燃料電池ワールド Vol.2194 (2016/09/20 08:52)

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□燃料電池ワールド Vol.2194
■2016年09月20日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

【PR】自称、「燃料電池の駆け込み寺」 株式会社ケミックス

    TEL:042・765・8800 http://www.chemix.co.jp/
                 ◇
■燃料電池関連イベント
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☆第13回STSフォーラム公開シンポジウム【再掲】
?「水素社会」の実現に向けた取組と展望?

 第13回科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)が10月2日から3日間、国立京都国際会館で開催されます。フォーラムには世界各国から著名な科学者、政治家、企業家等が集まり、「科学技術の光と影」をテーマに白熱した議論が展開されます。

 このフォーラムに先駆けて開催する当シンポジウムでは、くらしの様々な場面で安全・安心に水素が利活用される「水素社会」の実現に向けた取り組みについて、環境やエネルギーの分野の第一線で活躍されている研究者に講演いただきます。
◇日 時:10月1日(土曜日)14:00〜16:40
◇場 所:京都商工会議所講堂(JR京都駅・阪急烏丸駅より-地下鉄・烏丸線/国際会館行『丸太町』駅下車 南6番出口が商工会議所ビル地階に直結)
◇定 員:先着200名  
◇参加費:無料
◇日 程:
14:00〜15:10 基調講演1『京都における水素エネルギー研究と技術開発』
       平尾 一之氏(京都大学大学院工学研究科教授)
15:30〜16:40 基調講演2『CO2削減に向けた水素エネルギーの活用について』

       菊池 昇氏(株式会社豊田中央研究所代表取締役所長)
◇京都府の案内:http://www.pref.kyoto.jp/trade/news/27/documents/sts.html
◇申し込み方法:

 名前、電話番号を記入の上、「公開シンポジウム参加希望」と明記して下記までメールをお送りください。メール:411-5000@pref.kyoto.lg.jp
◇問い合わせ・申し込み先:

 STSフォーラム支援京都実行委員会【担当:上田】(京都府商工労働観光部海外経済課内) 電話:075-414-4845/FAX:075-414-4870/メール:kaigaikeizai@pref.kyoto.lg.jp

【燃料電池開発情報センター第31回セミナー】【再掲】
「これからの燃料電池 ?新材料から大型・高温システムまで?」
◇日 時:11月21日(月)10:00〜16:45
◇場 所:中央大学 駿河台記念館2F 285号室
◇定 員:120名 (定員になり次第締切りとさせて頂きます。)
◇プログラム:
・セッション1
 1.バイオ燃料電池の現状と将来について
  10:00〜10:50 東京農工大学 中村 暢文氏
 2.大型水素FC開発について
  10:50〜11:40 東芝燃料電池システム(株) 公野 元貴 氏
・セッション2
 3.高機能フッ素系新電解質ポリマー
  13:00〜13:50 旭硝子(株) 本村 了氏
 4.PEFC用高温膜:炭化水素系について
  13:50〜14:40 上智大学 陸川 政弘氏
・セッション3
 5. LAGaO3を用いる低温作動型SOFC
  14:50〜15:40 九州大学 石原 達己氏
 6. SOFCハイブリットシステムの分散化電源としての役割
  15:40〜16:30 三菱日立パワーシステムズ(株) 岩田 光由氏
◇参加費(税込)テキスト付: FCDIC会員:11,000円、非会員:21,000円、学生:5,000円
◇申込み:fc-seminar☆fcdic.jp (☆印は@に読み替て下さい)宛,11月11日(金)迄に、申込み用紙にご記入の上、メール添付にてお申し込みをお願い致します。
◇主催:一般社団法人燃料電池開発情報センター セミナー担当
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町一丁目19番地 お茶の水ビジネスビル1階TEL:03-6206-0231 FAX:03-6206-0232 
メール:fc-seminar☆fcdic.jp(☆を@にご変更ください) URL:http://www.fcdic.com/

■世界のヘッドライン(08月01、02日)
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2016/08/01 国立再生可能エネルギー研究所、ワシントンD.C.地域で先進的な水素燃料ステーションの設置を促進する〈PT〉

〔訳注〕米国エネルギー省(U.S. Department of Energy:DOE)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office)と内務省(Department of Interior)の国立公園サービス(National Park Service)部門はこのほど、ワシントンD.C.地域で4年以上にわたる水素技術実証のためのパートナーシップを設立した。パートナーシップを始めるにあたり、2つの機関は、2016年7月11日に開かれた「持続可能な輸送サミット(Sustainable Transportation Summit)」でモジュール式水素燃料ステーション実演の除幕式を行った。そして、先進的水素燃料電池技術の開発を加速するために、彼らの最初の協力の努力を表した。

