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□燃料電池ワールド Vol.2111
■2016年05月18日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(04月06日)
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2016/04/06 締め切りを延長:エネルギー省の自動車用燃料電池と水素燃料補給に関する情報提供依頼書の発行〈PT〉
〔訳注〕米エネルギー省(DOE)燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office:FCTO)は、3月8日に公布した情報提供依頼書(request for information:RFI)の締め切り日を、3月25日から4月10日まで延長した。
2016/04/06 YCシナジー社、燃料電池市場が現れるときに車両アプリケーションに果敢に取り組む〈PT〉
〔訳注〕2012年に台湾で設立されたYCエナジー社(YC Synergy)は、全アプリケーションが電力駆動するヨットに電力を供給する事業を開始した。同社は、環境に優しいボート「ムー・ヤング(Mu Yang)」と「希望の星(Star of Hope)」号にそのようなシステムを提供することで、輸送用の燃料電池システムを開発する能力を証明してきた。YCエナジー社はさらに、セダンやバス、トラックといったさまざまな車両用途に拡大することを計画している。中国の第3次5カ年計画は絶好の機会を提供するだろう。
2016/04/06 モナコのアルバート殿下、H2スピード号を招待〈PT〉
〔訳注〕モナコ(Monaco)発:アルバート殿下(His Serene Highness Prince Albert:H.S.H. Prince Albert)は、モナコの大公宮殿広場(Prince's Palace square of Monaco)にグリーンGT社(Green GT)とピニンファリーナ社(Pininfarina)を招待した。両社の水素燃料電池で電力を出すスーパーカー、H2スピード号(H2 Speed)を殿下に披瀝するためである。H2スピード号は、スイスのグリーンGT社が開発した503馬力を出す燃料電池技術を使い、イタリアのピニンファリーナ社が2年間かけて設計した。
2016/04/06 ハイバランス・プロジェクト、デンマークに新施設を開拓〈PT〉
〔訳注〕デンマーク(Denmark)発:4月4日にデンマークの(Danish)気候エネルギー建設省(Danish Minister for Climate, Energy and Building)大臣ラース・クリスチャン・Lilleholt(Lars Chr. Lilleholt)は、ハイバランス・プロジェクト(HyBalance project)の一環としてクリーンな水素を届ける施設の最初の芝をカットした。施設は、デンマーク北部のホーブロ(Hobro)近郊に位置している。このプロジェクトは、ハイドロジェニックス社(company Hydrogenics)が提供する1MW級陽子交換膜型(PEM:Proton Exchange Membrane)電解槽と水素製造のための新たな主要技術を実行する最初のもので、エア・リキード社(Air Liquide)は水素製造プラントと充填センターを運営する。
2016/04/06 ハイウェイ・プログラム、グルノーブルに新しい水素燃料補給ステーションを開設〈PT〉
〔訳注〕ハイウェイ・プログラム(HyWay Program)の展開は、この新たな一歩となるギャズ電気グルノーブル社(Gaz Electricit〓 de Grenoble:GEG)の公共ステーションの開設で続けられている。ステーションは、ハイウェイ・プログラムのためにシンビオFCell社(Symbio FCell)によって作られたカングーZE-H2艦隊(Kangoo ZE-H2 fleet)に燃料を供給する。
■2016年05月17日のWEB LINK NEWS
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2016/05/17 川崎市に実証水素ステーションを建設、産官連携で水素社会実現へ(スマートジャパン)
三菱化工機は2016年5月11日、川崎製作所(神奈川県川崎市)敷地内に新たな水素ステーションを建設開始すると発表した。目的は、開発中の水素ステーション充填パッケージの実証運転と、同社の主力製品である小型水素製造装置「HyGeia-A」の運転効率化の2点となっている。
同社は、2002?2010年度まで燃料電池自動車(FCV)の普及に関する経済産業省の事業に参画し、早い段階から水素ステーションの建設や小型水素製造装置の納入に携わってきた実績がある。今回の水素ステーション新設にあたっては、最適仕様の確立、建設工事のコストダウン、適切なメンテナンス方法などを工夫し、水素ステーションのさらなる普及に向けた事業活動の足がかりにする。
新設する水素ステーションは、都市ガスを原料とし、水素ステーション内で水素を製造・供給するオンサイト型。機能面では、デンマークの大手メーカーであるH2 Logicから技術導入した水素ステーション充填パッケージ「CAR-100」を日本向けに改良したディスペンサー一体型のものを搭載し、充填効率の向上を図っている。また、CO2排出量が低いとして川崎市から認証を受けた小型水素製造装置「HyGeia-A」を搭載し、環境に配慮した仕様となっている。
