燃料電池ワールド Vol.2205 (2016/10/06 08:51)

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□燃料電池ワールド Vol.2205
■2016年10月06日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■世界のヘッドライン(08月18日)
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2016/08/18 豊田通商、カナダの燃料電池開発製造業者と販売契約を結ぶ〈PT〉

〔訳注〕豊田通商株式会社(Toyota Tsusho Corporation)は、水素・酸素燃料電池の世界的な開発製造業者、バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems Inc.)と、日本市場でバラード社の燃料電池製品を扱う販売契約を結んだ。

2016/08/18 バラード社と豊田通商、日本で燃料電池製品の販売契約を結ぶ

〔訳注〕バンクーバーおよび東京(VANCOUVER、カナダおよびTOKYO、日本)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、トヨタ・グループのメンバー企業、豊田通商株式会社(Toyota Tsusho Corporation)と販売契約を結んだ。この契約のもとで、豊田通商は、バラード社が供給する燃料電池製品の日本の販売代理店となる。契約の最初の期間は、2020年12月31日まで続く。

2016/08/18 スカニア社とアスコ社、水素ガスで推進する燃料電池テストを行う〈PT〉

〔訳注〕セーデルテリエ(S〓DERT〓LJE、スウェーデン)発:ノルウェー最大の日用品雑貨問屋のアスコ社(Asko)は、持続可能な輸送サービスへの投資を続けている。同社は、スウェーデンに本社を持つトラック業者、スカニア社(Scania)とともに電気的パワートレインのトラックのテストを始める。電気エネルギーは、車両に載せた燃料電池で水素ガスから変換される。水素ガスは、太陽電池を使って生成される。トラックは、ほぼ500キロの距離を走行する予定である。

■2016年10月05日のWEB LINK NEWS
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2016/10/05 まるで別世界! 10年後の家電量販店で若者カップルを待ち受けていたモノ達(nikkei BPnet)

 今回は、202X年の家電量販店を舞台に「未来の家電」を考えてみました。

 経済産業省の発表資料「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に関する情報公開ついて」によると、『「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、その目標達成に向けた課題策を整理した「ZEHロードマップ」を策定すると共に、普及に向けた取り組みを行っています』とあります。この政策がうまくいけば、2020年代では、新築の家はZEHが主流になる可能性があります。

 ZEHを実現するには、高断熱の建物に加え、太陽光発電システムや燃料電池を使った蓄電装置、ヒートポンプ式温熱器など、電気と熱、空調を一元的に管理するHMES(ホームエネルギーマネジメントシステム)が不可欠です。また、EV(電気自動車)の蓄電池に電気を供給したり、逆にEVの蓄電池にためた電気を家庭で使ったりすることも考えられます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161005-34901139-bpnet-sci

2016/10/05 GM、新型の軍用燃料電池車を公開(carview!)

 米ゼネラルモーターズ(GM)は、米陸軍と協力して開発した軍用燃料電池車「シボレー コロラド ZH2」を米国の陸軍イベントで披露した。

 米陸軍は、2017年より厳しい環境下においてコロラド ZH2のテストを実施し、軍用ユースにおける燃料電池車の有用性を検証していく。

 コロラド ZH2の大きな特徴は、燃料電池ユニットを車両から取り外し、電気供給源として活用できる点だ。燃料電池はほとんど音を出さずに電気の供給が可能。このことから特に偵察など静粛性が求められるミッションでの活用が期待されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-10252723-carv-bus_all

2016/10/05 都議会一般質問詳報(3)「私の使命は『新しい東京』を創り出すこと」(産経新聞)

 加藤雅之氏(公明)「水素社会の実現に向けて、水素エネルギーを利用する未来の姿を発進することが必要。『東京スイソミル』はどのように活用するのか」

 小池氏「東京スイソミルでは子供たちを中心に燃料電池自動車への試乗などを実際に体験することで、水素社会への理解を深めてもらう。幅広く活用して世界をリードする日本の環境技術は点につなげたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000564-san-soci

2016/10/05 下水処理場で太陽光発電、汚泥も使いバイオガス発電と水素製造も(スマートジャパン)

 埼玉県では所有する下水処理場を活用した再生可能エネルギー事業の拡大を計画している。このほど県内の2カ所の下水処理場に太陽光発電設備の導入が完了し、2016年10月1日から発電を開始した。

 太陽光発電システムを導入したのは「中川水循環センター 」(三郷市)と「小山川水循環センター」(本庄市)の2カ所である。それぞれ施設内の土地を有効活用して発電設備を設置した。中川水循環センターには7952枚の太陽光パネルを導入し、出力は1.9MW(メガワット)、小山川水循環センターは7222枚を設置し出力は1.8MWである。

 埼玉県では太陽光発電の他にも下水処理場を活用した再生可能エネルギー事業の展開を計画している。下水の処理過程で発生する汚泥を活用した、バイオガス発電事業だ。

 下水汚泥から発生するメタンガスは、燃焼による発電だけでなく、水素の原料として活用する方法もある。水素ステーションや燃料電池車の普及促進を図っている埼玉県では、こうした下水汚泥を活用した水素製造にも取り組む方針で、2020年までに実施したい考えだ。現在、今回太陽光発電設備を導入した中川水循環センターで、現在事業可能性調査を進めている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000008-biz_it_sj-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
 クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
      URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ

☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。

 第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333

  アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)

 13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)

 15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)

 16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
 18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
 〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)

 9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)

 10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)

 A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

 同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp  電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/  

☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇フ?ロク?ラム:
・セッション1
 1.ハ?イオ燃料電池の現状と将来について
  10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
 2.大型水素FC開発について
  10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
 3.高機能フッ素系新電解質ホ?リマー
  13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
 4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
  13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
 5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
  14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
 6. SOFCハイフ?リットシステムの分散化電源としての役割
  15:40〜16:30 三菱日立ハ?ワーシステムス?(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

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