燃料電池ワールド Vol.2231 (2016/11/15 08:44)

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□燃料電池ワールド Vol.2231
■2016年11月15日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
協 賛:高分子学会
※プログラム:講演タイトル・内容が確定致しました。
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
<セッション1>
1.バイオ燃料電池の現状と将来について

 内容:酵素バイオ燃料電池の基礎/バイオ燃料電池の出力向上を目指して(三次元金ナノ粒子修飾電極)/酵素バイオ燃料電池の最近の展開
 10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.燃料電池システムの普及拡大と水素社会実現に向けた取り組み

 内容:水素燃料電池システムの開発/エネルギー課題/東芝の水素技術/H2OneTM/水素地産地消型ビジネス
 10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 小川 雅弘氏
<セッション2>
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー

 内容:高軟化温度・高プロトン伝導性の電解質材料開発/電極用被服樹脂の改良(Pt量低減 or 高出力化、高酸素透過性)/ImPACTプログラム
 13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系

 内容:炭化水素系電解質材料の動向/電解質膜/触媒層アイオノマー
 13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
<セッション3>
5.LaGaO3を用いる低温作動型SOFC

 内容:スタックの劣化要因/イオンビーム技術による表面解析/Srの表面濃縮挙動
 14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6.SOFCハイブリットシステムの分散型電源としての役割

 内容:燃料電池、エネルギー業界の主な動向/ハイブリッドシステムの開発状況/ハイブリッドシステムの新たな展開
 15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

■世界のヘッドライン(09月21日)
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2016/09/21 バラード社、松井大阪府知事のカナダへの貿易使節の間に接待〈PT〉

〔訳注〕バンクーバー(VANCOUVER、カナダ)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は9月16日、日本の大阪府知事松井一郎氏とその使節団を、カナダへの知事の貿易使節の間に本社施設で接待した。松井知事は、大阪府で燃料電池を含むクリーン・エネルギー技術の活用を促進することに関心を持っている。

2016/09/21 ハイアー(HyER)メンバーのアバディーン市議会、水素活動の2つの賞を受賞〈PT〉

〔訳注〕ハイアー(HyER: Hydrogen Fuel Cells and Electromobility in European Regions)メンバーのアバディーン市議会(Aberdeen City Council)は9月13日、英国のミルトン・キーンズ(Milton Keynes)で2つの低炭素自動車パートナーシップ賞(LowCVP (Low Carbon Vehicle Partnership) Awards)を受賞した。ヨーロッパで最大の燃料電池バス艦隊を配備し、英国最大の水素生産・バス燃料補給所を実現したアバディーン・バス・プロジェクト(Aberdeen Bus Project)は低炭素道路輸送取り組み賞(Low Carbon Road Transport Initiative of the Year)を受賞した。また、アバディーン市議会は「グランプリ賞」を受賞した。

2016/09/21 大学が水素で高速道路に挑戦〈PT〉

〔訳注〕Katie Beck発:来月に開催されるシェル社(Shell)のエコマラソン(MGPマラソン、MPG Marathon)の一環として、水素燃料電池を搭載したヒュンダイ(Hyundai)ix35は、バーミンガム大学(University of Birmingham)、レックス・オートリース社(Lex Autolease)、フュエルセル・システムズ社(Fuel Cell Systems)のチームによるイギリスのエコ・ドライブ・チャレンジに参加する。このエコ・マラソンは、1ガロンあたりの走行距離(mpg)を競うもので、大学は唯一の水素自動車を運転する予定である。

2016/09/21 SFCエナジー社、カナダのクリスチャンセン・エンジニアリング・グループ社で石油パイプライン用新型イーフォイ・プロ・ハイブリッド燃料電池ユニットの導入を発表〈PT〉

〔訳注〕ブルネン/ミュンヘン(Brunnthal/Munich、ドイツ)発:SFCエナジー社(SFC Energy)は、統合された500W級燃料電池の新形イーフォイ・プロ・ハイブリッド・キャビネット(EFOY Pro Hybrid Cabinet)の導入を発表した。完全に統合された電力ソリューションは、西カナダの石油・ガス産業のエンジニアリング、製図、自動化、調達および建設管理サービスの専門家であり、中程の主要な企業の系統外パイプラインが要求する電力の信頼性のために、カルガリー州(Calgary)のクリスチャンセン・エンジニアリング・グループ社(Christiansen Engineering Group)によって選ばれた。SFCエナジー社のイーフォイ・プロ・キャビネット・ハイブリッド製品(EFOY ProCabinet Hybrid Solution)は、パイプラインに沿ってリモート濃度計と関連ヒーターに電力を供給する。

