システムの開発/エネルギー課題/東芝の水素技術/H2OneTM/水素地産地消型ビジネス
 10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 小川 雅弘氏
<セッション2>
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー

 内容:高軟化温度・高プロトン伝導性の電解質材料開発/電極用被服樹脂の改良(Pt量低減 or 高出力化、高酸素透過性)/ImPACTプログラム
 13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系

 内容:炭化水素系電解質材料の動向/電解質膜/触媒層アイオノマー
 13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
<セッション3>
5.LaGaO3を用いる低温作動型SOFC

 内容:スタックの劣化要因/イオンビーム技術による表面解析/Srの表面濃縮挙動
 14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6.SOFCハイブリットシステムの分散型電源としての役割

 内容:燃料電池、エネルギー業界の主な動向/ハイブリッドシステムの開発状況/ハイブリッドシステムの新たな展開
 15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

■世界のヘッドライン(09月23日)
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2016/09/23 新しいモバイル・ソリューションは質問に答える:「あなたはどこであなたの燃料電池電気自動車を充填するつもりですか?」〈PT〉

〔訳注〕サンフランシスコ(San Francisco、カリフォルニア州)発:「フュエル360コンビニエンス(Fuel-360 Convenience)」という新しいサービスについての宣伝? 燃料電池電気自動車のユーザーなら、いつでもどこでも、個人的なエネルギー配送を行うので、注文を受けたら燃料となる電気を送ることができる、ということのようだ。興味のある方は、https://fuel360.wordpress.com をどうぞ。

2016/09/23 ネパールのキルティプルにあるトリブバン大学、水素燃料電池を使ったラジオゾンデ・ステーションの性能を向上〈PT〉

〔訳注〕カトマンズ(Kathmandu、ネパール)発:ネパール天文・気象省(Department of Hydrology and Meteorology)は、現在の短距離気象予測システムの性能を向上させ、気象予測をより信頼できるものにするために、キルティプル(Kirtipur)にあるトリブパン大学(Tribhuvan University)の敷地内にラジオゾンデ・ステーションを設置する予定である。ラジオゾンデ・ステーションは2017年4月までに稼働する予定で、上空から大気データを取得するために水素発生器とラジオゾンデ・バルーンを備えている。同省とトリブパン大学は2週間前に共同の会議を開催し、大気調査研究所(Atmospheric Research Laboratory)の施設内にラジオゾンデ・ステーションを設置することに決めた。ステーションが稼働すると、ネパールは天気予報システムを100%正確にするデータにアクセスすることができるようになる。

2016/09/23 太陽から水素へ:研究者が大規模な光合成〈PT〉

〔訳注〕ユーリッヒ(J〓lich、ドイツ)発:ユーリッヒ総合研究機構(Forschungszentrum J〓lich)の科学者は、人工光合成施設のための初めての完全でこじんまりとした設計を開発した。これは、光電気化学的水分解のための最初の実用的な設計である。研究者は、ジャーナル「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」(DOI: 10.1038/NCOMMS12681)に研究結果を発表した。

2016/09/23 エイムズ研究所、アランを自動車用のより良い水素燃料にする方法を発見〈PT〉

〔訳注〕米国エネルギー省(U.S. Department of Energy)のアラン研究所(Ames Laboratory)の科学者は、数人のパートナーと協力して、より安価でよりエネルギー効率の高いアラン(alane、aluminum trihydride)を製造する方法を発見した。この水素源は、自動車に使われるための最終的な技術であると見なされている。

■2016年11月16日のWEB LINK NEWS
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2016/11/16 燃料電池フォークリフトの市販1号車、関空に導入へ…豊田自動織機(レスポンス)

 関西エアポートは、豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーが販売開始した燃料電池フォークリフト(FCFL)の市販車両1号車を、関西国際空港の国際貨物地区に導入すると発表した。

 関西エアポートは、環境負荷を最小限に抑えた空港運営を目指している。今回FCFL導入は、環境省の「物流分野におけるCO2削減対策促進事業」を活用、11月16日に納車され、作業でのCO2排出量を削減するとともに、作業環境の改善を図る。ディスペンサーによる水素燃料の充てん時間は3分程度、充電や電池交換なしで8時間連続稼働が可能となることから、作業効率が大幅に向上する。

 関西国際空港の国際貨物地区は、環境省の「2014年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択された「燃料電池フォークリフトの実用化と最適水素インフラ整備の開発・実証事業」の一環で、水素グリッドプロジェクトとして2015年2月から実証事業を開始した。2016年3月には実用化モデル試作車両2台を追加投入し展開している。

 今後も水素グリッドプロジェクトとして、関西国際空港内の旅客輸送用バスや貨物ハンドリングのための産業車両についても、水素エネルギーで走行する車両に転換し、水素エネルギーの導入に向けた取り組みを進める。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00000012-rps-bus_all

