燃料電池ワールド Vol.2171 (2016/08/15 09:05)

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□燃料電池ワールド Vol.2171
■2016年08月15日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(06月29日)
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2016/06/29 上院の燃料電池・水素エネルギー協会第4回燃料電池・水素政策説明会は参加した聴衆であふれかえる〈PT〉

〔訳注〕上院の燃料電池・水素委員会(Caucus)共同議長リチャード・ブルメンタール(Richard Blumenthal)とリンゼイ・グラハム(Lindsay Graham)は、100名以上の議会スタッフや他の参加者とともに講演者として参加した。100人以上の下院と上院のスタッフだけでなく、他の政策当局者は6月23日、国会議事堂で開かれた燃料電池・水素エネルギー協会(Fuel Cell and Hydrogen Energy Association:FCHEA)の第4回燃料電池・水素政策説明会(4th annual Congressional Fuel Cell and Hydrogen Policy Briefing)に出席し、燃料電池と水素技術の知識と関心を増やした。上院議員ブルメンタールとグラハムは、燃料電池と水素エネルギー産業への研究開発のための持続的な資金調達の必要性と、市場と同じ税制上の優遇措置の更新、延長を求める彼らの支援を説明した。

2016/06/29 プラグパワー社、ヘラクレス・キャピタル社と4000万ドル融資を終了する〈PT〉

〔訳注〕レーサム(LATHAM、ニューヨーク州)発:プラグパワー社(Plug Power Inc.)は、ヘラクレス・キャピタル社(Hercules Capital)と最大4000万ドルの長期融資枠を締め切ったと発表している。プラグパワー社は8月上旬に、2016年第2四半期の結果の会議通話中に、より詳細にこのプロジェクトと資本戦略について説明する。

2016/06/29 オランダの地方当局、燃料電池電気バスの使用増大の合意書に署名〈PT〉

〔訳注〕6月27日付け(Vol.2169 2016/08/10発行)「オランダの公共交通機関、燃料電池電気バスの使用を増大」の記事の再論。

2016/06/29 ITMパワー社、ハイドロジェン・デ・フランスに統合された水素燃料補給ステーションの販売を発表〈PT〉

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、フランスでの展開のために「ハイドロジェン・デ・フランス(Hydrog〓ne de France:HDF)」へ、オンサイト発電の統合された水素燃料補給ステーション(hydrogen refuelling station:HRS)の販売を発表した。「ハイドロジェン・デ・フランス」は、水素エネルギーのオペレーターとして、燃料電池車やバスの将来の大規模な展開の準備をするためにスランスに水素燃料補給資産を配置する。これは、フランス全域のH2モビリティ・フランス・コンソーシアム戦略(H2 Mobilit〓 France consortium strategy)の一環である。

■2016年08月12〜14日のWEB LINK NEWS
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2016/08/12 進む微生物研究、燃料電池や遺伝子制御など電気化学との融合に注目集まる(日刊工業新聞電子版)

 自然界には目に見えない数多くの微生物が存在している。その中で発電したり電気を食べたりする微生物がいることをご存じだろうか。このような微生物と電極などの電気化学的手法を組み合わせ、発電やモノづくりを行う取り組みが進んでいる。微生物を利用した新しい研究分野の動きが活発化してきた。

 中でも著しく進展しているのが、電流発生菌など複数の微生物を組み合わせてエネルギーを取り出す「微生物燃料電池(MFC)」の研究だ。MFCは汚水処理の用途で研究が進められており、企業で実用化に向けた取り組みが進む。MFCの発電効率は低く、有機物の分解の際に発生した電気を汚水処理にかかる電力の一部に充てる使い方などが主流になっている。

 MFCの発電効率を上げる研究成果をあげたのは、静岡大学工学部の二又裕之教授らのグループだ。MFCの発電量を従来の100倍の効率に高める物質を発見した。

 電流発生菌が有機物を分解する際に酸素やチタン、リン、鉄で構成される黒い導電性物質を作り出すことを確認。さらに同物質が電気を蓄える能力(蓄電能)を持つことも分かった。研究の進展により、MFCの発電効率が高まり、廃水処理の実用化につながる可能性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160812-00010001-nkogyo-ind

2016/08/12 住友商事、燃料電池量産化で米社と提携(時事通信)

 住友商事は12日、米国子会社を通じ、燃料電池やモーターなどを製造販売するUSハイブリッド(カリフォルニア州)と、燃料電池量産化支援に関する戦略的業務協力契約を締結したと発表した。USハイブリッド社はバスやトラックなど大型商用車向け燃料電池の開発に力を入れており、住友商事は日系企業との技術協力の橋渡しや日本市場への普及促進などを担う。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160812-00000036-jijc-biz

