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□燃料電池ワールド Vol.2202
■2016年10月03日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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■世界のヘッドライン(08月15日)
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2016/08/15 プラグパワー社、ナスダック市場でゲンフュエル水素貯蔵・分配インフラの300万充填を祝う閉会ベルを鳴らす〈PT〉
〔訳注〕レーサム(LATHAM、ニューヨーク州)発:プラグパワー社(Plug Power Inc.)は8月17日、タイムズ・スクエア(Times Square)のナスダック証券市場(NASDAQ MarketSite)で閉会ベル(Closing Bell)を鳴らすために訪れる予定だ。閉会ベル式典は、プラグパワー社のゲンフュエル(GenFuel)水素貯蔵および分配インフラの300万回目の充填を祝うもの。
2016/08/15 AFCエナジー社、新しい独自商標を使い始める〈PT〉
〔訳注〕AFCエナジー社(AFC Energy)発:AFCエナジー社は、研究開発に焦点を充てた技術系企業から大規模な産業用製品を提供する営利企業に前進する変化を反映する新しい独自商標を使い始めた。同社の新しい独自商標は、2015年次報告・財務報告書で初めて登場し、2016年8月15日に始められた新しいウェブサイトにも含まれている新しいロゴである。
2016/08/15 燃料電池自動車は細塵を減らす解決策となるかもしれない、ということを示唆する研究〈PT〉
〔訳注〕聯合ニュース(Yonhap)発:燃料電池自動車は、そうしようとしなくても細塵を減らすことを助けることができるので、気候変動を含むさまざまな環境問題を解決するかもしれない、と地元の自動車メーカーは8月12日に証明した。地元の自動車メーカーのヒュンダイ自動車(Hyundai Motor Co.)によると、燃料電池自動車は走行するキロメートルごとに20キログラム以上の細塵を集めることができる。
2016/08/15 ツルー・ゼロ、水素ネットワークで100万マイルのゼロ・エミッション走行を達成〈PT〉
〔訳注〕アーバイン(IRVINE、カリフォルニア州)発:ツルー・ゼロ(True Zero)は先週、燃料電池自動車によってゼロ・エミッション排出距離が100万マイルを超えた。ツルー・ゼロは、9カ月以前に最初の水素ステーションを開設して以来、6300台の車両に1万5900kgの水素を供給してきた。これは、ツルー・ゼロの供給を受けた燃料電池車が、100万マイル以上走ったことを意味しており、最近の数カ月間にカリフォルニア州の道路で燃料電池車が急増している証拠となった。ツルー・ゼロの水素供給ステーション・ネットワークは、タホ胡(Lake Tahoe)からサンフランシスコ地域を通り、サンタバーバラ(Santa Barbara)、ロサンゼルス(Los Angeles)、オレンジ郡(Orange Counties)に広がっている。このネットワークはまもなく、ツルー・ゼロが最近、サンディエゴ(San Diego)でステーション建設のための工事に着手しており、ネットワークを広げる。リンデ社(Linde)もまた、サクラメント(Sacramento)で小売り水素充填ステーションを運営しており、カリフォルニア州の主要な都市圏を接続するのに役立つ。
2016/08/13〜14 記事の配信はありません。
■2016年09月30日〜10月02日のWEB LINK NEWS
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2016/09/30 電力VSガス第3ラウンド、主戦場は厨房 互いに機器の優位性強調(産経新聞)
九州電力が6年ぶりに「オール電化」の営業キャンペーンを再開した。今年4月に始まった電力小売り全面自由化で、新電力に顧客が流出していることが背景にある。一方、九電の営業中断時に攻勢を仕掛けた西部ガスも29日、新たなPR戦略を発表した。厨房(ちゅうぼう)や給湯機器をめぐる顧客争奪戦が、再燃する。
西部ガスも意気込みでは引けを取らない。
同社は29日、ガスを燃料に電気と温水をつくる家庭用燃料電池「エネファーム」の新CMを10月4日から放送すると発表した。人気アイドル、HKT48の宮脇咲良さんを起用し、「おうちで電気を作る時代へ!」とPRする。
この第2ラウンド、ガス業界は攻勢に転じた。
エネファームや、ガスを使った冷暖房システムによって、顧客奪還を図った。
西部ガスも、最新のガス機器のPRや、ガスの優位性を伝える営業活動に力を入れた。
エネファームと太陽光パネルを組み合わせることで、家庭でエネルギーを生み出す「創エネ」をアピールした。25年には本社の営業担当社員が「エネファーム部隊」を結成し、より顧客に近いグループ会社に出向して営業を仕掛けた。
エネファームは平成21年6月に販売を開始した。販売台数は22年度の227台から、27年度は2600台と10倍以上になった。累計販売も7千台を超えた。
震災後の節電意識の高まりに加え、エネファームの価格低下や機能改善が追い風になったといえる。
九電はオール電化の売り込みを再開する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160930-00000047-san-l40
2016/10/01 脚本・演出はアニメ「テラフォーマーズ」監督 津久井彩文さんら出演 エネファームのオリジナルSFアニメ公開(ねとらぼ)
エネファームパートナーズは、オリジナルアニメーションムービー「イマノワタシニデキルコト・・・」の前編を公開しました。
同作は「家庭用燃料電池エネファーム」の周知のために制作されたもの。この世界の未来では電気の供給に制限があり時間になると電気が遮断されますが、“ロボットを修理したおばあちゃんの家は未来型のエネファームを使っているため心配がない”などの設定が盛り込まれています。アニメの公式サイトでは「エネファーム」についての解説も。
ラストには“雨に濡れること”が夢だったヨウが実際に現代で雨を浴び、その雨と空の綺麗さに感動して思わず泣いてしまうというシーンで前編が締めくくられます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000018-it_nlab-life
2016/10/01 15年度の燃料電池システムの世界市場は1,064億円 2030年度には15年度比46.1倍の4兆9,063億円へ(エコノミックニュース)
富士経済は、実証から実用・普及への進展、また新たな用途開拓も待たれる燃料電池システムの世界市場を調査した。その結果を報告書「2016年版 燃料電池関連技術・市場の将来展望」にまとめた。
