燃料電池ワールド Vol.2223 (2016/11/02 09:07)

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□燃料電池ワールド Vol.2223
■2016年11月02日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆【福岡水素エネルギー戦略会議 第2回研究分科会】【再掲】
「高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会」
◇日 時:11月11日(金)13:00〜17:05
◇場 所:福岡東総合庁舎(福岡市博多区博多駅東1丁目7-1)
◇定 員:60名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇参加費:無料
◇お申込:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11810.html
◇プログラム:
13:00〜13:05 高圧水素貯蔵・輸送研究分科会 座長挨拶

        秋葉 悦男氏(九州大学工学研究院機械工学部門教授)
13:05〜13:35 五島における海洋エネルギー&水素を用いたエネルギー輸出島の可能性

        木村誠一郎氏((公財)松下政経塾(九州大学I2CNER招聘研究員))
13:45〜14:15 環境技術開発紹介と水素貯蔵システムの研究状況について

        内山 直樹氏((株)アツミテック環境技術センターセンター長)
14:25〜14:55 水素社会に向けた日本製鋼所の取り組み

        久保 和也氏((株)日本製鋼所室蘭研究所主幹研究員) 
15:10〜15:40 DLCコーティングの水素中における摩擦摩耗

        田中 宏昌氏(九州大学工学研究院機械工学部門助教)
15:50〜16:20 高圧水素圧縮機とその周辺技術に関する技術動向(仮)

        三浦 真一氏((株)神戸製鋼所圧縮機事業部水素エネルギー室次長)
16:30〜17:00 水素エネルギー製品研究試験センターのご紹介

        村上 盛喜氏((公財)水素エネルギー製品研究試験センター事務局長)
17:00〜17:05 高圧水素下における機械要素研究分科会 座長挨拶

        澤江 義則氏(九州大学工学研究院機械工学部門教授)
◇問い合わせ先:九州大学水素エネルギー国際研究センター 蓮尾
TEL:092-802-3303  Mail :info@h2.kyushu-u.ac.jp

☆【福岡水素エネルギー人材育成センター 技術者育成セミナー「燃料電池コース」】【再掲】
◇日 時:11月24日(木)及び25日(金)※2日間のコースとなります。
◇会 場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
◇定 員:20名(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇受講料:10,000円/人〔交流会費: 3,000円/人(任意)〕
  ◎交流会費は、当日現金にてお支払をお願いします。
◇申込方法:オンラインにてお申込ください。http://www.f-suiso.jp/info/11847.html
◇申込期限:11月21日(月)定員に達し次第、締め切ります。
【プログラム】
<11月24日(木):1日目 講義>
13:00〜13:10 開校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
13:10〜14:20 固体高分子形(PEFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        林 灯氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
14:30〜15:40 固体酸化物形(SOFC)燃料電池の原理と各構成材料の開発状況と傾向

        谷口 俊輔氏(九州大学水素エネルギー国際研究センター教授)
15:50〜17:00 燃料電池性能評価法

        伊藤 衡平氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門教授)
17:30〜19:00 交流会(希望者のみ)
<11月25日(金):2日目 実習>
9:30〜12:30  [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(PEFC)

        中島 裕典氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門助教)
13:30〜16:30 [実習] 燃料電池性能試験・解析方法(SOFC)

        白鳥 佑介氏(九州大学大学院工学研究院機械工学部門准教授)
※実習では各種燃料電池組立と組み立てたセルを使用した性能評価・解析を行います。受講者数によっては2班に分けて実施するため、PEFCとSOFCの順序が逆になる場合がありますので、御了承ください
16:50〜17:00 閉校式(福岡水素エネルギー戦略会議)
◇問い合わせ先:福岡水素エネルギー戦略会議事務局 山口・蓮尾

  福岡県商工部新産業振興課内 TEL:092?643-3448 E-mail:info@f-suiso.jp
◇主 催:福岡水素エネルギー人材育成センター(福岡水素エネルギー戦略会議)

