燃料電池ワールド Vol.2208 (2016/10/12 08:30)

水素チャンネル Home

■───────────────────────────
□燃料電池ワールド Vol.2208
■2016年10月12日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■世界のヘッドライン(08月23日)
□□□───────────────────────────

2016/08/23 燃料電池技術企業、スモールビジネス支援を得る〈PT〉

〔訳注〕ロスアラモス(LOS ALAMOS、ニューメキシコ州)発:ロスアラモス国立研究所(Los Alamos National Laboratory)は、3つの燃料電池技術企業に技術的援助を与える予定だ。そのうちの一つは、スモールビジネス保証試験計画(Small Business Voucher (SBV) pilot program)の第2節でエネルギー省が保証しているニューメキシコ州アルバカーキ(Albuquerque)に本社を置く企業、デハリト・パウダー社(Pajarito Powder, LLC)で、非白金燃料電池用触媒メーカーである。他の2つは、バージニア州ペンブローク(Pembroke)のナノソニック社(NanoSonic)と、デラウェア州ニューキャッスル(New Castle)のイオン・パワー社(Ion Power)である。

2016/08/23 ITMパワー社、コマーシャル・グループ社と水素燃料供給契約を結ぶ〈PT〉

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、水素燃料の艦隊物流の先駆者、コマーシャル・グループ社(Commercial Group:Commercial)とkgあたり10ポンドで水素を供給する燃料契約を結んだ、と発表した。契約は、最近ロンドンに開設したステーションを含むITMパワー社水素燃料補給ネットワークを通じて分配した燃料を扱う。燃料補給ネットワークは、財政的にイノベート英国(Innovate UK)、「低排出ガス車のためのオフィス(OLEV)」、欧州燃料電池水素共同実施機構(FCH JU)が行うプロジェクトで援助される。ビジネス・サービス企業のコマーシャル社は2013年以来、M4回廊(M4 corridor)とサウス・イースト(South East)の外周に沿ったロンドンとサウス・イーストを横切って水素配送バン艦隊を運営している。ITMパワー社は英国水素燃料補給ネットワークを拡大し、コマーシャル社は、低炭素物流ネットワークを通じてより多くの顧客にサービスを提供することができる。

2016/08/23 イケア社、現地で電力を生成する燃料電池システムとともに再生可能な品揃えをニューヘブンで育てる〈PT〉

〔訳注〕コンショオッケン(CONSHOHOCKEN、ペンシルバニア州)発:イケア社(IKEA)は本日、コネチカット州ニューヘブン(New Haven)店で、東海岸で最初のバイオガスで発電する燃料電池システム計画とともにスウェーデンの小売業者の再生可能な約束をさらに進める計画を発表した。一年以上前、イケア社は、スウェーデン企業の二つのサンフランシスコ地域の店のうちの一つ、イケア・エメリービル店(IKEA Emeryville)でそのようなプロジェクトの設置を完了した。そして、この夏早々に、イケア社は四つの追加のカリフォルニア店で同様のプロジェクトの計画を発表した。それらの許可がまだ下りないうちにニューヘブン店の燃料電池システムは設置され、この秋に委託されて運用される予定である。それによってイケア社燃料電池の品揃えは、1.5MW以上となる。

2016/08/23 ハイギア社、オランダのアーネムに建設中の新社屋と水素充填ステーションを発表〈PT〉

〔訳注〕アーネム(Arnhem、オランダ)発:ハイギア社(HyGear)は、オランダのアーネム(Arnhem)に新社屋を建設していることを誇りに思っている。同社の大切な顧客から得られた支援は、このように必要な新施設への移転を行うことでハイギア社の継続した成長を奨励している。水素トレーラーの独自の艦隊を持つ追加の水素充填設備は、費用対効果の高い産業用ガス・サプライヤーであるハイギア社の戦略の重要な部分を形成している。

■2016年10月11日のWEB LINK NEWS
□□□───────────────────────────
2016/10/11 特にありません。

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
□□□───────────────────────────
☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。

 第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333

  アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)

 13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)

 15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)

 16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
 18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
 〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)

 9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)

 10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)

 A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

 同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp  電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/  

☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
 1.バイオ燃料電池の現状と将来について
  10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
 2.大型水素FC開発について
  10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
 3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
  13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
 4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
  13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
 5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
  14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
 6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
  15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

───────────────────────────────────

■メルマガ「燃料電池ワールド」
 □毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
 □編集・発行:燃料電池NPO pemdream
  連絡先:http://pemdream.com/index.php?contact%20us

 □アドレスの変更・解除を希望される方は、利用されている「まぐまぐ」または「melma!」
のどちらかで解除の手続きを行ってください。pemdreamでの代行はできません。
  まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000065319.html
  melma! http://melma.com/backnumber_39824/
 □マガジンID:0000065319(まぐまぐ) m00039824(melma!)


**H2**

<前の号 次の号>

TAKAGI-1