2016/08/01 新しい素材が超伝導と燃料電池貯蔵を前進させる〈PT〉

〔訳注〕ワシントンD.C.(Washington, D.C.)発:科学者は、水素を数十年間、金属状に強制するための異なった方法を探していた。金属状の水素は、材料科学のたいへんな長期の努力目標である。なぜなら、それは、電子の流れに対する抵抗を持たない物質、つまり電気転換を効率的に何倍にも増加させることができる超伝導体として使われることができる。カーネギー社(Carnegi)のヴィクトル・ストラスキン(Viktor Struzhkin)率いる研究者は、水素とナトリウム(sodium)を混ぜた新しい素材を作った。それは、超伝導の風景を変える可能性があり、水素および燃料電池貯蔵のために使われる。研究は、「ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)」に掲載されている。

2016/08/01 電力網のための水素〈PT〉

〔訳注〕自動車の燃料電池は、太陽光や風力エネルギーが生産と需要のバランスを保つことが難しいときに、電力網の安定化を助けることができるだろうか? 博士課程の学生ヴィンセント・オールデンブローク(Vincent Oldenbroek)は、将来の技術シナリオとしてディーゼル発電機の代わりに燃料電池車を使う病院のシナリオを検討している。彼は、2018年末までに自分のプロジェクトを完了させることをめざしている。

2016/07/30〜31 記事の配信はありません。

2016/08/02 ウエスト・ミッドランズ州の低排出バスを拡大する計画が始まる〈PT〉

〔訳注〕2016年7月に始まったウエスト・ミッドランズ州低排出バス配送計画(West Midlands Low Emission Bus Delivery Plan)は、クリーンバスの数を増やして、地域の空気質を改善する路線を発表した。以前はセントロ社(Centro)と言っていたウエスト・ミッドランズ輸送社(Transport for West Midlands:TfWM)は、2035年に低排出バスの配送計画を展開することをエレメント・エナジー社(Element Energy)に委任した。それは、新しいハイブリッドやガスICE、燃料電池そしてバッテリー電気バス、燃料補給インフラを含み、注文数の大きさによって窒素酸化物(NOx)排出総量を減らすというもの。エレメント・エナジー社は、既存の艦隊編成や調達戦略、既存の車庫の仕様書を理解するために10名のバス運転手と密接に働いた。また、7つのウエスト・ミッドランズ州の地方当局は、低排出バスの展開に最適なバス路線を可能にするこの地方の不健康な空気質地域を説明する資料を提出した。

2016/08/02 エクソンモービル社、先進的炭酸塩型燃料電池技術を含むテキサス大学オースティン・エネルギー研究所で明らかになりつつある技術の開発を支援〈PT〉

〔訳注〕オースティン(AUSTIN、テキサス州)発:エクソンモービル社(ExxonMobil)は本日、環境への影響と気候変動のリスクを減らす間、エネルギー需要の成長を助ける技術を実行するために、テキサス大学(University of Texas)オースティン・エネルギー研究所(Austin Energy Institute)の指導的メンバーとして1500万ドルを投資する、と発表した。共同研究イニシアティブは、現在受け入れられている供給混合に再生可能エネルギー源を統合し、効率を改善して水や空気、気候の影響を減らす方法で伝統的エネルギー源を進歩させることを含むエネルギー革新の変換を研究する予定である。また、炭素捕捉のために炭酸塩型(carbonate)燃料電池技術を前進させる。

■2016年09月16〜19日のWEB LINK NEWS
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2016/09/16 2020年は人工知能と暮らす? 夢の住まいが実現間近(SUUMOジャーナル)

 最近、何かと話題の人工知能やIoT。これらの最新技術を取り入れた私たちの暮らしは、どのように変わっていくのだろう? 2020?2030年の住空間をひと足先に体験できるショールームがあると聞き、東京・有明のパナソニックセンター東京内にある「Wonder Life-BOX」を訪ねてみた。
【画像3】エントランスには、除菌や殺菌ができる収納スペースも。屋外に設置した専用パネルとつながった純水素燃料電池もある。自立したエネルギーを家でも確保できれば、災害時でも安心(写真撮影/ヨシダミホ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00118089-suumoj-life