☆【燃料電池開発情報センター第22回寺子屋式 燃料電池講習会】【再掲】
◇日 時:12月5日(月)10:00〜16:30
◇場 所:中央大学 駿河台記念館
◇定 員:30名前後(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇締 切:11月25日(金)
◇プログラム:
10:00〜10:10 挨拶及び概況説明 FCDIC 事務局
10:10〜11:15 基礎編1(原理〜触媒) 横浜国大(グリーン水素研) 石原 顕光
11:15〜11:40 基礎編2(電解質) FCDIC常任理事 吉武 優
11:40〜12:00 質疑応答
13:00〜13:50 燃料電池(PEFC)キットの組立・発電体験 FCDIC 事務局
14:00〜15:00 応用紹介 スマート水素ステーションについて
        埼玉県 エコタウン環境課 吉野 徳幸
15:00〜16:00 応用紹介 エネファームについて(仮)
        大阪ガス(調整中)
16:00〜16:30 総合質問
◇参加費(税込):FCDIC会員:12,000円、非会員:22,000円、学生:6,000円
◇問い合わせ・申込み:一般社団法人燃料電池開発情報センター 松田/塩澤fccon-xp☆fcdic.jp (☆を@にご変更ください)宛に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター
      TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
      URL:http://www.fcdic.com/

■世界のヘッドライン(09月10、11日)
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2016/09/10 トヨタ、隣接3州に水素燃料電池自動車を運ぶ〈PT〉

〔訳注〕CDT発:トヨタ(Toyota)の20周年記念の一環として、テネシー州ギブソン郡(Gibson County)で新たな車両が展示される。2016トヨタ「ミライ(Mirai)」は、9月の終わりまで地域行事やトヨタ・ビジター・センター(Toyota Visitors Center)で見つけることができる。

2016/09/10 水素はエミッション・フリーの輸送に向けてヨーロッパを運転する〈PT〉

〔訳注〕クリーンな革命が、静かにヨーロッパの道路で行われている。水素燃料電池は、公共バス艦隊といくつかの試験的なプロジェクトに電力を供給している。技術の取り込みは、燃料電池を欧州全体でゼロ・エミッションの輸送を下から支える立場の状態にして、急速に加速している。この記事は、欧州の官民パートナーシップである燃料電池水素共同実施機構(FCH JU)のさまざまな研究・実証活動について述べている。

2016/09/11 プラグパワー社、ゲンケアの見える化した知的IoTベースのデータ群の概要を紹介〈PT〉

〔訳注〕プラグパワー社(Plug Power)のゲンケア(GenCare)アフター・サービス製品は、電力と燃料サービスを束ねるゲンキー(GenKey)に不可欠な構成部品で、水素燃料供給と燃料電池を接続するための顧客の意向を簡単にするために設計されている。この記事は、ゲンケアに注力して細部を紹介している。

■2016年11月01日のWEB LINK NEWS
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2016/11/01 オープンイノベの先駆者・大ガス、HEMSとは異なる独自の“生態系”構築で方針転換か?(日刊工業新聞電子版)
社外技術取り込むだけのOIに限界

 大阪ガスが大阪イノベーションハブ(大阪市北区)で10月下旬に開いた情報通信技術(ICT)・IoTニーズ説明会には、約80人の中小企業経営者らが詰めかけた。同所で4月以降開催した企業説明会では最大規模の集客数で、大ガスへの注目度は高い。今回初めて、説明する分野を絞り、プレゼンテーションも商品やサービスの開発に携わる担当者が演壇に上がった。効果的なマッチングによる成約率向上を目標に掲げ、今春に着任したOI室の樋口裕思室長の発想だ。

 大ガスの求めるアイデアの一つが、IoT化で創出する家庭用ガス機器の付加価値だ。樋口室長は「ユーザー中心のデザインを期待したい」と話すが、その技術戦略には一抹の不安も浮かび上がる。

