燃料電池ワールド Vol.2175 (2016/08/19 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2175
■2016年08月19日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(07月05日)
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2016/07/05 未来のためのエネルギー:エアランゲンから水素貯蔵〈PT〉

〔訳注〕バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)はこのほど、番組「未来のためのエネルギー:エアランゲン(Erlangen)から水素貯蔵」で、ハイドロジェニックス・テクノロジーズ社(Hydrogenious Technologies)とピーターWasserscheid(Peter Wasserscheid)教授に焦点を充てた液体有機水素担体(Liquid Organic Hydrogen Carrier:LOHC)技術について報告した。報告は、フリードリッヒ・アレクサンダー大学エアランゲン・ニュルンベルク(Friedrich-Alexander-University Erlangen-Nuremberg:FAU)の化学反応技術(chemical reaction technology:CRT)を担当しているピーターWasserscheid教授が、液体有機水素担体技術とその背景情報を提供し、さらに、最近の動向とハイドロジェニックス・テクノロジーズ社の実績を紹介している。

2016/07/05 水素ワン・リーズ市ゲイト・プロジェクト(H21 Leeds City Gate Project)の開始〈PT〉

〔訳注〕ロンドンの機械技術者協会(Institution of Mechanical Engineers:IMechE)の家「One鳥かごウォーク(1 Birdcage Walk)」で7月11日(月)に、水素ワン・リーズ市ゲイト・プロジェクト(H21 Leeds City Gate project)が開始される。このプロジェクトは、英国最大の都市の1つ、リーズ市(Leeds City)の既存の天然ガスネットワークを100%水素に変換することが目的で、当日のイベントは昼食をとりながら質疑応答が予定されている。

2016/07/05 プロジェクト「デモSOFC」はイタリアの商用見本市「革新2016/ズマウ・トリノ」賞の勝者となる〈PT〉

〔訳注〕燃料電池水素共同実施機構(Fuel Cells and Hydrogen Joint Undertaking:FCH-JU)のプロジェクト「デモSOFC(DEMOSOFC)」は6月30日、イタリアの商用見本市「革新2016/ズマウ・トリノ(Innovation 2016- SMAU Torino)」でプロジェクトの研究代表者としてアンドレア・ランシニ(Andrea Lanzini)がズマウ賞(SMAU prize)を受賞する。「デモSOFC」は、約175kWの電気を生成する固体酸化物型燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)プラントの設計と設置に専念する燃料電池水素共同実施機構のプロジェクトである。SOFCプラントは、トリノ地域(Turin area)のメトロ・ポリターナ・アックエ・トリノ社(トリノ首都圏の水社会社、SMAT)コル・レーニョ廃水処理場(Collegno WWTP:Waste Water Treatment Plant)に設置された。

2016/07/05 水素供給ネットワークはヘイワード水素ステーションを歓迎〈PT〉

〔訳注〕カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)は、新しいヘイワード水素ステーション(Hayward hydrogen station)を歓迎した。

■2016年08月18日のWEB LINK NEWS
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2016/08/18 トヨタ自動車がM&A先を選ぶとしたらどこか?(プレジデント)

 いま、さまざまな業界で業界再編が進んでいる。『図解! 業界地図 2017年版』では、「特集近未来予想図」をテーマとして、主な業界のM&A(企業の買収・合併)についてページを割いている。
■販売台数1000万台の攻防、トヨタはどう動くか?

 自動車業界では、日産自動車が三菱自動車の子会社化に動いたことで、ルノー(仏)を含めれば、グループ世界販売台数は1000万台に迫る。今後はトヨタ自動車、VW(独)、GM(米)とともに、販売台数1000万台での厳しい攻防になる。

 さらにいえば、日産・ルノーはダイムラー(独)と資本提携。GMはホンダと次世代型燃料電池システムの共同開発に着手している。それらの関係がさらに進みグループを形成するようなら、1500万台前後の販売競争に突入する。

 ダイハツ工業を完全子会社化したトヨタも、このまま静観を決め込むわけにはいかないだろう。トヨタが選ぶとしたら相手先はどこか? 

 資本関係や提携関係にある富士重工業やいすゞ自動車、マツダといった国内勢に加え、海外勢のグループ化に動いても不思議ではない。高級車のBMW(独)やフェラーリ(伊)との結婚が100%ないとは言い切れないだろう。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160818-00019892-president-bus_all

2016/08/18 韓経:現代自動車「燃料電池の生産増やす」(中央日報日本語版)

 現代自動車が水素燃料電池自動車(FCEV)の核心部品、燃料電池の生産を拡大することにした。電気自動車と燃料電池自動車を普及させるためのカーシェアリング試験事業も推進する。

 周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官は17日、自動車業界最高経営責任者(CEO)との朝食懇談会で「未来自動車を含む新産業分野に果敢に投資してほしい」と要請した。周長官は「研究開発(R&D)と投資に対する税額控除幅を拡大する案を推進している」とし「政府の支援政策を積極的に活用してほしい」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00000034-cnippou-kr

2016/08/18 豊田通商、カナダ燃料電池メーカーと販売契約を締結(レスポンス)

 豊田通商は8月18日、カナダの大手燃料電池開発・製造会社であるバラード社と日本国内市場での販売契約を締結したと発表した。

 バラード社は、1989年から燃料電池の開発・製造を開始した燃料電池業界の先駆者で、すでに世界中で1万ユニット以上の導入実績がある。自動車向けに限らず、自動車以外の駆動用やバックアップ用など幅広い用途の製品を持ち、特に1kw?100kwの中小型燃料電池の技術力を強みとしている。

