燃料電池ワールド Vol.2125 (2016/06/07 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2125
■2016年06月07日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(04月23日)
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2016/04/23 遠隔地での配電網問題を解決する再生可能な水素駆動の島々〈PT〉

〔訳注〕ピュア・エナジー・セントレ社(Pure Energy Centre:PEC)が実施した最近のエネルギー研究の結果は、英国の遠隔地で再生可能な水素駆動自動車は、現実のものとなりつつあるというもの。新しい研究では「水素社会プロジェクト(Hydrogen Community Projects)」を考察して、風力や水力、他の再生可能計画の展開を高めるために再生可能エネルギー産業が水素駆動自動車から大きな利益を得ることができることを確認した。研究は、アンスト島パートナーシップ社(Unst Partnership Ltd)によって管理され、財政的にスコットランド政府基金である「ローカル・エナジー・スコットランド(Local Energy Scotland)」のコミュニティ・再生可能エネルギー計画(CARES)であるCARESインフラとイノベーション基金(CARES Infrastructure and Innovation fund:LECF)によって支援された。

2016/04/23 マンスフィールドに開業する水素燃料供給ステーション〈PT〉

〔訳注〕マンスフィールド(MANSFIELD)発:テキサス州の会社が、他の3つの北東部の都市とともに、マンスフィールド(Mansfield)に水素燃料自動車のための燃料供給ステーションを開業する意向を発表した。ヒューストン(Houston)のエア・リキードUSA社(Air Liquide USA)の広報担当者は、燃料供給ステーションが開業される場所と言っているが、ゼロ・エミッションの水素燃料電池自動車に燃料補給する地域のシステムの一部であるとは言っていない。マンスフィールド(Mansfield)、ハートフォード(Hartford)、コネチカット州(Conn.)、ブレーントリー(Braintree)、ニューヨーク市(New York City)は、同社がニュース・リリースで表示したアメリカ北東部の計画のうち、最初の4つの場所として指名した。発表は、トヨタ(Toyota)とともに共同で行われた。エア・リキード社は、マサチューセッツ州では自動車用の施設をまだ持っていないが、2017年第一4半期に新しい給油所を開設する計画を明らかにしている。また、ニュース・リリースでは、マンスフィールドの水素ステーションだけではなく、他の3都市の長期リース契約を取得している。

2016/04/24 記事の配信はありません。

■2016年06月06日のWEB LINK NEWS
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2016/06/06 次世代農業「植物工場」スマートアグリで日本の農業を守れ(ZUU online)

 農業就業人口の減少や就農者の高齢化、さらには耕作放棄地の増大、異常気象の頻発など、人材と環境の両面で日本の農業は大きな課題を抱えている。そこで期待が集まっているのが、IT(ICT)等の先進技術を活用して生産管理や品質・生産効率などの向上を実現する「植物工場」だ。

 なかでも、製造業は植物工場事業に積極的で富士通 、シャープ、トヨタ自動車、日本GEなどの大手企業を筆頭に、多くの企業が新たな収益源として事業化を進めている。最近では、富士電機が東京工場で、燃料電池の排熱や排気を栽培に使う省エネルギー型の植物工場を稼働させるなど新たな動きを見せている。

 富士電機のシステムでは出力100キロワットの燃料電池から出る排気と排熱を栽培に活用する。一方、富士通では半導体のクリーンルームを転用した植物工場を設立。農業や畜産業向けのクラウド型の基幹サービス「Akisai」(秋彩)など農業分野への取り組みを強化し、腎臓病患者でも食べられる機能性野菜である低カリウムレタスを生産し、野菜販売にも乗り出している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160606-00000001-zuuonline-bus_all

2016/06/06 韓経:【社説】「未来の車」競争、現代自動車の燃料電池車に期待する(中央日報日本語版)

 現代自動車が水素など産業用ガスを供給する世界最大ガス企業、仏エア・リキードと手を握った。両社間の協力を通じて燃料電池自動車の市場活性化、クリーンエネルギーの水素活用度向上、水素ステーションビジネスモデル開発などを推進するということだ。現代車は2013年に「ツーソンix」で世界で初めて燃料電池自動車の量産体制を構築した。その後、トヨタなどが加勢したのに続き、ライバルが次々と登場する状況だ。これに対し時期を待っていた現代車が燃料電池車のグローバル大衆化に本格的に取り組み始めたと分析される。

 こうした状況で現代車がエア・リキードと提携し、燃料電池車の大衆化競争に乗り出したのはうれしい知らせだ。未来の車であるほど標準など市場先占が重要だという点も考慮したのだろう。しかし燃料電池車普及やインフラ問題は政府の関心が絶対的に要求される。韓国はそのような側面で日本に大きく遅れているという評価だ。政府が3日、燃料電池車および水素ステーションの普及拡大を明らかにしたが、あくまでも粒子状物質特別対策の一環だ。未来成長動力の確保、産業関連効果、エネルギー安保などの利点まで考えれば、より積極的な支援策が必要だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160606-00000015-cnippou-kr

2016/06/06 水素ステーション併設のガソリンスタンドで消火訓練 東京・江東区(フジテレビ系(FNN))

 東京都内で初めて、水素ステーション併設のガソリンスタンドで、消火訓練が行われた。

 訓練は、江東区のガソリンスタンドで、震度6強の地震が発生し、ガソリンがこぼれ、車に火がついたという想定で行われ、東京消防庁のバイク隊が、泡の消火剤を使って、火を消し止めたほか、エコカーの燃料を供給する水素ステーションの配管から水素が漏れていないか確認した。

 水素ステーションは、地震の揺れや火災などで、全てのシステムが自動で停止する仕組みになっているが、東京消防庁は、万が一の場合も、適切な対応を取ることにしている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160606-00000844-fnn-soci

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