2016/09/16 【国際物流総合展16】燃料電池トーイングトラクターを参考出品、市場投入は?…豊田自動織機(レスポンス)

 東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展2016」で最大のスペースを誇ったのが豊田自動織機だ。そこでは自慢のフォークリフトの展示をはじめ、物流出荷エリアや自動車工場製造ラインが再現されていた。

 来場者の同社に対する関心も高く、ブース内は常に人で溢れていた。なかでも注目を浴びていたのが燃料電池トーイングトラクターだ。というのも、これまでにない斬新なデザインだったからだ。
「これは今回の展開用に製作したもので、販売するかについては未定です。まだパワーが足りないので、さらに改良していく必要があります」と同社関係者は説明する。

 その横には2.5t積燃料電池フォークリフトも展示。こちらは11月から日本で初めて販売を開始することになっている。すでに受注もあり、商談中も数件あるそうだ。

 燃料電池はトヨタ自動車の燃料電池自動車『MIRAI』と同じ燃料電池セルを使用し、燃料充填時間がたったの3分。それで8時間も走ることができるという。また、外部給電機能を標準装備しているので、災害などの非常時の電源としても活用できる。

 価格は1400万円だが、国から500万円の補助金をはじめ都道府県からの補助金も出るので、半額以下で購入できるとのことだ。「今後は1tのものなど、バリエーションを増やしていきたい」と同社関係者は話していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000042-rps-bus_all

2016/09/16 グリーンエネルギーだけで船の世界一周へ(AFP=時事)

 双胴船「エナジーオブザーバー(Energy Observer)」号は、太陽光、風力、自己生産する水素のみで、2月に出航する予定だ。現在はフランス西岸のサンマロ(Saint-Malo)の造船所で、ソーラーパネルや風力タービン、水を分解して水素と酸素を生みだす電解装置などの取り付け準備が進められている。

 そのためエナジーオブザーバーは航海中、二酸化炭素を排出する化石燃料を一切使用しない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000015-jij_afp-env

2016/09/16 2020年に市場規模は半減、主要な再生可能エネルギー関連市場の展望(スマートジャパン)

 富士経済は2016年9月14日、国内の再生可能エネルギー発電システム市場の調査結果を発表した。再生可能エネルギーの固定買取制度(FIT)の開始で普及が進む太陽光、風力、水力、バイオマス、地熱発電の5つについて、発電設備と関連サービスも含めた今後の市場規模の推移を予測している。

 5つの市場を合わせた2016年度の合計市場規模は3兆3065億円と見込んでいる。一方、2020年度までにこの市場規模は1兆7124億円まで縮小すると予測した。これは2015年度比で約半分の規模である。

 市場の縮小に大きく影響するのが2014年度をピークに、マイナス成長が続く太陽光発電システム市場である。2016年度の太陽光発電市場は2兆2733億円と全体の約7割を占めている。直近では2017年4月から始まる改正FIT法に向け、大型特別高圧案件を中心とした駆け込み着工が発生しており、2018年頃までこうした案件の完成が続く見込みだ。しかしこうした売電事業用の高圧、特別高圧案件の大幅な減少が影響し、2020年度の太陽光発電システム市場は2015年度比64.7%減の1兆583億円規模になると予測した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00000010-biz_it_sj-bus_all

2016/09/17 【パリモーターショー16】トヨタの未来形燃料電池車、FCVプラス…欧州初公開へ(レスポンス)

 トヨタ自動車の欧州法人、トヨタモーターヨーロッパは9月13日、フランスで9月29日に開幕するパリモーターショー16において、『FCVプラス』を欧州初公開すると発表した。

 FCスタックはフロントタイヤ間に、水素タンクはリアシート後方に搭載。4輪インホイールモーターを採用し、コンパクトなボディサイズに広い室内空間を実現した。また、機能部品を車両の前後に集約する次世代FCVパッケージにより、最適な重量バランスと広大な視界を創出している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160917-00000009-rps-ind

2016/09/18 累進制で膨らむ電気代、「再生エネルギー自家発電」需要高める(ハンギョレ新聞)

 市民が家庭用新再生エネルギーを利用する方法は二つだ。 一つは、産業通商資源部傘下の韓国エネルギー公団の住宅支援事業に参加すること。太陽光、太陽熱、地熱、燃料電池など新再生エネルギーの装備を住宅に設置すると、設置費の一部を政府が支援する事業だ。2004年から施行された「ソーラー住宅10万戸普及事業」は2008年に「グリーンホーム100万戸事業」に拡大された。

