燃料電池ワールド Vol.2141 (2016/06/29 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2141
■2016年06月29日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(05月16日)
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2016/05/16 18歳の微生物学者、有機廃棄物を電気に変換する燃料電池を開発〈PT〉

〔訳注〕フェニックス(PHOENIX)発:インテル社(Intel Corporation)と非営利団体の「科学&公共のための協会(Society for Science & the Public)は本日、カナダ、バンクーバー(Vancouver)の18歳のHan Jie(オースチン:Austin)ワング(Han Jie (Austin) Wang)は、インテル国際学生科学技術フェア(Intel International Science and Engineering Fair)で最優秀賞(ゴールデンE.ムーア賞、Gordon E. Moore Award)と賞金7万5000ドルを受賞したと発表した。彼は、有機廃棄物を効率的に電気に変換する微生物燃料電池(microbial fuel cells)を開発した。
〔訳語〕インテル国際学生科学フェア(Intel International Science and Engineering Fair, Intel ISEF)は、毎年5月に行われる高校生を対象とした世界最大の科学コンテストである。また、「科学のオリンピック」とも呼ばれる。日本では、日本学生科学賞(JSSA)またはジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ(JSEC)で上位入選した中から選ばれたものが派遣されている。(Wiki)

2016/05/16 ITMパワー社、イギリスの水素艦隊ユーザーのワークショップとライド&ドライブの一連のイベントを発表〈PT〉

〔訳注〕ITMパワー社(ITM Power)は、イギリスの水素艦隊ユーザーのワークショップとライド&ドライブ(Ride & Drive)の一連のイベントを開催する。これは、5月10日に始められた低排出ガス車部(Office of Low Emission Vehicles:OLEV)の200万ポンドの燃料電池自動車艦隊支援計画(FCEV Fleet Support Scheme)に対応したものである。5月23日に開始されるロード・ツアーは、トヨタ(Toyota)、ヒュンダイ(Hyundai)、アルコラ・エナジー社(Arcola Energy)、シンビオ燃料電池社(Symbio FC)、グリーン・トマト・カーズ社(GreenTomatoCars)が共同で編成している。

2016/05/16 カリフォルニア大学アーバイン校の燃料電池バス、アイスホッケー・チームのアナハイム・ダックスの試合で展示〈PT〉

〔訳注〕カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine:UCI)の燃料電池バスは、2月21日のアナハイム・ダックス(Anaheim Ducks)対カルガリー・フレームス(Calgary Flames)のホッケー試合で夜の目玉だった。オレンジ郡コミュニティ(Orange County community)とカリフォルニア大学アーバイン校の学生やスタッフは、バスを展示して、質問に答えていた。

2016/05/14〜15 記事の配信はありません。

■2016年06月28日のWEB LINK NEWS
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2016/06/28 相次ぐ自動車メーカーとIT企業の提携 両者の狙いとは?(ITmedia ビジネスオンライン)
●本当の勝負はこれから

 しかしなぜIT企業が自動車業界に参入しようとしているのか。それは移動という行動が人間の本能の一つであり、欠かせないものであることと、現在人間の移動を司るモビリティの中で、自動車は間違いなく主役の座にあるからだ。

 彼らにとって重要なのは、いかに快適に、便利に移動できるかどうかだ。IT企業はその視点で自動車改革を図ろうとしているような気がする。

 電気自動車や燃料電池自動車など、自動車本体の改革では、依然として自動車メーカーに主導権がある。しかし、それをどう使うかという分野では、自動運転やライドシェアが象徴しているように、IT技術が重要になってきているわけで、その分野の知見に乏しい自動車メーカーが危機感を抱いているのは当然だろう。

 だからなのか、今年になって、自動車メーカーとIT企業が手を組む構図がいくつか生まれている。GM(ゼネラルモーターズ)はLyftと、トヨタはUberと、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はGoogleと、それぞれ提携すると発表した。

