燃料電池ワールド Vol.2204 (2016/10/05 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2204
■2016年10月05日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

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    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■世界のヘッドライン(08月17日)
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2016/08/17 アルタギー社、燃料電池技術で有名なカナダ規格協会認証を獲得〈PT〉

〔訳注〕フルサム(Folsom、カリフォルニア州)発:アルタギー・システムズ社(Altergy Systems)は、アルタギー社自由電源(Altergy Freedom Power)2.5kW級燃料電池エンジンのCSA(カナダ規格協会、Canadian Standards Association)認証手順が終了した、と発表した。

2016/08/17 燃料電池電気自動車のための忠清南道未来ハブ〈PT〉

〔訳注〕洪城(HONGSEONG、韓国)発:忠清南道(South Chungcheong Province)は、地方の政府実現可能性評価を通過した後、燃料電池電気自動車部品の次世代生産ハブとして指定されている。道政府によると、新しい施設は、環境への配慮を重視する未来の自動車産業のために重要な土台を提供する。韓国の細塵増加の懸念を考慮に入れると、希望は新しいベンチャーにとって高まっている。政府資金の349億ウォンを含め、合計708億ウォンは、新たな生産拠点を確立するために投資される予定である。

2016/08/17 ラトビア鉄道、水素燃料電池駆動機関車を開発するためにCZロコ社およびバラード・パワー社と覚書を結ぶ〈PT〉

〔訳注〕リガ(RIGA、ラトビア)発:ラトビア鉄道(Latvian Railway)は、エコ機関車を作るために8月11日(木)、チェコ(Czech)およびカナダ企業と契約を結んだ。取引は、チェコ製CME3シャント機関車(Czech-made CME3 shunting locomotive)をもとに水素駆動機関車の技術的解決策を見つけるために、ラトビア国立鉄道会社のラトビア鉄道(Latvijas Dzelzcels:Latvian Railway)とチェコ企業CZロコ社(CZ LOKO)、カナダのバラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)間で調印された。

■2016年10月04日のWEB LINK NEWS
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2016/10/04 三菱重工、“1年後”のフォークリフト統合は吉とでるか(ニュースイッチ)

 フォークリフト業界では、首位の豊田自動織機が22・1%、2位の独キオングループが15・7%の世界シェアを持つ。2社を追うニチユ三菱・ユニキャリア連合は10・6%で、首位とは2倍以上の開きがある。「これをいかにキャッチアップするかがポイントだ」と前川社長は指摘する。
上位2社の壁は高い

 豊田自動織機は、インターネット通販で勢いを増す小売業者など大口顧客の囲い込みのほか、燃料電池搭載の最新鋭フォークリフトの市場投入などシェア拡大の動きを加速。またキオンも6月に、物流施設向けロボット大手の米デマティック買収を発表した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00010002-newswitch-ind

2016/10/04 再エネの重要性考える 五島・崎山中の生徒が洋上の風車見学 最先端技術に感動(長崎新聞)

 このほか、水素を使う燃料電池船や電気自動車(EV)の試乗もあり、生徒は楽しみながら再エネを学んだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00010006-nagasaki-l42

2016/10/04 水素で飛ぶ「燃料電池飛行機」初飛行に成功 ゼロエミッションで環境問題解決なるか(sorae.jp)

 今日も世界の空をたくさんの航空機が飛び回っていますが、一方ではその排出されるCO2が問題となっていました。そしてその画期的な解決策となるかもしれない、燃料電池によって駆動する4シーター飛行機が初飛行に成功しました。(動画URL:
https://www.youtube.com/watch?v=6q9eToc-Qjk)

 今回のプロジェクト「HY4」は航空メーカーと燃料電池開発企業、そして大学との協力により実現しました。2つのキャビンを備えたHY4はドイツのシュツットガルト空港を11時15分に飛び立ち、空港の周りをぐるりと飛行することに成功したのです。

 HY4は本体の中央に1つのプロペラを、また双胴の機体に9kgの水素タンクを搭載。そしてイオン交換膜を利用することで水素と酸素を水に変換し発電することで、プロペラを駆動するのです。まさに市販の燃料電池自動車と同じ仕組みですね!

 開発を主導する航空メーカーのPipistrel、燃料電池メーカーのHydrogenics、そしてウルム大学やドイツ航空宇宙センターは昨年10月にHY4を発表しており、今後は最大19人が搭乗できる地域間輸送用旅客機を目指して性能改善を行います。水素燃料の調達など解決しなければいけない問題はありそうですが、水しか排出しないクリーンな飛行機が空を舞う未来を見てみたい気もしますね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00010002-sorae_jp-sctch

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
 クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
      URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ

☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。

 第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333

  アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)

 13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)

 15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)

 16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
 18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
 〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)

 9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)

 10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)

 A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

 同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp  電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/  

☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
 1.バイオ燃料電池の現状と将来について
  10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
 2.大型水素FC開発について
  10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
 3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
  13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
 4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
  13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
 5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
  14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
 6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
  15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

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