燃料電池ワールド Vol.2123 (2016/06/03 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2123
■2016年06月03日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

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■世界のヘッドライン(04月21日)
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2016/04/21 オハイオ州公共輸送協会総会の初日にゼロ・エミッション水素燃料電池駆動バスが公開される〈PT〉

〔訳注〕ゼロ・エミッションで燃料効率の良い未来を臨む公共輸送は、コロンバス(Columbus)で行われたオハイオ州公共輸送協会(Ohio Public Transit Association:OPTA)年次総会の初日の呼び物となった。カントン市(Canton)に配置される最初の10台の水素燃料電池駆動バスは、オハイオ州を基盤とするスターク・エリア地域交通局(Stark Area Regional Transit Authority:SARTA)がオハイオ州議事堂(Ohio Statehouse)でお披露目をした。スターク・エリア地域交通局の艦隊は、アメリカで3番目の大きさとなり、2018年末にはカリフォルニア州以外で操業する最大のものとなる。

2016/04/21 斗山E&C社、松島燃料電池発電所プロジェクトの優先交渉対象者に選ばれる〈PT〉

〔訳注〕コレン経済日報(Koren Economic Daily)発:斗山エンジニアリング&コンストラクション社(Doosan Engineering & Construction)は4月18日、仁川(Incheon)の松島(ソンド)ビジネス地区(Songdo business district)に40MW級燃料電池発電所を建設するEPC(設計・調達・建設、engineering, procurement, and construction)プロジェクトで優先入札者に選ばれた、と発表した。この事業は、韓国水力原子力発電社(Korea Hydro & Nuclear Power)、三千里社(Samchully)、仁川総合エナジー社(Incheon Total Energy Co.)によって共同委託されている。

2016/04/21 グリーンライト・イノベーション社、燃料電池自動車用の燃料補給ディスペンサーを開発〈PT〉

〔訳注〕バーナビー(Burnaby、ブリティッシュ・コロンビア州)発:グリーンライト・イノベーション社(Greenlight Innovation Corp.)は、水素インフラ製品に注力する新部門の創設を発表した。チームは、燃料電池駆動の普通車と大型車のための700バールと350バールのディスペンサーを開発する。この新部門は、特定の顧客要件に合わせた完全な圧縮、貯蔵および供給(compression, storage and dispensing:CSD)製品を提供する。同社は、ドイツで4月25日から始まるハノーバー・メッセ(Hannover Messe)に新しいディスペンサーを出展する。

■2016年06月02日のWEB LINK NEWS
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2016/06/02 40%小型化した新型水素ディスペンサー、使い勝手も向上(スマートジャパン)

 サービスステーション事業や計装事業などを展開する日立オートモティブシステムズメジャメントは2016年5月30日、岩谷産業が大阪市城東区森之宮地区に開設した「イワタニ水素ステーション 大阪森之宮」に燃料電池自動車(FCV)用の新型水素ディスペンサー「NEORISE(ネオライズ)」を納入したと発表した。

 新型水素ディスペンサーNEORISEは、小型熱交換器を内蔵することより、同社の従来製品比で約40%の小型化に成功したのが大きな特徴だ。水素ステーション内のレイアウト性向上に寄与する。ラウンドシャッターや表示部全面にガラスを装着するなどデザイン性も高めた。さらに、ディスペンサーの両側で充填(じゅうてん)を可能にするなど、使い勝手も向上させた。

 日立オートモティブシステムズメジャメントは日立オートモーティブシステムズのグループ会社で、燃料油などの液体や各種ガス充填設備、危険物施設の建設などを取り扱っており、さまざまな燃料ディスペンサーの事業実績を持つ。水素ディスペンサーの開発には、圧縮天然ガス関連事業で培ってきた高圧ガス充填技術を活用した。今回のNEORISEの納入で、同社が水素ディスペンサーを納入した国内の水素ステーションは18カ所となった。同社では今後もNEORISEの拡販を図り、拡大が見込まれる水素ステーション需要の開拓を目指す方針だ。

 なお、イワタニ水素ステーション 大阪森之宮は2016年5月9日に開所した。オフサイト方式の水素ステーションで、水素は大阪府堺市にある水素製造プラントからローリーで輸送する。水素の供給能力は1時間当たり300Nm3(ノルマル立方メートル)。1時間当たりFCV6台を満充填できる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160602-00000027-biz_it_sj-bus_all

2016/06/02 釜山モーターショー 日本のエコカーに存在感=あす一般公開(聯合ニュース)
【釜山聯合ニュース】韓国南東部の釜山で2日、「2016釜山国際モーターショー」のプレスイベントが開かれた。一般公開は3日から12日まで。

 トヨタ自動車は水素を燃料とする燃料電池車(FCV)「ミライ」、三輪で走る超小型のEV「アイロード」、HV「プリウス」の4代目モデル、「RAV4」のHVモデルなど8車種のエコカーを展示した。

 韓国初公開となるミライは、走行時に排出するのは水だけで、二酸化炭素や環境汚染物質は出さない。3分ほどの水素充填(じゅうてん)で約650キロ走行できる。また、アイロードは都市部の近距離移動のためのEVで、環境問題だけでなく都心部の渋滞や駐車スペース問題の解決にも役立つとトヨタは説明している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160602-00000056-yonh-kr

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