 ちなみにホンダはこのGMと13年に提携を発表している。当初は燃料電池領域に限られていたが、ホンダの八郷隆弘社長は今年、提携範囲を自動運転技術にも拡大したいと語っており、GMとLyftの協業にホンダが加わる可能性もある。

 こうした連携の動きと対照的なのが、ダイムラーやBMW、アウディなど欧州のプレミアムカーメーカーで、地図製作会社のHere(ヒア)を買収するなど、あくまで自分たちが主導権をとって自動運転やコネクテッドカーを実現し、付加価値として販売し、利益を上げていこうとしている。

 しかし販売台数から考えると、この動きが主流になるとは考えにくい。今後主流となるのは、前述した自動車メーカーとIT企業のコラボになるだろう。

 自動車メーカーとIT企業の対決は第1ラウンドが終わったにすぎない。ここから、第2ラウンドが始まるのだ。
(森口 将之)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000015-zdn_mkt-bus_all

2016/06/28 <話題>「再生可能エネルギー世界展示会」が開催、関連銘柄に関心も(モーニングスター)

 6月29日から7月1日にかけて、パシフィコ横浜で「再生可能エネルギー世界展示会」が開催される。原子力発電所の稼働が低位にとどまるなか、関連銘柄に関心が向かう可能性もありそうだ。

 IHIは、70?95度の温水を活用した小型バイナリー発電装置を紹介。系統連系機能(低圧)を標準装備しており、最大送電端発電量は20キロワット。小型・軽量タイプで、設置も簡単に行えるため既存設備への追加施工も容易としている。第一実は、出力125キロワットの小型バイナリー発電機については、80度以上の温水で発電可能な温水型、120度以上の熱源を活用する蒸気型などを紹介する。日工営は、国内外で培った水力発電のノウハウをもとに取り組み・提供を行っている水力発電や太陽光発電事業に関する各種サービスについて提案する。日立造は、木質バイオマス発電、メタン発酵ガス発電、一般廃棄物ごみ発電、開発中のSOFC燃料電池を紹介。また、風力発電、水素発生装置、メタネーション技術、ならびに開発中の全固体リチウム電池を提案する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00010001-biz_mos-biz

2016/06/28 韓国政府 補正予算編成など大幅な財政補強へ(聯合ニュース)【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は28日午前、青瓦台(大統領府)で、国民経済諮問会議・経済関係閣僚会議を開き、経済と安保危機の対応策を協議した。政府は、英国の欧州連合(EU)離脱や企業の構造調整などで下半期に成長・雇用が低迷する可能性が大きいとみて、雇用創出や民間経済の安定に向け、10兆ウォン(約8630億円)規模の追加補正予算を含め、「約20兆ウォン+アルファ」の財政補強を推進する方針を決めた。

 老朽化したディーゼル車の買い替えに対する税制支援、省エネ家電購入時の恩恵提供のほか、電気自動車(EV)や燃料電池自動車(FCV)の充電インフラ整備などエコ消費や投資を促進する。また、イランなど新しい市場への輸出支援を強化する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000013-yonh-kr

2016/06/28 イード、日本自動車ユーザー研究所を設立…環境 安全 テレマティクス を主軸に調査・研究(レスポンス)

 イードは6月28日、自動車とそのユーザーに関わる調査・研究およびコンサルティングを目的として、日本自動車ユーザー研究所(JACRI)を設立したと発表した。

 JACRIは、25年以上にわたり自動車業界向けに専門的なマーケティングリサーチサービスを提供してきたイードのリサーチ事業本部を母体として設立。ガソリン燃費・燃料電池・電気自動車などの環境技術、自動運転・自動ブレーキなどの安全技術、テレマティクス技術の高度化、AI、IoTなど他分野からの先端技術の導入、それらに対する社会的な期待の高まりや、法規制の強化などに対して「自動車ユーザーは何を感じ考え行動しているのか」を調査・研究し、Webサイトを通じて発表、および研究レポートの販売を行っていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160628-00000038-rps-bus_all

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