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□燃料電池ワールド Vol.2108
■2016年05月13日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(04月01日)
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2016/04/01 プラグ・パワー社、会社のブランド再生「インフィニット・ドライブ」を発表〈PT〉
〔訳注〕レーサム(LATHAM、ニューヨーク州)発:プラグ・パワー社(Plug Power Inc.)は本日、同社の新しいブランドの第一歩を発表した。新ブランドは「インフィニット・ドライブ(Infinite Drive)」で、プラグ・パワー社が地理的に拡大し、新しい市場に製品や技術を活用することで、水素燃料電池産業の未来を創造し、永続的なビジネスを構築する予定である。
2016/04/01 グアナカステ州の水素を燃料とする輸送を開発する宇宙飛行士フランクリン・チャンのエイディー・アストラ社〈PT〉
〔訳注〕ティコ・タイムズ(Tico Times)発:NASAの元宇宙飛行士フランクリン・チャン・ディアズ(Franklin Chang D〓az)の会社、エイディー・アストラ・ロケット社(Ad Astra Rocket)は3月28日(月)、コスタリカ(Costa Rica)北部のグアナカステ州(Guanacaste)で水素駆動輸送を研究・開発するアース大学(EARTH University)と協定を結んだ。コスタリカの官民開発銀行(public-private development bank:SBD)は、ベンチャーの財政支援に43万2000ドルを約束している。市で最初の水素駆動バスは15カ月以内に運行される予定である。
〔訳語〕エイディー・アストラ社は2013年9月、アース大学およびカミンズ・パワー・ジェネレーション社(Cummins Power Generation)と、水素とバイオガスを混合して使う発電機を開発した。エイディー・アストラ社はコスタリカの国有石油精製公社(RECOPE)と太陽光と風力発電による水素生産と貯蔵システムを共同開発している。(Vol.1487
2013/09/24発行)
2016/04/01 NEL社、太陽エネルギーからオンサイト水素製造を行い、水素ステーションを建設する25万クローネを授与される〈PT〉
〔訳注〕NEL社(NEL ASA)は、NEL水素社(NEL Hydrogen AS)とH2ロジック社(H2 Logic A/S)の子会社を通じて、ウノックス水素社(Uno-X Hydrogen)に統合されたオンサイト水素生産と水素供給ステーションの建設のために約25万クローネの契約を授与された。
■2016年05月12日のWEB LINK NEWS
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2016/05/12 火力発電の最先端技術を2021年までに確立、CO2削減へ開発を加速(スマートジャパン)
日本の電力の中核を担う火力発電が大きな変革期を迎えている。最大の課題であるCO2(二酸化炭素)の排出量を2030年までに削減するためには、発電効率を向上させた最新の設備に切り替えていく必要があるからだ。さらに2030年以降の経済成長に向けて、水素を利用できる革新的な技術を開発して海外の市場にも展開していく(図1)。
政府は2015年7月に策定した「次世代火力発電に係る技術ロードマップ」を1年も経たずに改訂する方針だ。同年12月に世界各国と合意したCO2削減目標を達成するには、電力業界全体で2030年度にCO2排出係数を0.37kg-CO2/kWh(CO2換算キログラム/キロワット時)まで引き下げなくてはならない(図2)。
政府は5月中に有識者による協議会で検討を重ねたうえで、火力発電の最新動向をふまえて6月中にロードマップの改訂版を公表する。LNG(液化天然ガス)火力と石炭火力を対象に、現行のロードマップをベースにしながら優先度の高い技術の開発方針を具体的に提示する見通しだ(図3)。
さらに従来はロードマップに入れていなかった水素発電に関しても、技術開発の方向性を盛り込む。水素発電はLNGと水素を混焼して発電する方法と、水素だけを燃焼させて発電する方法がある。いずれの発電方法もCO2排出量を削減するうえで有効だ。2つのテーマで実証試験を2020年度に
次世代の火力発電の技術開発はNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が中核になって推進していく。当面の開発テーマは6つあって、すべてのプロジェクトを2021年度までに完了させる予定だ(図4)。それぞれのテーマに対して発電効率などの数値目標を設定して取り組む。
1つ目のテーマは石炭火力の「IGCC(石炭ガス化複合発電)」と「IGFC(石炭ガス化燃料電池複合発電)」の開発である。中国電力とJ-Power(電源開発)が広島県の火力発電所の構内で実施する「大崎クールジェンプロジェクト」が対象だ。このプロジェクトでは3段階に分けて実証試験を進めて、2020年度にCO2分離・回収型のIGFCの実証試験を開始する(図5)。
現在は第1段階の「酸素吹IGCC」の実証プラントを建設中で、2016年度中に実証試験に入る計画だ(図6)。当初の発電効率は40.5%を見込んでいて、現時点の石炭火力で最新鋭の「USC(超々臨界圧)」と同程度になる。その後に第2段階でCO2分離・回収設備を加える。第3段階では燃料電池を組み合わせたIGFCへ進化させて発電効率を47%まで引き上げていく。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160512-00000017-biz_it_sj-bus_all
2016/05/12 【動画】自律走行車で巡る壮大な旅の構想「ホンダ・グレートジャーニー」(clicccar)
ホンダは、自動運転車を使ってアフリカから南米を巡るという壮大な旅の構想「ホンダ・グレートジャーニー」を発表しました。
しかし、ツインリンクもてぎにあるホンダコレクションホールに展示される歴代モデルをはじめ、二足歩行ロボット“ASIMO”や燃料電池技術などを見学したのをきっかけに、その広範な技術を活かして各々の環境に特化したモデルをつくったとのこと。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160512-00371621-clicccarz-bus_all
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】
高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。
この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。
また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
26日(11:00? 13:35? 14:35?)
27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。
説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会
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