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□燃料電池ワールド Vol.2113
■2016年05月20日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(04月08日)
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2016/04/08 アバディーン水素輸送イニシアチブ、スコットランド輸送賞を受賞〈PT〉
〔訳注〕アバディーン(Aberdeen、スコットランド)発:アバディーン(Aberdeen)の水素バス・プロジェクト(Hydrogen Bus Project)チームは、国内の輸送賞に選び出された。パートナー組織のアバディーン市議会(Aberdeen City Council)は、年間カテゴリーの輸送チームとパートナーシップ(Transport Team/Partnership of the Year category)をスコットランド輸送賞(Scottish Transport Awards)に選考した。アバディーン水素バス・プロジェクトは現在、10大の艦隊で運転している。
2016/04/08 バルドー社に導入されたオールジャ社の燃料電池〈PT〉
〔訳注〕フリーモント(FREMONT、カリフォルニア州)発:オールジャ・プロトニクス社(Oorja Protonics, Inc.)は、新製品の「オールジャ・モデル3(Oorja Model 3)」燃料電池システムが複数台、バルドー・スペシャリティ・フーズ社(Baldor Specialty Foods, Inc.)から購入された、と発表した。両社は今年2月から、ボストン(Boston)、ニューヨーク(New York)、ワシントン(Washington)のバルドー社の倉庫にモデル3を搭載したフォークリフトの大艦隊を供給して、フィールド試験に成功した。
2016/04/08 ITM社とビーオーシー社、水素燃料補給ステーション協定を結ぶ〈PT〉
〔訳注〕英国で最大の産業ガス・サプライヤーでリンデ・グループ(Linde Group)のメンバーであるビーオーシー社(BOC)は、ITMパワー社(ITM Power)の乗用車用の電解槽系水素供給ステーションのためにインフラを提供する協定をITMパワー社と締結した。ITMパワー社は、ロンドン(London)とその周辺で8カ所の水素供給ステーションを展開する計画である。
■2016年05月19日のWEB LINK NEWS
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2016/05/19 日本の中国嫌いが徒に?潜水艦売り込み失敗の真相(ダイヤモンド・オンライン)
ドイツのティッセン・クルップ社は韓国で9隻建造中(うち5隻就役)、ギリシャに4隻を輸出した「214」型潜水艦(約2000t、燃料電池式AIP搭載)を大型化し4000tにする「216」型を提案した。
「そうりゅう」型のAIPは液体酸素でケロシンを燃やしてピストンを動かし発電するスウェーデン開発の「スターリング機関」を採用しているが、AIPはこの方式でも、またドイツ方式の燃料電池でも発電量が限られ「そうりゅう型」で300KW、ディーゼル発電機の10分の1の出力しかない。
田岡俊次
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160519-00091436-diamond-bus_all
2016/05/19 5年後、10年後に「生き残る会社」「消えている会社」347社を実名公開!(現代ビジネス)
そんな家電メーカーとは打って変わって、これまで「裏方」だった電子部品メーカーは一気に存在感を強めていく。様々なモノがインターネットにつながる時代になると、自動車や家電にセンサ、スイッチ、モーターといった電子部品が大量搭載されるが、電子部品業界はすでに日本の「お家芸」と化している。
「顧客からのどんな無理難題にも応えて、スピーディーにまったく新しい部品を開発する技術力は世界に類を見ない。仮にグーグルが新しい自動運転車を作ろうとしても、日本電産、村田製作所、アルプス電気などの技術力を借りないと作れないほどと言える。パナソニックやソニーにしても、燃料電池や画像センサ事業などを強化し、部品メーカーに転換して生き残りを図ろうとしている」(ベンチャーキャピタリストの古我知史氏)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160519-00010000-gendaibiz-bus_all
2016/05/19 福島県産の水素を東京へ、再生可能エネルギーが200キロの距離を越える(スマートジャパン)
東京都と福島県がCO2(二酸化炭素)フリーで作る水素の活用に向けて5月17日に基本協定を締結した。再生可能エネルギーが豊富な福島県で製造したCO2フリーの水素を東京まで輸送して、今後の普及が見込まれる燃料電池システムや燃料電池自動車に供給する構想だ。東京都が目指す水素社会を促進しながら、福島県のエネルギー産業を拡大して復興を後押しする。
新たに東京都と福島県が締結した基本協定を通じて、産総研の福島再生可能エネルギー研究所と東京都の環境科学研究所で共同研究に着手する。水素エネルギーの利用範囲を拡大するうえで欠かせないエネルギーマネジメントシステムの構築などがテーマになる。