 政府は2015年までに、22万3459世帯が参加した同事業に7297億ウォン(約680億円)を投資した。エネルギーの種類別では、太陽光が18万6580世帯(83.5%)で圧倒的に多く、太陽熱が2万4296世帯(10.9%)、地熱が9634世帯(4.3%)、燃料電池が2249世帯(1.0%)、小型風力が352世帯(0.2%)、その他348世帯(0.2%)など。住宅の種類別では、国民賃貸住宅が12万1418世帯、戸建て住宅が7万9138世帯、共同住宅が2万2903世帯だ。地域別では、京畿道が3万9665戸(17.7%)で最も多く、慶尚南道が2万5541戸(11.4%)、忠清北道が1万9658戸(8.8%)、ソウルが1万8606戸(8.3%)、忠清南道が1万7610戸(7.9%)の順に多い。

 しかし、世界的にみると韓国の新再生エネルギー政策はまだ遅れている。2014年の国際エネルギー機関(IEA)の資料によると、韓国のエネルギー消費全体のうち再生エネルギーの比重は1.1%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国中で最下位だ。ドイツは11.1%、フランスは8.6%、英国は6.4%、米国は6.5%、日本は4.9%であり、OECDの平均は9.2%だった。韓国は新再生エネルギーのシェア目標も2035年までで13.4%に過ぎない。OECD加盟国の多くが2020?2025年までに20?45%を目標にしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160918-00025090-hankyoreh-kr

2016/09/18 自動車よりも普及が早い!燃料電池がフォークリフト業界の競争軸に(ニュースイッチ)
各社、新型車で攻勢

 フォークリフト業界で“水素社会”に備える動きが広がっている。先日、都内で開かた物流展で、豊田自動織機とニチユ三菱フォークリフトが、燃料電池を搭載したフォークリフト(FCフォークリフト)を出展。バッテリー式のフォークリフトに比べて、水素の充填時間が短いのが最大の特徴だ。水素を供給するインフラが整備されれば、長時間の稼働が必要な施設などへの導入が見込まれる。

 「3分で水素を充填できる」―。豊田自動織機の吉川浩二トヨタL&Fカンパニー産車用FCプロジェクト主査は、FCフォークリフトの強みをこう説明する。

 同社が秋に国内で発売するFCフォークリフトは、稼働中に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、環境対応のいわば“最終形”だ。これまでのフォークリフトではバッテリーを充電するのに一定時間が必要だったが、水素を短時間で充填することで連続して長時間利用可能。関西国際空港などでの実証を経て、先行して商用化する。

 ニチユ三菱もFCフォークリフトの開発を進めており、参考出展した。豊田自動織機と同様に水素の充填時間が短く、実用化を目指す。

 また、ユニキャリアは燃料電池を搭載した搬送車を米国で販売し、スーパーマーケットで利用されているという。「燃料電池がバッテリーに比べて軽いため車両のバランスを取る」(倉島正弘日本事業本部商品・販促部部長)ことを含め、燃料電池を載せるうえでの課題を解消した。

 FCフォークリフトが普及するには、水素の供給設備を整えることが必要だ。燃料電池車と異なり、一定台数の車両が限られた場所で稼働し、水素の消費量などを計算しやすい。

 そのため供給設備を導入するハードルがそれほど高くない見方もある。フォークリフト各社にとって今後、FCフォークリフトが競争軸となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160918-00010004-newswitch-ind

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆未来エネルギー環境リサイクルを遊んで学ぶ!【再掲】
東京タワー・キッズ環境科学博士2016
「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」は、10月8日午後1時から10日午後6時まで3日間にわたり、大展望台、フットタウンの2階と地下、正面玄関前など4会場にて開催。未来の水素社会ジオラマ、驚きの巨大卵と恐竜化石の展示、遊んで学ぶ環境教室、持ち帰りありの工作教室、会場をめぐるエコ・スタンプラリーなどお楽しみ満載です。展望台以外は入場無料となっています。
 クラウドファンディングによる資金調達にご協力ください。
https://www.makuake.com/project/smartene/
◇日 時: 10月8日(土)?10日(祝)
◇対 象: 小学生・中学生 *一般も観覧可能
◇参加費: 無料 *展望台の費用は別途必要
◇事務局: 一般社団法人 スマートエネルギー産業振興機構
      URL:http://smartene.org/towerkids/
◇主 催: 「東京タワー・キッズ環境科学博士2016」実行委員会
◇共 催: 東京タワー(日本電波塔株式会社)
◇後 援: 一般財団法人 新エネルギー財団、一般社団法人 日本太陽エネルギー学会、一般社団法人 燃料電池開発情報センター、一般社団法人 水素エネルギー協会、一般社団法人 日本風力エネルギー学会、一般社団法人 日本作家クラブ
◇特別協力: みなと区民まつり
◇協 力: 一般社団法人 未踏科学技術協会 エコマテリアル・フォーラム、日本ボンド磁性材料協会、エコが見える学校、NPO国際薬膳協議会、IEEJプロフェッショナル 電気理科クラブ

