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□燃料電池ワールド Vol.2203
■2016年10月04日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
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■世界のヘッドライン(08月16日)
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2016/08/16 パワーセル・スウェーデン社、6月に4月の中間報告書を発表する
〔訳注〕パワーセル・スウェーデン社(PowerCell Sweden AB)は、6月に4月の中間報告書を発表する。報告書は、第2四半期中のパワーセルS2REX(prototyp of PowerCell S2 REX (Range Extender))の開発やパワーセルS1(PowerCell S1)の複数の販売、そして今後の重要なイベントなどを含んでいる。
2016/08/16 横浜ゴム、燃料電池自動車のための新しい高圧水素ガス用ホースを発売〈PT〉
〔訳注〕東京(Tokyo)発:横浜ゴム(Yokohama Rubber Co., Ltd.)は本日、岩谷瓦斯株式会社(Iwatani Industrial Gases Corp.)と共同開発した新しい高圧水素ガス用ホース「アイバーHG82(ibar HG82)」の販売を8月上旬から始める、と発表した。新しい水素ディスペンサー用ホースは、水素を燃料電池自動車に充填するために使われる。ホースは、82メガパスカル(Mpa)の分配圧力が可能な圧縮機の使用を承認した最近の規制変更に準拠した水素ガス充填ステーションで使われる。
2016/08/16 ケンワース社、燃料電池ハイブリッド電気T680デイキャブ(Day Cab)港湾大型運送トラック・プロジェクトのために合計860万ドルの政府助成金を受け取る〈PT〉
〔訳注〕カークランド(KIRKLAND、ワシントン州)発:ケンワース社(Kenworth)は8月15日、南カリフォルニア港(Southern California ports)で港湾大型運送トラクター(drayage tractors)として使うことを目的とするケンワース社T680デイキャブ(Kenworth T680 Day Cabs)の低排出プロジェクトを支援するために、合計860万ドルの3つの政府助成金を授与された。
2016/08/16 燃料電池システムは南極の島で通信機器に電力を供給する〈PT〉
〔訳注〕サウスジョージア島(island of South Georgia)は、3000メートルの中央に連なる山が、低温と頻繁な吹雪、過酷な風という厳しい自然環境を持っている。プロジェクトは、複合的な12V/108Wの無線トランシーバーの見通し線(line-of-sight)を要求した。そのうちの2つは、ヘリコプターを除いては人が近づきにくい山腹の高いところに設置された。極端な気候条件は、風力タービンと太陽光パネルを構築したが、それらは信頼できる電力に適していないものだった。燃料電池システムは、メンテナンスなしで100日以上の電力を提供するメタノール燃料とともに、あらゆる険しい気候に閉じ込められた2基のイーフォイ・プロ(EFOY Pro)2400燃料電池を供給した。
〔訳語〕line of sight:〔無線通信の〕見通し線◆送信・受信アンテナを結ぶ何によっても遮られない直線、またはそのような直線で結ばれている良好な通信状態。(英辞郎)
■2016年10月03日のWEB LINK NEWS
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2016/10/03 【CEATEC 16】トヨタ、燃料電池フォークリフトなど水素社会提示(レスポンス)
トヨタ自動車の今年のCEATEC(千葉市・幕張メッセ)出展は、対話型ロボット『KIROBO mini』の体験コーナーとともに、水素社会の提示に力点を置いている。
世界のトップを切って2014年末に市販を開始した燃料電池車(FCV)『MIRAI(ミライ)』のカットモデルや、豊田自動織機が生産を担当している燃料電池フォークリフトが展示されている。このフォークリフトは、トヨタが神奈川県や岩谷産業、東芝などと、京浜臨海部で11月に開始する低炭素の水素社会構築に向けた「京浜臨海部実証プロジェクト」に投入されるモデル。
豊田自動織機の鈴木宏紀・開発第二部グループ長によると、このプロジェクトは、横浜市のもつ風力発電所の電力で水素を造り、ハイブリッド車のトラックによる充てん車で、横浜市と川崎市の工場などに運び、燃料電池フォークリフトの燃料に活用するもの。再生可能エネルギーで極めて低炭素に工場や倉庫内の物流を構築する。
トヨアと豊田自動織機は、合計12台のフォークリフトを提供、「18年度末までのプロジェクトで、事業の実現可能性などを検証する」(鈴木氏)計画という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161003-00000057-rps-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ
☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)
触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。
第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)
13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)
15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)
16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)
9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)
10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)
A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。
同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/
☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
1.バイオ燃料電池の現状と将来について
10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.大型水素FC開発について
10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主 催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/
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□毎週月〜金曜日発行(年末年始および祝日は休刊)
□編集・発行:燃料電池NPO pemdream
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