燃料電池ワールド Vol.2114 (2016/05/23 08:30)

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□燃料電池ワールド Vol.2114
■2016年05月23日発行

                    ◆燃料電池NPO pemdream

                    ◇http://pemdream.com

■世界のヘッドライン(04月09日)
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2016/04/09 ヒュンダイ自動車、世界初の燃料電池自動車カーシェアリング・サービス〈PT〉

〔訳注〕4月7日付け(Vol.2112 2016/05/19発行)の記事「リンデ社、ゼロエミッションの燃料電池車でカーシェアリング・サービスを始める」の再論。

2016/04/09 ビーオーシー社とITMパワー社、水素燃料補給と立地協定に署名

〔訳注〕4月8日付け(Vol.2113 2016/05/20発行)の記事「ITM社とビーオーシー社、水素燃料補給ステーション協定を結ぶ」の再論。

■2016年05月20〜22日のWEB LINK NEWS
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2016/05/20 パナソニック、2018年度に向けて家電事業は、エアコン、食品流通、スモール・ビルトインを重点として成長を加速(Impress Watch)

 パナソニック アプライアンス社の本間哲朗社長は、アプライアンス社の今後の事業方針について説明。2018年度に向けた中期事業戦略の柱として、「高成長事業へのリソースシフト」を掲げる一方、家電事業に関しては、「プレミアムゾーンのさらなる強化」、「日本の勝ちパターンの海外展開」、「アジア・中国、欧州での事業成長を加速」という3点をあげた。また、BtoB事業においては「非連続な取り組みとIoT活用で高収益化」を目指す。

 また、安定成長事業には、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、温水洗浄便座で構成する「メジャー」、コンプレッサー、冷凍機、真空断熱材、燃料電池などの「デバイス」を位置づけ、「メジャーは、中国を含むアジアや欧州市場で成長させることで、安定収益の拡大を目指す」とした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000014-impress-ind

2016/05/20 【人とくるまのテクノロジー16】ランクセス、ホンダ クラリティFCのリアバンパービームを初公開(レスポンス)

 ランクセスは、5月25日から5月27日までパシフィコ横浜で開催される「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展2016 横浜」のサンワトレーディングのブースに、ホンダの燃料電池自動車『クラリティ フューエル セル』のリアバンパービームを世界で初めて展示する。

 3月に販売開始したホンダの新型FCVには、軽量化素材としてランクセスグループ傘下ボンドラミネーツのガラス繊維強化熱可塑性コンポジットシート(GFRTP)「テペックス」と、ランクセスの高性能プラスチック(樹脂)「デュレタン」が採用された。

 ホンダが開発した世界初のGFRTPハイブリッド成形リアバンパービームは、「テペックス」の連続長繊維複合材「ダイナライト」に、不連続長繊維をランダム配置した複合材「フローコア」を積層し、さらに短繊維ガラス強化ポリアミド樹脂「デュレタン」のワンショットでのハイブリッド成形を実現した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000015-rps-bus_all

2016/05/20 【人とくるまのテクノロジー16】日本特殊陶業、ターボ用高着火プラグなどを展示(レスポンス)

 日本特殊陶業は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で、6月29日から7月1日までポートメッセなごやで開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展する。

 そのほか、燃料電池自動車の安全確保に寄与する「水素漏れ検知センサ」や、コア技術であるセラミックスを活かした車載デバイス用半導体パッケージ、ベアリングボールなど、幅広い分野でクルマ社会に貢献する製品を出展する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000024-rps-bus_all

2016/05/20 【人とくるまのテクノロジー16】東京R&D、次世代環境車を開発するツールを紹介(レスポンス)

 東京アールアンドデー(東京R&D)は、5月25日から27日まで、パシフィコ横浜・展示ホールで開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」にグループのピューズ、東京R&Dコンポジット工業と3社で共同出展する。

 展示会では、電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)をはじめとする次世代自動車開発分野で企画・調査からデザイン、設計、試作、評価、製造まで、多様な業務を支援する最新のサービス、技術、デバイスなどを紹介する。

 東京R&Dは、車両データ収集・監視・解析ソリューションの最新版や「VISUAL M2M AUTOMOTIVE PROFESSIONAL」を搭載したホンダ『フィット-EV』実証実験車両、FCVシステムデバイスとして「FC用燃料電池」や「専用高圧水素タンク」開発向け参考品を展示する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000034-rps-bus_all

2016/05/20 新成長戦略素案の主なポイント(産経新聞)