2016/11/16 「鉄のすべて」全方位で追及する研究所(ニュースイッチ)

 JFEスチールのスチール研究所は基礎研究から製品開発まで手がける。研究領域は「鉄のすべて」だ。薄板や鋼管などの商品開発と製造プロセス、開発を支える計測技術、物性理解など、満遍なくカバーする。中央研究所は持たず、製鉄所や製造所の設備や生産品目に対応した開発体制をとる。研究者には基礎科学と現場をつなぐ力が求められる。

 その一つがマルチマテリアルだ。鋼管と炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を組み合わせた水素貯蔵容器を開発した。2018年度の製品化を目指す。薄板とCFRPの複合材も開発が進む。中田理事は「鉄以外の分野とは積極的にアライアンスを結ぶ」という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161116-00010003-newswitch-sctch

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【福岡水素エネルギー人材育成センター 技術者育成セミナー「燃料電池コース」】【再掲】
◇日 時:11月24日(木)及び25日(金)※2日間のコースとなります。
◇会 場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇定 員:20名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇受講料:10,000円/人〔交流会費: 3,000円/人(任意)〕
  ◎交流会費は、当日現金にてお支払をお願いします。
◇申込方法:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11847.html
◇申込期限:11月21日(月)定員に達し次第、締め切ります。
【プログラム】
<11月24日(木):1日目 講義>
13:00〜13:10 開校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
13:10〜14:20 固体高分子形(PEFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        林 灯氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
14:30〜15:40 固体酸化物形(SOFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        谷口 俊輔氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
15:50〜17:00 燃料電池性能評価法

        伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
17:30〜19:00 交流会(希望者のみ)
<11月25日(金):2日目 実習>
9:30〜12:30  [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(PEFC)

        中島 裕典氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門助教)
13:30〜16:30 [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(SOFC)

        白鳥 佑介氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門准教授)
※実習では各種燃料電池組立と組み立てたセルを使用した性能評価・解析を行います。受講者数によっては2班に分けて実施するため、PEFCとSOFCの順序が逆になる場合がありますので、御了承ください
16:50〜17:00 閉校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局 山口・蓮尾

  福岡県商工部新産業振興課内 TEL:092?643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

☆【燃料電池開発情報センター第22回寺子屋式 燃料電池講習会】【再掲】
◇日 時:12月5日(月)10:00〜16:30
◇場 所:中央大学 駿河台記念館
◇定 員:30名前後(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇締 切:11月25日(金)
◇プログラム:
10:00〜10:10 挨拶及び概況説明 FCDIC 事務局
10:10〜11:15 基礎編1(原理〜触媒) 横浜国大(グリーン水素研) 石原 顕光
11:15〜11:40 基礎編2(電解質) FCDIC常任理事 吉武 優
11:40〜12:00 質疑応答
13:00〜13:50 燃料電池(PEFC)キットの組立・発電体験 FCDIC 事務局
14:00〜15:00 応用紹介 スマート水素ステーションについて
        埼玉県 エコタウン環境課 吉野 徳幸
15:00〜16:00 応用紹介 エネファームについて(仮)
        大阪ガス(調整中)
16:00〜16:30 総合質問
◇参加費(税込):FCDIC会員:12,000円、非会員:22,000円、学生:6,000円
◇問い合わせ・申込み:一般社団法人燃料電池開発情報センター 松田/塩澤fccon-xp☆fcdic.jp (☆を@にご変更ください)宛に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター
      TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
      URL:http://www.fcdic.com/

☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』

 (一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会では12月12日(月)に公開シンポジウム『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』を開催します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く機会ですので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月12日(月)13:00?17:30(シンポジウム)
           17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 4階401会議室
◇定 員:120名
◇プログラム:
講演1 「英国Intelligent Energyの空冷燃料電池について」
     山川正高氏((株)IE JAPAN 代表取締役)
講演2 「燃料電池車”MIRAI”に採用されたカソード触媒技術」

     寺田智明氏((株)キャタラー 先進材料開発部FC開発室室長)講演3 「実用化段階におけるPEFC用イオン交換膜の課題と展望」

     大島隆夫氏(日本ゴア(株)パフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョン プロダクトマネジャー)
講演4 「京セラにおける燃料電池セルの開発について」

     堀雄一氏(京セラ(株)総合研究所 SOFC開発部SOFC開発1課責任者)総合質疑 進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)

        稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)[交流会]17:30? 7階レストラン
◇参加費(会員外有料)

 シンポジウム参加費:・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員 (企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円 ・その他一般参加:15,000円
 交流会参加費:3,000円
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ
  http://www.ostec-tec.info/08/
[問合先]燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)

  E-mail:masuyama@ostec.or.jp TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主 催:一般財団法人大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
◇協 賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、(一社)燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

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