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□燃料電池ワールド Vol.2220
■2016年10月28日発行
◆燃料電池NPO pemdream
【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス
TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■燃料電池関連イベント
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☆【燃料電池開発情報センター第22回寺子屋式 燃料電池講習会】【再掲】
◇日 時:12月5日(月)10:00〜16:30
◇場 所:中央大学 駿河台記念館
◇定 員:30名前後(定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇締 切:11月25日(金)
◇プログラム:
10:00〜10:10 挨拶及び概況説明 FCDIC 事務局
10:10〜11:15 基礎編1(原理〜触媒) 横浜国大(グリーン水素研) 石原 顕光
11:15〜11:40 基礎編2(電解質) FCDIC常任理事 吉武 優
11:40〜12:00 質疑応答
13:00〜13:50 燃料電池(PEFC)キットの組立・発電体験 FCDIC 事務局
14:00〜15:00 応用紹介 スマート水素ステーションについて
埼玉県 エコタウン環境課 吉野 徳幸
15:00〜16:00 応用紹介 エネファームについて(仮)
大阪ガス(調整中)
16:00〜16:30 総合質問
◇参加費(税込):FCDIC会員:12,000円、非会員:22,000円、学生:6,000円
◇問い合わせ・申込み:一般社団法人燃料電池開発情報センター 松田/塩澤fccon-xp☆fcdic.jp (☆を@にご変更ください)宛に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター
TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
URL:http://www.fcdic.com/
■世界のヘッドライン(09月07日)
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2016/09/07 ITMパワー社、基幹のドイツ市場で新しいマネージング・ディレクターを任命〈PT〉
〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、当社が全額出資のドイツ子会社、ITMパワー社(ITM Power GmbH)のマネージング・ディレクターにカルム・マコーネル(Calum McConnell)を任命した、と発表した。カルムは12月から業務を引き継ぐ。
2016/09/07 サンディア国立研究所が特許を取得した膜は市場のものよりも性能が優れている〈PT〉
〔訳注〕アルバカーキ(ALBUQUERQUE、ニューメキシコ州)発:8月24日付け(Vol.2209
2016/10/13発行)の記事「燃料電池の新しいタイプが適応性を増し、コストを下げる」の再論。サンディア国立研究所(Sandia National Laboratories)の化学者、サイ藤本(Cy Fujimoto)は、サンディア国立研究所が特許を取得したpolyphenyline 膜について、雑誌「自然エネルギー(Nature Energy)」の8月21日号で述べている。
2016/09/07 フュエルセル・エナジー社、再生可能バイオガス処理を含む廃水発電プロジェクトの商業運転と資金調達を発表〈PT〉
〔訳注〕ダンベリー(DANBURY、コネチカット州)発:フュエルセル・エナジー社(FuelCell Energy, Inc.)は、カリフォルニア州リバーサイド市にあるリバーサイド市地域水質管理発電所でメガワット級燃料電池発電所の建設と商業運転の成就を発表した。プロジェクトは、リバーサイド市が発電した当面の運営コストの支払いはどんな資本支出もなしに、そして市の持続可能な目標を支援する方法で組み立てられている。
2016/09/07 インテリジェント・エナジー社、インター・ドローン展で無人航空機のための軽量燃料電池スタックを展示〈PT〉
〔訳注〕インテリジェント・エナジー社(Intelligent Energy)は、ラスベガス(Las Vegas)のパリ・ホテル(Paris Hotel)で9月7〜9日に開かれる今年のインター・ドローン展示会(InterDrone conference)で水素燃料電池で動く無人航空機(UAV)を飛行させる。
2016/09/07 マグナ・インターナショナル社、燃料電池航続距離延長システム自動車を披露〈PT〉
〔訳注〕マグナ・インターナショナル社(Magna International)はウィーン(Vienna)の最近の国際モーター・シンポジウム(International Motor Symposium)で、技術試作自動車の燃料電池航続距離拡張電気自動車(FC REEV:fuel-cell range-extended electric vehicle)を発表した。この先駆的な自動車は水素と電気駆動装置を組み合わせたもので、化石燃料がなくても走行できる。ハイブリッド自動車との組み合わせで、FC REEVは給油または再充電なしで500kmの堂々たる走行距離を持っている。
