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□燃料電池ワールド Vol.2136
■2016年06月22日発行
◆燃料電池NPO pemdream
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■世界のヘッドライン(05月09日)
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2016/05/09 ハイドロジェニックス・テクノロジーズ社、ユナイテッド水素グループ社と提携して米国水素市場に参入〈PT〉
〔訳注〕ハイドロジェニックス・テクノロジーズ社(Hydrogenious Technologies)は米国市場に参入して、ジョージア州ケネソー(Kennesaw)の非公開の米卸売水素製造業者ユナイテッド水素グループ社(United Hydrogen Group)に、液体有機水素担体(liquid organic hydrogen carriers:LOHC)を用いて安全で効率的な水素貯蔵のための革新的な「ストレージボックス(StorageBOX)」と「リリースボックス(ReleaseBOX)」システムの販売を始める。ハイドロジェニックス社の液体有機水素担体技術は、特に長距離輸送の水素の経済性が向上する。
2016/05/09 パクシーテック社、燃料電池発電でフランス電力社の分散電源センサーに電力供給〈PT〉
〔訳注〕パクシーテック社(PaxiTech)とフランス電力社(EDF:Electricity of France)DTG/ENV/DMM部門はともに、水力発電ダムの下流の濁度測定のための分散電源制御システムに水素燃料電池で電力を供給する可能性を検討した。この作業は、両側を急傾斜で挟まれて気温がマイナス15度Cくらいに低くなるアルプス渓谷で行われた。
2016/05/09 中国の広東省書記、バラード社本社に歴史的訪問〈PT〉
〔訳注〕バンクーバー(VANCOUVER)発:バラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems)は本日、中国広東省党書記胡春華(Hu Chunhua)と代表団の歓迎会を本社で開催した。同時に、燃料電池駆動のトランジットバスの試乗会も行った。この訪問は50年来で初めてのことである。
2016/05/07〜08 記事の配信はありません。
■2016年06月21日のWEB LINK NEWS
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2016/06/21 燃料電池でベンツが走る、2017年にプラグイン型を発売(スマートジャパン)
燃料電池車「GLC F-CELL」には、新たに開発したコンパクトな燃料電池システムを搭載。従来よりも約30%の小型化に成功し、一般的なエンジンルームへの燃料電池システムの完全な搭載を可能とした。また燃料電池システムの技術開発を革新したことで、燃料電池スタックで触媒として使用されコストを引き上げる要因となっていた白金の使用量を90%削減することに成功したともいう。
さらに、GLC F-CELLの特徴が、9kWh(キロワット時)のリチウムイオン電池を搭載していることだ。スペース効率からこの蓄電池はSUVの後部に収納している。
●燃料電池+蓄電池の価値
燃料電池システムと蓄電池を組み合わせることに加え、プラグイン機構を組み込んだことで家庭用の充電ソケットや、パブリック充電ステーションなどでも充電可能だ。
これにより、航続距離を伸ばすことができる他、「水素ステーションを探すのに苦労する」など、オペレーション面での不自由さを解消することが可能となる。ちなみに9kWhの蓄電池のみで駆動させた場合、最大50キロメートルの走行が可能だ。一方、床に組み込まれた炭素繊維の水素タンクには約4キログラムの水素を保持することが可能。さらにそれぞれのエネルギー活用を最適化するシステムなどを搭載する他、回生エネルギーの活用なども可能としており、これらの組み合わせにより「GLC F-CELL」は、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)において、約500キロメートルの航続距離を実現しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000023-biz_it_sj-bus_all
2016/06/21 ハウステンボスCTOが語る「変なホテル」はなぜ「変化するホテル」なのか(ニュースイッチ)
先週、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「スマートコミュニティJapan2016」の会場で、「水素で自給自足?ハウステンボス『変なホテル』と東芝の挑戦」と題したシンポジウムが開かれた。
東芝の大田裕之次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム統括部長は、水素で発電するエネルギー供給システム「H2One」の開発経緯および導入事例を解説。同システムが初めて商用導入されたハウステンボス「変なホテル」での利用状況について、富田直美経営顧問&CTOが紹介した。