それによると、2015年度の市場は、1,064億円となった。産業・業務用と家庭用の2大用途分野が市場の8割を占める。2013年度と比較すると産業・業務用が3割以上減少したが、その他の用途分野がカバーし、全体的には横ばいとなっているという。日本の家庭用燃料電池も出荷台数が大きくは伸びていない。しかし、2016年度以降はその他の用途分野に含まれるフォークリフトやバスなどの駆動向けが実証段階から実用・普及段階へ移行して北米から欧州に広がり、燃料電池車市場も徐々に本格化し、日本では家庭用燃料電池の普及が進むことで市場は拡大し、2030年度には2015年度比46.1倍の4兆9,063億円が予測されるとしている。
産業・業務用は、商業施設、ビル、工場などに設置される自家発電タイプから、売電を目的とした燃料電池発電所までを対象としている。北米や韓国における大規模な燃料電池発電所プロジェクトが一服したことから、市場は特に2015年度に大きく落ち込んだが、2016年度は回復に向かい、各国におけるRPS(Renewable Portfolio Standard)制度や固定価格買取制度、各種補助金などの政策効果から、2017年度以降は再び拡大推移するとみられるという。
家庭用は、住宅に電力を供給するための燃料電池システムであり、日常的に利用されるものを対象としている。普及は日本が最も進んでおり、市場の94%(金額ベース)を日本が占める(2015年度)。日本では2016年度以降も導入補助金が継続されることになり、同時に水素・燃料電池戦略ロードマップが改訂(2016年3月)され、目標普及台数として掲げられている2020年に140万台、2030年に530万台を実現するため、PEFCは2019年までに80万円、SOFCは2021年までに100万円(いずれも設置工事費込)といった明確な目標価格(普及価格)が示された。目標価格が達成されれば、普及が大きく進むとみられる。海外では欧州、アジアは実績があるが、北米は無い。欧州ではドイツが先行するとみられる。ガスと電力の価格差が大きいほど導入メリットが大きいが、ドイツはその価格差が大きい。イギリスも価格差が大きく市場拡大が期待されるとしている。
燃料電池車は、2020年度の世界累計出荷台数が約4万台、以降は日本、北米、欧州、アジアの主要自動車メーカーの燃料電池車がラインアップし、年間数万台のペースで出荷が拡大するとみられる。出荷拡大の時期は、やや遅れ気味ではあるが、2025年から2030年頃になるとみられる。パリ協定の影響によりCO2削減の取り組み強化が急激に進む可能性もあり、その場合は市場が一気に拡大するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161001-00000120-economic-bus_all
2016/10/02 小池知事、五輪に向け「環境先進都市を推進」 豊洲、五輪費用に言及せず 都内で講演(産経新聞)
東京都の小池百合子知事が2日、都内で行われた「朝日地球会議2016」(朝日新聞社主催)で講演し、金融機関などが環境対策に必要な資金を債券市場から調達する「環境債(グリーンボンド)」について「新しい試みとして、東京都として発行することをいま計画している」と話した。
「挑戦する東京!日本から世界へ」と題した講演で小池氏は、クールビズを打ち出した環境相時代の実績を強調しながら、「五輪とその後を見据えて、環境先進都市東京ここにありというベースを着実に描いていきたい。具体的な実行プランを策定中だ」と述べた。具体的な施策としては、都施設の照明のLED化や、自転車シェア、都バスへの燃料電池導入など、各種環境施策の推進を掲げた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000521-san-soci
2016/10/02 「福島産水素」を五輪へ=低炭素社会の切り札に―小池都知事(時事通信)
東京都の小池百合子知事は2日、都内で開かれた環境フォーラムで講演し、燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーについて「2020年東京五輪・パラリンピックの開催時に福島県内で製造されたCO2フリー水素が都内で活用できるよう目指す」と述べた。
都と福島県は今年5月、風力や太陽光など再生可能エネルギーを使った水素の製造を共同で研究開発する協定を結んでいる。小池知事は「水素エネルギーは低炭素社会の切り札になる」と強調。都バスへの燃料電池車の導入などで「東京を訪れた方に水素エネルギーが活用されている姿をご覧いただく」と意欲を語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161002-00000061-jij-pol
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ
☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)
触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。
第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333
アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)
13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)
15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)
16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)
8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)
9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)
10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)
A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。
同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp 電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/
☆【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
1.バイオ燃料電池の現状と将来について
10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
2.大型水素FC開発について
10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/
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