☆第9回新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナー【再掲】
テーマ:高活性と高耐久性を両立する触媒を目指して (2)

 触媒学会燃料電池関連触媒研究会では燃料電池に関連した触媒技術を研究対象とし、高活性/高耐久性触媒、低コスト化を含めた触媒合成法、触媒の反応機構と基礎物性、評価/解析技術等、燃料電池用触媒に関する学術情報交換を行っています。新電極触媒シンポジウム&宿泊セミナーは燃料電池用電極触媒に関する最近の研究開発状況と今後の展開について講演頂くと同時に、ナイトセッションでは参加者が親しく討論します。FCVの市販が開始されましたが、Pt系触媒の高活性化と高耐久化は不十分であり、これらを同時に高めることが燃料電池の低コスト化と広い普及への鍵となります。

 第9回宿泊セミナーでは水素社会と水素製造用触媒の耐久性、エネファーム用セルの耐久性、IL SEMを用いたカソード環境でのPt系触媒の変化とその高耐久性化手法、in-situ TEMによるナノ材料観察、カーボン担体の高耐久性化、XAFSによるPt系触媒の解析およびナノクラスターPtの触媒活性について講演して頂きます。ポスターセッションでは電極触媒に限定せず、燃料電池に関連する研究を広く募集します。学生の方には優秀ポスター賞を用意しておりますので、奮ってご参加ください。
◇日 時:10月21日(金)12:30 ?10月22日(土)12:00
◇場 所:静岡県三島市末広町21-9 東レ総合研修センター TEL: 055-980-0333

  アクセス https://plus.google.com/116295045839993185703/about?gl=jp&hl=ja
◇日 程:
1日目10/21 (金)
・セッション1 招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 12:40〜13:40 定置用燃料電池水素製造用触媒の耐久性 (国際石油開発帝石 原田亮氏)

 13:40〜14:40 大阪ガスにおけるPEFCセルの耐久性評価研究 (大阪ガス 山崎修氏)

 15:00〜16:00 IL-FE-SEMによるPt触媒の劣化解析と表面修飾炭素材料を用いる触媒開発(大分大学 衣本先生)

 16:00〜17:00 TEM内その場観察法とそのナノ材料への応用 (大阪大学 保田先生)
・セッション2 (ナイトセッション) ポスター展示 (ダイニング棟3階 第1パーティールーム)
 18:30〜21:00 ポスターセッション&自由討議
 〜22:30 自由討議
2日目10/22(土)
・セッション3:招待講演 (センター棟8階 多目的研修室)

 8:30〜9:30 マリモカーボンの特性と燃料電池への適用 (茨城大学 江口先生)

 9:30〜10:30 放射光X線吸収法による燃料電池Pt系触媒の解析と設計指針 (立命館大学 折笠先生)

 10:50〜11:50 非魔法数Ptクラスターが示す特異的な触媒活性 (東京工業大学 今岡先生)
◇お申込みについて:
・参加申し込みとポスター発表申し込み締め切り:10月14日 (金)
・発表要旨の締め切り:10月17日 (月)

 A4用紙1枚にフリーフォーマットでタイトルと所属を明記の上、下記西村までメールで送付してください。
・参加費:一般会員 23,000円, 一般非会員30,000円, 学生5,000円
・宿泊費:7,000円 (夕食・朝食込み)
・参加申し込み方法と問合せ先:氏名、所属、連絡先 (住所、電話、メールアドレス)、宿泊の有無およびポスター発表の有無を明記の上、下記西村までメールでお申し込みください。

 同志社大学 西村メール: jt-liaiy@mail.doshisha.ac.jp  電話: 0774-65-6589
・セミナー開催案内web
http://www.cstf.kyushu-u.ac.jp/~ishihara-lab/FC_kenkyukai2/  

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