<「水素はエネルギーとして有効」(東芝)>
「水素はモビリティのイメージが強いが、わが社ではエネルギーとして有効とみている」(大田氏)。水素のエネルギーとしての特徴は、以下の3点。
(1)水の電気分解で遡れ、燃料電池でまた電気に戻せる
(2)劣化せず、半永久的に使用できる
(3)大量・長距離輸送に適している
このうち、(2)と(3)は電気エネルギーの弱点(貯めにくく、運びにくい)を補完するものでもある。電気と水素を組み合わせることで、さらに便利な新エネルギーシステムが確立できるのではないかと考えた。これがH2Oneである。
<持ち運びしやすいようコンテナに>
環境になじむデザインにも注力した。デザイナーが開発段階から入り、「H2O new
energy(=H2One)」という名前のアイデアもデザイナー発案だった。もともとコンテナにパッケージングする予定はなかったが、「コンテナに入れればどこでも持ち運べるのでは」という導入先のアイデアから現在の形になった。
ハウステンボスには2016年3月に導入。大きさはテニスコート1面の1割。変なホテルの12室の電力供給に使用され、安定稼働中。365日再生可能エネルギーでまかなうことができる。
しかし現状では水素発電より、電気を購入する方がコストは安い。なぜハウステンボスは導入を決めたのか。
<ヘドロまみれから世界唯一の観光都市に>
「『変なホテル』の意味は『変化するホテル』。最先端の実証を行う場」(富田CTO)というように、ロボットの導入などの実証実験を進めてきた。その中で着手したのがH2Oneの導入だ。同社の澤田秀雄社長が水素発電システムに興味を持ち、東芝に声掛けをした。
東芝側もH2OneのBCP用のスペックを変えれば常時利用が可能なのではないかと考えていたところだった。「ハウステンボスのホテルをモジュール化して他地域に展開するという「スマートホテル構想」にH2Oneがぴったりだと感じました」(太田氏)。
<ナレッジだけでなく新しい提案が舞い込む>
ハウステンボスでは小規模の導入だったが、今後東芝はH2Oneを離島や途上国に導入していきたいという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00010004-newswitch-ind
2016/06/21 【人とくるまのテクノロジー 16 名古屋】トヨタ車体、助手席回転チルトシートなど展示(レスポンス)
トヨタ車体は、6月29日から7月1日にポートメッセなごやで開催される「人とくるまのテクノロジー展2016名古屋」に出展し、福祉や環境に関する製品・技術を紹介する。
環境分野では、燃料電池自動車『MIRAI』の燃料電池スタックの空気極側流路を構成する基幹部品「3Dファインメッシュ流路」を出展。同社の超精密・高速プレス加工技術を用いてトヨタとともに開発し、発電効率を飛躍的に高める3次元的な微細格子構造を持つ。また、自動車の軽量化と森林の再生につなげることをねらいに、間伐材(スギ)を強化繊維として利用し、熱可塑性樹脂と組み合わせた難燃性射出材料「TABWD/タブウッド」を展示。TABWDは『アルファード』ハイブリッド車などのエンジンルーム内のワイヤーハーネスプロテクターとして採用されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000013-rps-bus_all
2016/06/21 参院選で何を訴えるか 日本記者クラブ党首討論会(産経新聞)
参院選公示を翌日に控えた21日、与野党9党の党首は日本記者クラブ主催の討論会で議論を戦わせた。各党の党首が参院選で訴えることとして、掲げたパネルは次の通り。新党改革の荒井広幸代表「脱原発+アベノミクス=水素燃料電池」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000536-san-pol
2016/06/21 エネファームで脱原発を=荒井広幸新党改革代表【各党インタビュー】(時事通信)
―参院選の争点は。
端的に言えば、対立から解決策。不毛な批判のし合いから、いかに解決策を競うかだ。
もう一つは脱原発。私たちは脱原発を終始一貫して言う唯一の保守政党だ。それを「家庭ノミクス」という考え方で解決する。例えばお風呂やキッチンの給湯器を、都市ガスや家庭用水素燃料電池などを使う「エネファーム」へと置き換えていく。これは発電すると同時にお湯も沸かせる。効率がいいから、4割光熱費が下がる。130万ぐらいの世帯が導入すれば、原発1基分となる。再稼働をしなくていい。
―脱原発につながると。
脱原発にみんなが参加できる。「家庭ノミクス」は経済政策にもなり、社会を変えることにもなる。「エネファーム」導入に向けたさらなる補助金支出を、政府や安倍晋三首相に働きかけていきたい。われわれには独創性がある。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160621-00000082-jij-pol
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