 大ガスのIoTガス機器は家庭用燃料電池「エネファームタイプS」を核に、床暖房やミストサウナなどを制御するものだ。IoT家電をつなぐ家庭用エネルギー管理システム(HEMS)とは異なる、独自の“生態系”を構築しようとしている。

 自社商品やサービスに社外の技術を取り込むことだけが目的のOIでは「限界が来ている」(樋口裕思室長)とこぼす。今夏には、社内に眠る知的財産などのシーズを、社外に紹介する活動にも着手した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00010002-nkogyo-ind

2016/11/01 ついにレクサス新型LSはミラーレス車で登場!ドアミラーはオプション設定(オートックワン)

 さすがにトヨタも問題だと考えていたのだろう。初代LS400をお披露目したデトロイトショーで2017年秋に発売予定の新型LSをアンベールするそうな。

 全体の雰囲気は昨年の東京モーターショーでデビューした『LF-FC』になるという。もちろん燃料電池搭載モデルの発売は当面無し。
[Text:国沢光宏]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00010003-autoconen-bus_all

2016/11/01 パワーがあって繊細な作業もできるタフな四脚ロボット「WAREC-1」(Impress Watch)

 早稲田大学、三菱重工業株式会社、科学技術振興機構(JST)、内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当)の4者は2016年11月1日、共同で記者会見を行ない、4脚や2脚を使い分けることで梯子や階段を上ったり、不整地を腹ばいで歩行できる4脚型ロボット「WAREC-1」を発表した。

 なお、現在はバッテリを搭載しておらず、今後、内部に搭載する。バッテリタイプについては検討中。燃料電池や発電機の搭載も含めて考えるという。また、アクチュエーターを油圧とすることも検討しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000130-impress-sci

2016/11/01 慶應大ら、熱エンジンの効率を最大限に上げると出力がほぼゼロになることを証明(Impress Watch)

 古くから推測されていた熱エンジンと効率向上と出力の大きさとの間にはトレードオフの関係があることが慶應義塾大学理工学部の齊藤圭司准教授と、東京大学大学院総合文化研究科白石直人氏、学習院大学理学部の田崎晴明教授らの研究グループによって証明された。

 火力発電所の発電機のように、高温の物体から熱を受け取り、それを電気のような「使えるエネルギー」に変える装置を一般的に「熱エンジン」と呼ぶ。高温の物体から受け取った熱エネルギーのうち、どれだけ利用できたかの比率を「効率」という。この効率には、原理的に超えられない「カルノー効率」という上限があることが分かっている。一方、発電機では、効率だけでなく「何Wの電力が発電できるか」という「仕事率」が問題になる。

 カルノー効率が達成されると、効率は上がるが、トレードオフの関係で、同時に仕事率がゼロになることが漠然と予想されていた。しかし、従来の熱力学には動作時間という概念が組み込まれていないため、仕事率を解析できず決定的な答えを得られていなかった。

 今回、同研究グループは、古典力学とマルコフ過程でモデル化した「ゆらぐ系についての非平衡統計物理学」で考案された手法を拡張することで、広範な熱エンジンに適応可能な普遍的関係式を導出した。これにより、熱エンジンの効率をカルノー効率まで高めるには、エンジンの動作速度を無限に遅くして、どれほど待っても利用可能なエネルギーがほとんど得られない状況(発電機では出力0W)にせざるを得ないことが結論付けられた。このことは、ほとんどの一般的な熱エンジンと、分子モーターのような微少な機械にも適用できるという。

 これまで、熱力学には「何もないところからエネルギーを生み出すことはできない」(熱力学第一法則)と、「熱のエネルギーを全て利用可能なエネルギーに変えることはできない」(熱力学第二法則)という2つの「何ができないか」に関する原理を基盤に作られていたが、今回の発見はそれに新しい原理を付け加えるものになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161101-00000066-impress-sci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
 1.バイオ燃料電池の現状と将来について
  10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
 2.大型水素FC開発について
  10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
 3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
  13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
 4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
  13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
 5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
  14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
 6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
  15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

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