東京オリンピック・パラリンピックでは再生可能エネルギーで作ったCO2フリーの水素を遠隔地から輸送・貯蔵して、燃料電池自動車や燃料電池バスに供給するほか、競技場や選手村に設置した燃料電池システムで電力と熱を供給する計画だ。その時に使われる水素の多くが福島県で作られることになる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000005-biz_it_sj-bus_all
2016/05/19 【人とくるまのテクノロジー16】ジェイテクト、誕生10周年を記念して製品と技術を紹介(レスポンス)
ジェイテクトは、5月25日?27日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展すると発表した。
ジェイテクトは2006年に光洋精工と豊田工機が合併して誕生し2016年に10周年を迎えた。今回は10周年キャッチコピーでもある「歴史ある若い会社、ジェイテクト」をコンセプトとする。
ジェイテクト誕生のきっかけとなった自動車部品「電動パワーステアリング」をはじめ駆動製品、軸受など自動車産業が発展する歴史の中で進化と多様化してきた製品を紹介する。
具体的には、マニアル、油圧、電子制御、自動運転を初めとした高度運転支援対応と過去から未来へとステアリングシステムの技術進化をその時代その時代の製品を紹介し、ステアリングシステムの技術進化を紹介する。油圧パワーステリングをルーツとする流体制御を応用して誕生した駆動製品や、燃料電池自動車に搭載されている「高圧水素供給バルブ」と「減圧弁」も合わせて紹介する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000041-rps-bus_all
2016/05/19 【建設業界の2016年3月期決算】工事採算が改善し前期最高益を更新しても、今期は労務費、資材価格の反転上昇を警戒(エコノミックニュース)
大林組は売上高7.7%増、営業利益10.7%減、経常利益11.4%減、当期純利益0.7%減の増収減益を見込む。予想年間配当は18円で据え置き。受注高は5.2%減の1兆8500億円の見通し。増収については道路や橋など老朽化したインフラの更新工事の受注増を要因に挙げる。しかし国内の土木事業では好採算の工事が前期より減り、労務費の上昇も影響し利益率は低下するとみている。「宇宙エレベーター」の要素技術の研究を進めているが、定款を変更して事業目的に「宇宙開発」と、水素発電を活用した街づくり構想に合わせた「燃料の製造・販売」を加えた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000022-economic-biz
2016/05/19 ホンダの自家用水素ステーションは最新の燃料電池車を満タンにできない!?(clicccar)
高圧水分解システムにより水電解時に水素を直接高圧化することで、水素ガスを圧縮するためのコンプレッサーをなくしていることも特徴といえるSHSですが、その製造圧力は40MPa、充填圧力は35MPaとなっています。
一方、ホンダ・クラリティ フューエルセルやトヨタMIRAIといった最新の燃料電池車のタンクは、商業水素ステーションのスタンダードとなっている70MPaに対応したもの。
つまり、商業水素ステーションで満タンにしてから、ちょっと走った程度の状態では水素タンク内の圧力が高く、35MPaとなるホンダのSHSでは充填することができないのです。
おおよその目安としては、最低でもタンクの6割程度まで水素を使った状態からでなければ充填できないといいます。また、充填圧力が低いため、タンク内の残量が少なくても満タンまでは充填できないのも、SHSの仕様となっているのです。
もっとも、高圧充填に対応するにはコストも上がり、ユニットも大きくなる可能性があります。
あくまでもSHSは自社内で数台の燃料電池車を運用しているようなシチュエーションを前提としているため、一日の水素製造能力は1.5kg、充填圧力35MPaを選択したということです。
ちなみに、現在は諸条件を満たせば設置において国から補助金が出るというSHSですが、補助金を考慮しても3000万円?の設置予算が必要といいますから、まだまだ水素でクルマを動かすというのはハードルが高いと感じさせます。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160519-00372582-clicccarz-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】
高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。
この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。
また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
26日(11:00? 13:35? 14:35?)
27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。
説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会
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