燃料電池ワールド Vol.2116 (2016/05/25 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2116
■2016年05月25日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(04月12日)
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2016/04/12 アルバータ大学のエコカー・チーム、新しい水素燃料電池自動車をクラウドファンディング・キャンペーンで入手する〈PT〉

〔訳注〕アルバータ大学(University of Alberta)のエコカー・チーム(Eco-Car Team)は本日、クラウドファンディング・キャンペーン(crowdfunding campaign)を開始してエンジニアリング学部卒業生から驚きの支援を受けた新しいゼロ・エミッション車を発表した。チームは、デトロイト(Detroit)で4月21日から24日まで開催されるシェル・エコマラソン・アメリカ(Shell Eco-marathon Americas)で、「アリス(Alice)」と呼ぶ新しい水素燃料電池自動車を出場させる。
〔訳語〕Crowdfunding:クラウドファンディング◆資金調達の方法の一つ。インターネットなどを通じて多数の支持者・ファンから少しずつ資金を集め、目的を達するもの。(英辞郎)

2016/04/12 初めての水素燃料補給ステーションを開設するロングビーチ〈PT〉

〔訳注〕カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)は、ネットワークに新しい水素燃料補給ステーションを歓迎して加えた。3401ロングビーチ大通り(3401 Long Beach Boulevard)のロングビーチ・ステーション(Long Beach Station)は今、水素燃料電池自動車で石油燃料自動車を置き換えることを検討する必要性のオプションをカリフォルニア州民(Californians)に与えるために開設された。

2016/04/12 カリフォルニア州エネルギー委員会、水素インフラに1億7300万ドルの出資を発表〈PT〉

〔訳注〕カリフォルニア州エネルギー委員会(California Energy Commission)はこのほど、カリフォルニア州の水素ステーションのために1億7300万ドルの資金調達を公開した。

■2016年05月24日のWEB LINK NEWS
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2016/05/24 24日の朝刊(都内最終版)☆2・完(時事通信)
【日刊自動車】
◆“日本方式”で主導権 水素充填 計量システム 経産省 国際標準化に狙い(2)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000001-jijnb_he-bus_all

2016/05/24 川崎市に三菱化工機の新水素ステーション 「川崎水素戦略」とは(エコノミックニュース)

 5月11日、三菱化工機は神奈川県川崎市にある川崎製作所の敷地内に、新たな水素ステーションの建設を開始すると発表した。主力製品である小型水素製造装置「HyGeia-A」の運転効率化と、開発中の水素ステーション充填パッケージの実証運転が目的。また、川崎市が進める「水素社会の実現に向けた川崎水素戦略」の一環にもなっており、地方自治体と企業の連携と協力によって水素社会の実現を目指す。

 新設する水素ステーションの原料は都市ガスで、水素ステーションの中で水素を製造・供給する「オンサイト型」だ。デンマークの大手メーカー「H2 Logic」から技術を導入した「CAR-100」という水素ステーション充填パッケージを日本向けに改良したディスペンサー一体型の機能を搭載することで、充填効率アップを図る。また、CO2の排出量が低いと川崎市が認定した「HyGeia-A」を搭載し、環境に配慮している。建設の際は基礎や配管、計装電気などの工事の簡略化に取り組み、20フィートコンテナでユーティリティ設備のパッケージ化を行うという。完成は16年11月頃になる見込み。

 川崎市内及び周辺には、東芝、昭和電工、旭化成ケミカルズ、東燃ゼネラル石油、東亜石油、JX日鉱日石エネルギーなど、水素・燃料電池関連会社が集積している。同市はかつて工業の発展とともに公害問題が深刻であったが、公害対策に尽力し環境問題に取り組んできた結果、環境技術と産業が集積する形となった。環境先進都市の強みを活かしてグリーンイノベーションを推進し、水素社会の実現を目指す。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00000023-economic-bus_all

2016/05/24 環境配慮型エネ体感 鶴見でLNG基地の見学会(カナロコ by 神奈川新聞)

 世界最大の完全地下埋設式タンクを持つ東京ガス扇島LNG(液化天然ガス)基地(横浜市鶴見区)を見学し低炭素社会の実現に向けたスマートエネルギーについて学ぶ「大人の社会科見学」(川崎市後援)が23日開かれ、市内外から約20人が参加した。東京ガス川崎支店と神奈川新聞社川崎総局の主催。

 川崎市臨海部国際戦略本部担当課長(水素・エネルギー戦略推進)の高橋友弘さんが水素社会実現に向けた市の取り組みについて講演。燃料電池自動車や都市ガスに含まれる水素を取り出しての家庭用燃料電池「エネファーム」などに触れながら低炭素社会の実現に向け「今後もモデル事業を進めるなどし、水素についての知識などを市民に浸透していきたい」とアピールした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160524-00009375-kana-l14

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】

 高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。

 この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。

 また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
  26日(11:00? 13:35? 14:35?)
  27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F  シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。

 説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
 Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
  e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会

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