 政府が19日まとめた新たな成長戦略の素案は、重点分野の筆頭に「第4次産業革命」を挙げ、技術革新を通じて、少子高齢化で低下する日本経済の成長力を高める方針を打ち出した。このほか、「健康」「環境」「農業」なども有望分野とし、成長に資する諸施策を盛り込んだ。主要なポイントを分野別にまとめた。

 42年までに新車販売に占める電気自動車や燃料電池車など次世代車の割合を5?7割とする目標も掲げた。普及に不可欠な商用水素ステーションを32年度までに160カ所に増やす。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000064-san-bus_all

2016/05/20 マンションと戸建て、結局どっちがよい?費用、手間や利便性、震災対策…(Business Journal)

 次に、マンションより戸建てのほうが優れていると感じた点です。(2)戸建ての注文住宅では間取りも含めて自分好みの家を持てる
→マンションでは通常は壁紙や一部家具などを選べるくらいで、自由設計マンションでも選択肢に限りがある。エネファームや太陽光発電、蓄電池などのエコ機器の設置は難しい
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160520-00010001-bjournal-soci

2016/05/22 水素燃料の将来探る 取り組み進める八百津町でシンポ(岐阜新聞Web)

 岐阜県加茂郡八百津町は、県内初の移動式水素ステーションが開所するなど水素社会への取り組みが進む。21日、同町八百津の町ファミリーセンターで「やおつ水素エネルギーシンポジウム」が開かれ、町民ら約200人の来場者が水素社会の将来や実現について学んだ。

 産学官連携で次世代エネルギー技術の開発や製品化を進める県次世代エネルギー産業創出コンソーシアムの主催。

 燃料電池車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の開発者である三谷和久トヨタ自動車先進技術統括部主幹が「燃料電池自動車の開発意義と水素社会実現に向けた取組」と題し基調講演。「FCVの普及には、魅力ある商品開発と水素インフラの整備、将来ビジョンの共有が必要だ」などと述べた。

 水素事業を手掛ける岩谷産業の繁森敦上級理事も基調講演したほか、「八百津町での水素社会に向けた取組と今後の展望」をテーマにしたパネルディスカッションもあった。会場の駐車場では、ミライの試乗体験もあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160522-00002078-gifuweb-l21

2016/05/22 天然ガス車は水素社会への“つなぎ役”になれるか(ニュースイッチ)

 中国地方の自動車部品メーカーなどで作る研究会が、天然ガス自動車(NGV)に関するリポートをまとめた。日本ではエコカーとしての注目度が低いNGVだが、海外では普及が進んだ国もあり、二酸化炭素(CO2)排出量の削減には有効と指摘。将来の水素社会に向けたインフラ整備の前に、いったんメタンを利用する社会を構築した上で「再生可能エネルギーの拡大と歩調を合わせて水素に展開することが現実的」と結論づけている。

 「電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の普及は、再生可能エネルギーと一緒でなければ意味がない。待ったなしのCO2削減をやり遂げるには、むしろNGVが有効だ」。研究会のコーディネーターを務め、リポートをとりまとめた畑村エンジン研究事務所(広島市南区)の畑村耕一代表は強調する。

 畑村さんは元マツダの著名なエンジン技術者。リポートは、中国経済産業局による地場産業支援事業のメニューの一環として3年間行った研究会活動の成果をとりまとめた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160522-00010000-newswitch-ind

2016/05/22 事前予約で日産リーフに完勝!なぜテスラの新型EVは同程度の価格でもリーフより航続距離2倍が可能なのか?(週刊SPA! )

 そもそもテスラが使用するバッテリーは、パソコンなどに使用する汎用品につき、コストダウンが可能というのが一つの理由でありましょうが、もう一つはアメリカにおけるCO2削減クレジット売買益と考えられます!

 カリフォルニア州では、企業間でCO2排出権が売買されております! テスラはEVしか生産しておりませんので、これで莫大な利益を得ると言われておるのであります!!

 加えてテスラは、モデル3に40万台の事前予約が入ったことで、将来的に1兆5000億円の売り上げを得る計算でありまして、これで株価が暴騰すれば資金調達は青天井。まだ年産約5万台(トヨタは約1000万台)の小メーカーでありながら、アメリカ的大物量作戦が展開可能。涙であります!
【結論】

 本当にピンチなのはトヨタやホンダの燃料電池車では?と睨んでおります! EVがこの価格でこの航続距離を実現できれば、莫大なコストを要する水素ステーション整備が前提の燃料電池車は瞬時に玉砕であります!! 涙
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160522-01112978-sspa-soci

■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】

 高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。

 この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。

 また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
  26日(11:00? 13:35? 14:35?)
  27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F  シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。

 説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
 Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
  e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会

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