2016/09/21 ヒュンダイ自動車、2016ハノーバー国際商用車モーターショーでH350燃料電池コンセプトを発表〈PT〉

〔訳注〕ヒュンダイ自動車(Hyundai Motor)は、9月21日から29日まで開催される2016IAA(International Automobile Exhibition)ハノーバー国際商用車モーターショー(International Commercial Vehicle Show)でゼロ・エミッションの軽商用車H350燃料電池のコンセプトを明らかにする。175リットルの水素タンクは4分以内に充電できる。

2016/09/21 三菱日立電力システムズ社、固体酸化物型燃料電池を使うマイクロ・ガスタービン(MGT)ハイブリッド発電システムの実証試験を開始〈PT〉

〔訳注〕横浜(Yokohama、日本)発:三菱日立電力株式会社(Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd.)は、近い将来の商用化を狙う固体酸化物型燃料電池(SOFC)スタックとマイクロ・ガスタービン(MGT)を統合した加圧ハイブリッド発電システムの実証実験を開始した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(New Energy and Industrial Technology Development Organization:NEDO)の支援を受け、東京ガス(Tokyo Gas Co., Ltd.)の千住テクノ・ステーション(Senju Techno Station)に業務用と産業用の両方のシステムを設置した。そして式典は、実証ユニットの運転開始を告げた。今後は実証サイトを4つに拡大し、2017年度の商業化をめざす。

2916/09/21 トヨタ、2017年の燃料電池自動車「ミライ」の価格設定を発表:先駆者リースで月額349ドルで開始〈PT〉

〔訳注〕トーランス(TORRANCE、カリフォルニア州)発:トヨタ(Toyota)「ミライ(Mirai)」の2017年度モデルのメーカーの希望小売価格(MSRP)は、36カ月間月額349ドルに設定された。

■2016年11月14日のWEB LINK NEWS
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2016/11/14 買って数年で古臭いタイプにならないための、2020年に流行ってるクルマを大胆予測!(東京カレンダー)
サトー:日本車だと間もなくトヨタ・プリウスのPHVが発表される。60kmくらいはEVで走って、燃費は1リットルあたり37kmだっていうから、要注目だね。要注目と言えば、燃料電池車(FCV)も覚えておこう。
船山:FCVって、前にも聞いたことがあると思うんですけど、どんな仕組みのクルマでしたっけ?
サトー:燃料電池って電池だと思われがちなんだけど、発電装置なんだ。水に電気を流して水素と酸素に分解する原理の逆で、水素と酸素の化学反応から電気と水が生まれる。その電気で走るってわけ。ホンダのクラリティやトヨタのMIRAIみたいに、もう実用化しているんだよ。
船山:なんでPHVやFCVを一所懸命に開発するんですかね?
サトー:ガソリンをたくさん燃やすとたくさんCO2が出て、地球温暖化につながるからね。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161114-10004705-tokyocal-ent

2016/11/14 「水素燃料の普及に」 相模原市が燃料電池車導入(カナロコ by 神奈川新聞)

 相模原市の公用車に、ホンダが開発した燃料電池自動車「クラリティ フューエル セル」をリース契約で導入することが決まり、9日、市役所で納車式が開かれた。

 市役所本庁舎前で行われた納車式では、同社の鈴木麻子執行役員が、加山俊夫市長にレプリカキーを手渡した。

 加山市長は「環境共生型の社会をつくるため、水素燃料の普及に努めていきたい」とあいさつし、水素ステーションの整備に意欲を見せた。同市内には現在、中央区のキャンプ淵野辺留保地など2カ所に移動式商用水素ステーションが設置されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161114-00013412-kana-l14

2016/11/14 自動車向けCFRPの世界需要は2020年には28,000tに増加。矢野経済研が需要予測を発表(clicccar)

 矢野経済研究所が、自動車向け炭素繊維強化プラスチック(CFPR)の世界需要予測を発表しました。

 今回の発表された予測の調査は2016年7月?10月に実施されたもので、調査対象は自動車メーカー、炭素繊維メーカー、関連メーカー、研究開発機関に及んでいます。

 発表された調査結果によると、自動車向けCFPRの世界需要量は 2015年の時点で9,231tと推計され、2020年には28,000tに増加すると予測しています。ただし、今回の需要量集計には、燃料電池自動車(FCV)の水素タンクのCFPRは含まれていません。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161114-00415822-clicccarz-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【福岡水素エネルギー人材育成センター 技術者育成セミナー「燃料電池コース」】【再掲】
◇日 時:11月24日(木)及び25日(金)※2日間のコースとなります。
◇会 場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇定 員:20名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇受講料:10,000円/人〔交流会費: 3,000円/人(任意)〕
  ◎交流会費は、当日現金にてお支払をお願いします。
◇申込方法:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11847.html
◇申込期限:11月21日(月)定員に達し次第、締め切ります。
【プログラム】
<11月24日(木):1日目 講義>
13:00〜13:10 開校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
13:10〜14:20 固体高分子形(PEFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        林 灯氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
14:30〜15:40 固体酸化物形(SOFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        谷口 俊輔氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
15:50〜17:00 燃料電池性能評価法

        伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
17:30〜19:00 交流会(希望者のみ)
<11月25日(金):2日目 実習>
9:30〜12:30  [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(PEFC)

        中島 裕典氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門助教)
13:30〜16:30 [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(SOFC)

        白鳥 佑介氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門准教授)
※実習では各種燃料電池組立と組み立てたセルを使用した性能評価・解析を行います。受講者数によっては2班に分けて実施するため、PEFCとSOFCの順序が逆になる場合がありますので、御了承ください
16:50〜17:00 閉校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局 山口・蓮尾

  福岡県商工部新産業振興課内 TEL:092?643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

☆【燃料電池開発情報センター第22回寺子屋式 燃料電池講習会】【再掲】
◇日 時:12月5日(月)10:00〜16:30
◇場 所:中央大学 駿河台記念館
◇定 員:30名前後(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇締 切:11月25日(金)
◇プログラム:
10:00〜10:10 挨拶及び概況説明 FCDIC 事務局
10:10〜11:15 基礎編1(原理〜触媒) 横浜国大(グリーン水素研) 石原 顕光
11:15〜11:40 基礎編2(電解質) FCDIC常任理事 吉武 優
11:40〜12:00 質疑応答
13:00〜13:50 燃料電池(PEFC)キットの組立・発電体験 FCDIC 事務局
14:00〜15:00 応用紹介 スマート水素ステーションについて
        埼玉県 エコタウン環境課 吉野 徳幸
15:00〜16:00 応用紹介 エネファームについて(仮)
        大阪ガス(調整中)
16:00〜16:30 総合質問
◇参加費(税込):FCDIC会員:12,000円、非会員:22,000円、学生:6,000円
◇問い合わせ・申込み:一般社団法人燃料電池開発情報センター 松田/塩澤fccon-xp☆fcdic.jp (☆を@にご変更ください)宛に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター
      TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
      URL:http://www.fcdic.com/

☆燃料電池・FCH部会 公開シンポジウム【再掲】
『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』

 (一財)大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会では12月12日(月)に公開シンポジウム『ここまできた燃料電池の実用技術?要素技術・構成材料の進展?』を開催します。水素・燃料電池分野の取組みについて最新の動向を聞く機会ですので、ぜひご参加下さい。
◇日 時:12月12日(月)13:00?17:30(シンポジウム)
           17:30?(交流会)
◇場 所:大阪科学技術センター 4階401会議室
◇定 員:120名
◇プログラム:
講演1 「英国Intelligent Energyの空冷燃料電池について」
     山川正高氏((株)IE JAPAN 代表取締役)
講演2 「燃料電池車”MIRAI”に採用されたカソード触媒技術」

     寺田智明氏((株)キャタラー 先進材料開発部FC開発室室長)講演3 「実用化段階におけるPEFC用イオン交換膜の課題と展望」

     大島隆夫氏(日本ゴア(株)パフォーマンス・ソリューションズ・ディビジョン プロダクトマネジャー)
講演4 「京セラにおける燃料電池セルの開発について」

     堀雄一氏(京セラ(株)総合研究所 SOFC開発部SOFC開発1課責任者)総合質疑 進行:江口浩一氏(京都大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)

        稲葉 稔氏(同志社大学教授・燃料電池・FCH部会 代表)[交流会]17:30? 7階レストラン
◇参加費(会員外有料)

 シンポジウム参加費:・OSTEC賛助会員および研究会等会員、協賛団体会員 (企業)10,000円、(大学・公的研究機関)5,000円 ・その他一般参加:15,000円
 交流会参加費:3,000円
◇申込等詳細:燃料電池・FCH部会ホームページ
  http://www.ostec-tec.info/08/
[問合先]燃料電池・FCH部会 事務局
(一財)大阪科学技術センター 技術振興部 増山 (吉岡)

  E-mail:masuyama@ostec.or.jp TEL:06-6443-5320 FAX:06-6443-5319
◇主 催:一般財団法人大阪科学技術センター 燃料電池・FCH部会
◇協 賛(予定):(一社)エネルギー・資源学会、(公社)化学工学会関西支部、(公社)化学工学会エネルギー部会、(一社)近畿化学協会、(公社)電気化学会関西支部、(公社)電気化学会電池技術委員会、(一社)日本電機工業会、(一社)燃料電池開発情報センター、燃料電池実用化推進協議会

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 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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