水素ステーションの完成は、2016年11月頃になる見込み。建設の際は、20フィートコンテナによるユーティリティ設備のパッケージ化により、工事(基礎、配管、計装電気工事)の簡略化に取り組む。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00000024-biz_it_sj-bus_all
2016/05/17 レクサスカフェで「未来の水素社会」を見て味わおう!(東京ウォーカー)
レクサスは、5月16日から6月1日(水)まで、東京・南青山のカフェ「INTERSECT BY LEXUS TOKYO」にて、先日イタリアで行われた「ミラノデザインウィーク2016」に出展した「Lexus - An Encounter with Anticipation」の一部を凱旋展示している。
この展示では、見るだけでなく、味わうことも可能! 展示は2種類で、いずれも東京モーターショー2015で発表された、水素社会を見据えた同社フラグシップセダンのコンセプトカー「LEXUS LS-FC」からインスピレーションを受けたもの。
一つは、世界で活躍する新進気鋭のデザイナーズデュオ“フォルマファンタズマ”による水素原子をモチーフとしたキネティックライトで、水素をエネルギー源とした燃料電池システムによって生み出された電力で点灯する。
ミラノで世界を魅了したレクサスの「未来の水素社会を予見する旅」を経験してみてはいかが。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160517-00000018-tkwalk-life
2016/05/17 できすぎた11歳年下妻の“狂気” いつもの晩酌に「猛毒」混入(産経新聞)
妻が差し出した晩酌の日本酒を飲み干した夫は間もなく帰らぬ人になった。猛毒のメタノール(メチルアルコール)を含む燃料用アルコールを混入した酒を夫(59)に飲ませ、死に至らしめたとして、兵庫県西宮市の女(48)が3月、傷害致死罪で起訴された。浮気癖もなく、休日に妻子と外出する年上の夫は周囲の目には「完璧」に映っていたが、妻はひそかに鬱憤をため込んでいた。2人の間に何があったのか。
メタノールはアルコールの一種で有毒性があり、劇物指定されている。農薬や合成樹脂の原料として幅広く使われ、最近は燃料電池や低公害車など工業向けの用途も注目される。市販品では、コーヒーサイホンのアルコールランプなどに用いられる燃料用アルコールに含まれているが、普通の生活を送っていれば体内に入ることはない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00000109-san-soci
2016/05/17 【人とくるまのテクノロジー16】トヨタ車体、助手席回転チルトシートなどを出展(レスポンス)
トヨタ車体は、5月25日から27日までパシフィコ横浜で開催されるる自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2016」に出展し、福祉や環境に関する同社製品・技術を紹介する。
環境分野では、超精密・高速プレス加工技術を用いてトヨタと共同開発した「3Dファインメッシュ流路」を展示。3Dファインメッシュ流路は発電効率を飛躍的に高める3次元的な微細格子構造を持ち、トヨタ『MIRAI』の燃料電池スタックの空気極側流路を構成する基幹部品として搭載されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00000036-rps-bus_all
2016/05/17 福島産水素を東京で活用=両知事が技術開発で協定―水素エネルギー(時事通信)
東京都の舛添要一知事と福島県の内堀雅雄知事は17日、生産過程で二酸化炭素(CO 2)の排出を伴わない「CO 2フリー水素」の研究開発を共同で進めることなどで協定を結んだ。
都は2020年東京五輪・パラリンピックで、環境に優しい水素の活用を掲げている。両都県は協定に基づき、福島県内の再生可能エネルギーを利用して作った水素を都内に供給できる体制を目指す。
舛添知事は福島県庁内での協定締結式の後の記者会見で、「東京五輪で福島発の技術で製造された水素が活用される夢を描いている」と強調。内堀知事は「メイドイン福島の水素を利用してもらい、福島が復興に向かう姿を全世界に発信できるよう力を尽くす」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160517-00000141-jij-pol
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】
高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。
この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。
また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
26日(11:00? 13:35? 14:35?)
27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。
説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会
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