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□燃料電池ワールド Vol.2213
■2016年10月19日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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■世界のヘッドライン(08月30日)
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2016/08/30 ソリッドパワー社とイー・ダブリュ・イー社は燃料電池の提携を続ける〈PT〉
〔訳注〕ハインスベルグ(Heinsberg、ドイツ)発:イー・ダブリュ・イー社(EWE Vertrieb GmbH)は現在、5年以上にわたって革新的なソリッドパワー社(SOLIDpower)燃料電池技術の開発を支援している。この間、150基以上の燃料電池ユニットが成功裏に実際の条件下で動作している。連邦政府によって促進されるフィールドテストを達成するために、両社は、イー・ダブリュ・イー社の顧客にソリッドパワー社のブルーゲン(BlueGEN)製品の提供を保証する協力契約を結んだ。
2016/08/30 ハイギア社、サンゴバン社と長期水素供給契約を締結〈PT〉
〔訳注〕アーネム(ARNHEM、オランダ)発:ハイギア社(HyGear)は本日、現地で生成する水素とともにスペインのバス・メーカーのアーボック社(Arboc)にフロート・ライン(float line)を供給するために、世界最大の板ガラス・メーカーの一つであるサンゴバン社(Saint-Gobain)と長期契約を結んだ。
〔訳語〕サンゴバン社(Saint-Gobain):サンゴバンはフランスの多国籍企業であり、1665年パリで創業した。現在の本社はパリ近郊のラ・デファンスにある。当初は鏡を製造していたが、現在は他に各種建築材料や高機能材料も製造している。ユーロネクスト・パリに上場しており、CAC 40の構成銘柄の一つとなっている。(Wiki)
2016/08/30 マサチューセッツ州マンスフィールド都市計画委員会、北東地域で初めての水素燃料補給ステーションに光を当てる〈PT〉
〔訳注〕マンスフィールド(Mansfield)発:先週報告したように、マサチューセッツ州(Massachusetts)マンスフィールド(Mansfield)都市計画委員会(Zoning board)の請願(appeals)は8月30日、チョンシー通り(Chauncy Street)の食料品店チェーン、ストップ&ショップ社(Stop & Shop)で行う水素燃料供給ステーションの許可を承認した。このステーションは、エア・リキッド社(Air Liquide)が北東地域で稼働させる水素ステーション・シリーズの一つで、2018年末までに実施される。
2016/08/30 オーストラリア政府、次世代型水素燃料自動車への投資でヒュンダイから20台の燃料電池車を注文〈PT〉
〔訳注〕キャンベラ(Canberra)のためのより持続可能な未来への取り組みの一環として、オーストラリア政府は本日、2300万ドルの再生可能エネルギー・プロジェクトの一部として、20台の水素駆動燃料電池自動車艦隊の注文を発表した。燃料電池車は、韓国の自動車メーカーが提供する艦隊のためのサービスとメンテナンスとともに、2018年に予定される次世代型燃料電池車の計画に不可欠なものとして、ヒュンダイ(Hyundai)から提供される。
■2016年10月18日のWEB LINK NEWS
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2016/10/18 水素で走る船が東京湾に、燃料電池船の2020年実用化を目指す(スマートジャパン)
国土交通省の海事局では「2020年の東京オリンピック・パラリンピック」開催時期をめどに、水素で動く燃料電池船の実現に向けたガイドラインの策定を進めているところだ。このガイドライン策定に向け、2016年10月上旬から東京都で実際の燃料電池船を使った実証試験が始まった。
実証の実施主体は東京海洋大学と野村不動産グループのNREG東芝不動産。東京海洋大学は2010年から急速充電に対応する電池推進船「らいちょう」シリーズの開発に取り組んでおり、これまでに3隻を建造してきた実績がある。NREG東芝不動産は水素技術の情報発信および舟運の活性化などを目的に、東京都港区芝浦一丁目地区において国家戦略特区を活用した大規模再開発を目指し行政協議を行っているところだ。両社は2020年に水素燃料電池船の実運用を目指し、2015年から共同研究を行っている。
今回、新たに始まった実証試験で使用しているのは、らいちょうシリーズ3船目となる「らいちょうN」に改造を加え、東芝製の水素燃料電池を追加搭載した実証船だ。長さ12.6メートル、重量9トンの船で、リチウムイオン電池と燃料電池を搭載している。時速20kmで航行
改造したらいちょうNに搭載した燃料電池は、定置用固体高分子膜形燃料電池。出力3.5kWのものを2基搭載した。リチウムイオン電池は容量13.2kWh(キロワット時)のものを11個、合計145kWh搭載している。これらの電力を活用し、45kWの推進用電動機を2基使って運航する仕組みだ。
このらいちょうNは満載時で、最大約11ノット(時速約20.37キロメートル)で運航することができる。今回の実証のために、日本小型船舶検査機構から水素燃料電池塔載状態での航行の認可を受けた。
実証では東京都江東区の東京海洋大学から半径10海里(18.52キロメートル)以内を航行し、実運用船の建造を視野に入れながら、海上での使用における課題抽出を行っていく。この実証で得られた成果は、国土交通
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000010-biz_it_sj-bus_all
2016/10/18 【メッセナゴヤ16】トヨタ紡織、映画館用プレミアムシートを初出展[事前](レスポンス)
トヨタ紡織は、10月26日から29日にポートメッセなごや(名古屋市港区)で開催される異業種交流展示会「メッセナゴヤ2016」にグループ2社と共同出展する。
また、環境にやさしい新開発材料の提案として、世界トップクラスの軽量化と衝撃強度を両立した高耐衝撃軽量発泡ドアトリムを展示。セパレーターやスタックマニホールドなど、『MIRAI』搭載の燃料電池関連部品も紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161018-00000032-rps-ent
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)
触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。
第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)
13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)
15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)
16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)
9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)
10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)
A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。
同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/
☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
1.バイオ燃料電池の現状と将来について
10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.大型水素FC開発について
10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/
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□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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