 今回の販売契約締結により、豊田通商は、すでに需要のある携帯電話用基地局の非常用電源として使用される定置用燃料電池販売を行うとともに、バス、トラックなどの商用車や鉄道、船舶など、運輸分野での新たな活用に向けた開発・販売を推進していく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00000038-rps-bus_all

2016/08/18 京都に行けばMIRAIを運転できる、全国初の有料カーシェアリング開始(スマートジャパン)
京都市内に水素ステーションは2か所

 カーシェアリングの利用者が走行途中に水素ステーションで補給した場合には、車両の返却時にレシートを見せて燃料代を精算できる。現時点で京都市内には水素ステーションが2か所ある。2016年2月に大阪ガスが南区に開設した移動式の「上鳥羽水素ステーション」と、3月にJXエネルギーが伏見区のガソリンスタンドに併設した「Dr. Driveセルフ菱川店」で、いずれも京都駅から南側の地域にある。

 燃料電池車を普及させるためには、水素ステーションの拡大が欠かせない。京都市内の2カ所を皮切りに、京都府全体では2020年までに7カ所、2025年までに15カ所へ広げる目標を掲げている。20?30キロメートル圏内に水素ステーションを1か所ずつ整備して、府内の燃料電池車の導入台数を2万台に増やす計画だ。

 京都市では1997年に「地球温暖化防止京都会議(COP3)」が開かれて、主要国が温室効果ガスの削減目標を盛り込んだ「京都議定書」に合意した。そうした経緯から「環境先進都市・京都」をスローガンに掲げて温室効果ガスの削減に取り組んできた。

 2013年に京都市が設定した中長期の目標では、京都議定書の基準年になっている1990年度に対して、2020年度で25%、2030年度には40%を削減する。2013年度の実績では1990年度比で1.1%の増加になっているため、目標の達成には抜本的な対策が求められている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160818-00000008-biz_it_sj-bus_all

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議福岡水素エネルギー戦略会議 総会・講演会(8/31)【再掲】

 今年度の講演会では「再生可能エネルギー由来の水素」「新たなアプリケーション」をキーワードに、水素・燃料電池分野における最新の市場動向について、最前線で活躍されておられる企業等からご講演いただく予定にしております。
 当日は、情報交換・懇親の場となる交流会も開催します。

 会員以外の方もご参加いただけますので、皆様奮ってご参加ください。
◇日 時:8月31日(水曜日)14:00 ? 18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多(JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分)

  アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html  
◇日 程:
14:00〜15:10 『福岡水素エネルギー戦略会議 総会』
         挨拶、議事 戦略会議28年度事業計画 等
15:20〜17:00 『講演会』

 講演1「再生可能エネルギー由来水素の活用に向けた国内外取組動向(仮)」

   大平英二様(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素グループ主任研究員 )

 講演2「スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」開発(仮)」
   村松仁様(スズキ株式会社電動車開発部第九課専門職)
 講演3 地元企業の取組(調整中)
17:00〜18:30 『交流会』

 ※当日、受付にて5,000円/人のご負担をお願いいたします。(領収証をお渡しします。)
◇お申込みについて:
 戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。
  http://www.f-suiso.jp/info/11419.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

  電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆かながわ環境関連産業ネットワーク 第11回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】『新エネルギー技術習得講座』

 今回は二日間にわたり、フォーラムに参加される方々が実際に太陽光発電の発電計測やパワコンの運転試験、マイクロ燃料電池(MEA)の作成・発電試験、蓄電池の基礎、風力発電などの評価を体験して頂くための技術習得講座を開催いたします。

 新エネ関連開発などの部署に配属になった方、燃料電池の発電を体験されたい方などのお申し込みをお待ちしております。
◇日 時:8月30日(火)、31日(水) 10:00〜16:30
◇場 所:職業能力開発総合大学校 4号館 1階
◇交通案内:http://www.uitec.jeed.or.jp/access/index.html
◇キャンパスマップ:http://www.uitec.jeed.or.jp/schoolguide/campusmap.html
◇定 員:15名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
講師:清水洋隆氏(職業能力開発総合大学校能力開発院新成長分野(電気環境エネルギーユニット)教授)
〇8月30日(火)
10:00〜11:30 新エネルギー概論 ・新エネルギーとは(新エネルギーの種類と概要、太陽光発電システムの構成、パワーコンディショナーの運転試験)
12:30〜14:30 太陽光発電の発電実験(日射及び発電データ収集)
14:30〜16:00 風力発電の基本特性、風力発電実験装置による特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
〇8月31日(水)
10:00〜11:30 蓄電池の基礎 充電回路について
12:30〜16:00 燃料電池の構造について

 燃料電池製作実習・MEA製作・発電実習、燃料電池評価装置の紹介 発電特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
◇申し込みはこちらから↓
メールの件名を「第11回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp へ直接お申し込みください。下記ホームページの申込みフォームからもお申し込みできます。
 http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160715.html
◇問い合わせ先:かながわ環境関連産業ネットワーク事務局
 (株)さがみはら産業創造センター 担当:安藤、荻島、永井

 TEL:042-770-9119 FAX:042-770-9077 E-mail: kankyou@sic-sagamihara.jp

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