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆福岡水素エネルギー戦略会議福岡水素エネルギー戦略会議 総会・講演会(8/31)【再掲】

 今年度の講演会では「再生可能エネルギー由来の水素」「新たなアプリケーション」をキーワードに、水素・燃料電池分野における最新の市場動向について、最前線で活躍されておられる企業等からご講演いただく予定にしております。
 当日は、情報交換・懇親の場となる交流会も開催します。

 会員以外の方もご参加いただけますので、皆様奮ってご参加ください。
◇日 時:8月31日(水曜日)14:00 ? 18:30
◇場 所:ホテルニューオータニ博多(JR博多駅からバス約7分、天神からバス約5分)

  アクセス http://www.kys-newotani.co.jp/hakata/info/access/index.html  
◇日 程:
14:00〜15:10 『福岡水素エネルギー戦略会議 総会』
         挨拶、議事 戦略会議28年度事業計画 等
15:20〜17:00 『講演会』

 講演1「再生可能エネルギー由来水素の活用に向けた国内外取組動向(仮)」

   大平英二様(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)燃料電池・水素グループ主任研究員 )

 講演2「スズキの燃料電池二輪車「バーグマンフューエルセル」開発(仮)」
   村松仁様(スズキ株式会社電動車開発部第九課専門職)
 講演3 地元企業の取組(調整中)
17:00〜18:30 『交流会』

 ※当日、受付にて5,000円/人のご負担をお願いいたします。(領収証をお渡しします。)
◇お申込みについて:

 戦略会議ホームページから、オンラインでの申込みが可能です。  
http://www.f-suiso.jp/info/11419.html

 FAXまた、E-mailでのお申込をご希望の方は、上記URLより申込書をダウンロード後、必要事項をご記入いただき、下記までお送りください。
◇お問い合わせ・お申込先:

  福岡水素エネルギー戦略会議事務局【担当:高木】(福岡県商工部新産業振興課内)

  電話:092-643-3448 / FAX:092-643-3421 / メール:info@f-suiso.jp

☆かながわ環境関連産業ネットワーク 第11回 創・蓄・省エネフォーラム【再掲】『新エネルギー技術習得講座』

 今回は二日間にわたり、フォーラムに参加される方々が実際に太陽光発電の発電計測やパワコンの運転試験、マイクロ燃料電池(MEA)の作成・発電試験、蓄電池の基礎、風力発電などの評価を体験して頂くための技術習得講座を開催いたします。

 新エネ関連開発などの部署に配属になった方、燃料電池の発電を体験されたい方などのお申し込みをお待ちしております。
◇日 時:8月30日(火)、31日(水) 10:00〜16:30
◇場 所:職業能力開発総合大学校 4号館 1階
◇交通案内:http://www.uitec.jeed.or.jp/access/index.html
◇キャンパスマップ:http://www.uitec.jeed.or.jp/schoolguide/campusmap.html
◇定 員:15名(定員となり次第締切)
◇参加費:無料
◇プログラム:
講師:清水洋隆氏(職業能力開発総合大学校能力開発院新成長分野(電気環境エネルギーユニット)教授)
〇8月30日(火)
10:00〜11:30 新エネルギー概論 ・新エネルギーとは(新エネルギーの種類と概要、太陽光発電システムの構成、パワーコンディショナーの運転試験)
12:30〜14:30 太陽光発電の発電実験(日射及び発電データ収集)
14:30〜16:00 風力発電の基本特性、風力発電実験装置による特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
〇8月31日(水)
10:00〜11:30 蓄電池の基礎 充電回路について
12:30〜16:00 燃料電池の構造について

 燃料電池製作実習・MEA製作・発電実習、燃料電池評価装置の紹介 発電特性試験
16:00〜16:30 質疑応答 応用開発など技術相談
◇申し込みはこちらから↓
メールの件名を「第11回 創・蓄・省エネ フォーラム参加申込み」として、必要事項(1.会社・機関名、2.所属・役職名、3.貴名)をご記入いただき、かながわ環境関連産業ネットワーク事務局 kankyou@sic-sagamihara.jp へ直接お申し込みください。下記ホームページの申込みフォームからもお申し込みできます。
 http://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20160715.html
◇問い合わせ先:かながわ環境関連産業ネットワーク事務局
 (株)さがみはら産業創造センター 担当:安藤、荻島、永井

 TEL:042-770-9119 FAX:042-770-9077 E-mail: kankyou@sic-sagamihara.jp

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