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□燃料電池ワールド Vol.2206
■2016年10月07日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■世界のヘッドライン(08月19日)
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2016/08/19 イーフォイ・プロ燃料電池、無線通信機器のためのバックアップ電力を供給〈PT〉
〔訳注〕ニュージーランド交通局(NZTA)は、ニュージーランド南島(South Island of New Zealand)の南アルプス(Southern Alps)に、南部高速道路(Southern Highway)の無線通信を提供するハースト峠無線システム(Haast Radio System)を設置した。中継器(repeaters)は、中継器に収容されたバッテリー・パックに、それぞれに付けられた2枚のソーラー・パネルから電力を供給される。ネットワークは設置以来、電池の消耗を最小限に抑えるためにフルパワーでは操作できていない。加えて太陽エネルギーの信頼性は冬の期間は減少する。このため、バックアップ電源システムがなければ無線中継ネットワークが頻繁に利用できなかった。ハースト峠の「イーフォイ・プロ(EFOY Pro)2400デュオ(Duo)」電池バックアップ・システムは現在、中継器にバックアップ電源を継続的に供給している。
2016/08/19 バイエルン州の屋内・建築・交通大臣ヨアヒム・ヘルマンはハイドロジェニックス・テクノロジーズ社を訪問〈PT〉
〔訳注〕ヨアヒム・ヘルマン(Joachim Herrmann)バイエルン州内務・建設・交通大臣(Bavarian Minister of the Interior, for Building and Transport)は、安全で効率的な水素貯蔵のための革新的な液体有機水素担体(Liquid Organic Hydrogen Carrier:LOHC)技術の最新情報を得るためにハイドロジェニックス・テクノロジーズ社(Hydrogenious Technologies GmbH)を訪問した。エアランゲン・ニュルンベルグ(Erlangen-Nuremberg)地方の水素エネルギー・システムの中核研究領域担当大臣の訪問は、バイエルン州のエネルギー革命と全国の水素インフラのためのハイドロジェニックス・テクノロジーズ社のLOHC技術にとって主要な話題となった。
■2016年10月06日のWEB LINK NEWS
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2016/10/06 航空機も燃料電池へ、4人乗りで最長1500キロメートル(スマートジャパン)
HY4は機体の中央部に燃料電池による駆動システムを内蔵して、前方のプロペラを回転させる仕組みだ。左右に分かれた2つの胴体の前部に、パイロットや乗客を2人ずつ分散して収容する。開発したDLRによると、人間を乗せる部分を左右に分散させた構造が最も効率よく飛ぶことができる。
動力源の燃料電池はカナダのハイドロジェニックス社が供給した。低温で動作する固体高分子形の燃料電池で、燃料電池自動車に使われているのと同じタイプだ。HY4に搭載した燃料電池の出力は80kW(キロワット)である。トヨタ自動車の燃料電池車「MIRAI」の出力(114kW)と比べると少し小さい。
HY4の最高速度は時速200キロメートルで、巡航速度は時速145キロメートルで飛行する。機体の総重量は最大で1500キログラムになり、速度や高度によって750?1500キロメートルの距離を飛ぶことができる。
飛行中は燃料電池の内部で水素と酸素を反応させて、電力を作りながらモーターを駆動する。機体から排出するのは水だけで、通常の航空機のように大量のCO2(二酸化炭素)を排出することはない。燃料の水素を再生可能エネルギーから作れば、CO2フリーのエコな航空機を実現できる。
DLRは2012年に世界初の有人による燃料電池航空機「Antares DLR-H2」のフライトに成功して以来、この分野の開発で世界をリードしてきた。4人乗りのHY4で最適なプラットフォームを開発できたことから、今後さらに燃料電池をパワーアップさせて、近距離用の商用機の実用化を目指す。
HY4をベースにした燃料電池による電動の航空機では、最大19人の乗客を運べる規模まで拡張できる見通しだ。DLRは電動の航空機の開発にあたって大手メーカーのエアバスやシーメンスとも共同プロジェクトに取り組んでいる。燃料電池を搭載したタイプを含めて電動の航空機の開発競争ではヨーロッパ勢が先行する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000011-biz_it_sj-bus_all
2016/10/06 2000台目標が50台止まり… 横浜市の燃料電池車(カナロコ by 神奈川新聞)
横浜市が2020年度までに市内で2千台の普及を目指している燃料電池自動車が、9月時点で約50台にとどまっていることが5日、明らかになった。
同日開かれた市会決算特別委員会で草間剛氏(自民党)の質問に、関川朋樹環境保全部長が答えた。
市は昨年3月に策定したエネルギーアクションプランの主要施策の一つに水素の利活用を掲げ、燃料電池車の普及台数を指標の一つとしている。
同プランでは水素ステーションについても20年度までに市内10カ所の整備を目指し、現時点で固定式3カ所、移動式2カ所の計5カ所を整備した。同部は「燃料電池車はまだ市場に出回っていないのが現状だが、市としては先に水素ステーション整備を進め、20年度の目標達成に向けて環境を整えたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00012485-kana-l14
2016/10/06 ロボと水素を復興の軸に 浪江町ビジョン検討会議(福島民報)
福島県浪江町と国は6日、町復興ビジョン検討会議を設置し、ロボットや水素エネルギー産業を軸としたまちづくりに向け議論を始める。年内には復興ビジョンの中間取りまとめを行い、来年2月に策定予定の町第二次復興計画に反映させる。
一方、県内を水素エネルギーの一大供給拠点とする福島新エネ社会構想の策定を受け、先進企業の取り組みや研究事例を学びながら水素社会のモデルを町内で構築できないか検討を進める。
国は東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された12市町村ごとに将来像を具体化させたい考え。浪江町の復興ビジョン検討会議が初となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161006-00000029-fminpo-l07
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ
☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)
触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。
第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)
13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)
15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)
16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)
9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)
10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)
A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。
同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/
☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
1.バイオ燃料電池の現状と将来について
10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.大型水素FC開発について
10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/
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