■2016年10月27日のWEB LINK NEWS
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2016/10/27 人口1万1000人の町を水素タウンに、エネルギーを100%自給自足へ(スマートジャパン)
岐阜県の南部にある八百津町(やおつちょう)は山と平野のあいだに広がる典型的な中山間地で、農業と林業を中心に発展してきた。近年は人口減少に悩む中で、新たに「中山間地型水素社会の構築による100%エネルギー自給自足のまち 八百津プロジェクト」を推進中だ。
このプロジェクトは八百津町と岐阜県に加えて、岐阜大学と地元の民間企業も加わって産学官連携で取り組んでいる。町内の3つの地区を対象に、再生可能エネルギーで電力と熱を供給するのと合わせて水素の製造にも着手する計画だ。八百津産のエネルギーだけで町内の電力と熱を100%自給自足できる体制を目指す。
3つのモデル地区の1つは「人道の丘」で、ここには第二次世界大戦中に約6000人のユダヤ人の命を救ったことで知られる外交官・杉原千畝氏の記念館がある。観光の名所でもある場所に太陽光発電と木質バイオマスボイラー、さらに水素で電力と熱を供給する燃料電池を導入する。周辺の住宅や店舗にも電力と熱を供給しながら、観光と再生可能エネルギーの相乗効果を高めていく狙いだ。
八百津プロジェクトに参加する民間企業の1社は、隣接する愛知県に本社があるブラザー工業である。事務機メーカーの同社は新規事業として燃料電池システムを開発した。水素を貯蔵できる特殊な金属を採用して、安全な状態で長期に水素を保管して発電できる特徴がある。現在はプロジェクトの参加企業と共同で、熱も供給できる燃料電池システムを開発中だ。
八百津プロジェクトでは2016年度中に事業計画を策定したうえで、2017年度から燃料電池と合わせて木質バイオマスボイラーや水素製造装置を導入していく。すでに総務省から「分散型エネルギーインフラプロジェクト・マスタープラン策定事業」の事業費として2400万円の交付を受けることが決まっている。
移動式の水素ステーションが開設
八百津プロジェクトが目指す水素タウンは、地域の再生可能エネルギーで作った電力からCO2(二酸化炭素)フリーの水素を製造して、町内の住宅や公共施設・農業施設に効率よく電力と熱を供給する。林業関連の事業者が集まる久田見(くたみ)地区に水素製造装置を導入する予定で、太陽光発電と木質バイオマス発電の電力から水素を製造する計画だ。
製造した水素は純水素型の燃料電池を使って地区内に電力と熱を供給する一方、町の中心部に導入する燃料電池にも供給する。地域の再生可能エネルギーで作った電力を地産地消しながら、余剰分を水素に転換・貯蔵して有効に活用する体制だ。この仕組みで地域のエネルギーを100%自給自足できる水素タウンを構築していく。
八百津町には2016年3月に移動式の水素ステーションが営業を開始している。プロジェクトにも参画する県内企業の清流パワーエナジーが開設した岐阜県で初めての水素ステーションだ。観光を軸に近隣地域から燃料電池自動車を呼び込んで、水素タウンの発展につなげる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000028-biz_it_sj-bus_all
2016/10/27 電気機器業界の特許資産規模、トップは三菱電機…EVを使った電源切替装置など(レスポンス)
パテント・リザルトは10月26日、独自に分類した電気機器業界の企業を対象に、各社が保有する特許資産を質と量の両面から総合評価した「電気機器業界 特許資産規模ランキング」をまとめた。
ランキングは、2015年4月1日から2016年3月末までの1年間、電気機器関連の企業が登録した特許を対象に、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」を使って評価。企業ごとに総合得点を集計した。この結果、1位三菱電機、2位パナソニック、3位東芝となった。
3位の東芝の注目度の高い特許には「高効率水素製造装置として期待されている固体酸化物型電気化学セルに関して、セル性能の低下を防ぐための技術」や「水中に含まれる有害物を分離除去する水処理技術において、水中で析出される微細な粒子を直接固液分離できる樹脂複合体」に関する技術などがある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161027-00000003-rps-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
1.バイオ燃料電池の現状と将来について
10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.大型水素FC開発について
10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/
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