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□燃料電池ワールド Vol.2105
■2016年05月10日発行
◆燃料電池NPO pemdream
■世界のヘッドライン(03月29日)
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2016/03/29 パナソニックと野村不動産、横浜で水素ステーションを含む新規スマートタウン構想を発表〈PT〉
〔訳注〕大阪&東京&横浜(OSAKA & TOKYO & YOKOHAMA、日本)発:綱島サステイナブル・スマート・タウン(Tsunashima Sustainable Smart Town:SST) 協議会(Council)と、その代表幹事を務めるパナソニック(Panasonic Corporation)および野村不動産(Nomura Real Estate Development Co., Ltd.)は本日、東京の西南にある横浜市(City of Yokohama)綱島(Tsunashima)に建設する新しいスマート・タウンのまちづくり構想(Town Development Concept)を発表した。10団体が参加する綱島スマート・タウン協議会はまちづくり構想を作成し、横浜市は、日本政府によって選択されたモデル都市として「未来都市(FutureCity)」を前進させる綱島スマート・タウン・プロジェクトを支援する。
2016/03/29 トヨタの新水素駆動車、きつい路上試験で107日間、一日16時間を駆動〈PT〉
〔訳注〕ブリュッセル(Brussels、ベルギー)発:トヨタ(Toyota)の新水素燃料電池自動車「ミライ(Mirai)」は成功裏に、10万キロにわたるヨーロッパの路上試験(road test)を完了した。この試験は、2015年9月21日に始まり、2016年2月10日に終了した。107日の間、ミライは毎日16時間走った。機械的な故障は報告されなかった。
2016/03/29 冬の寒さは怖くない:トヨタの燃料電池車「ミライ」はこの夏、スウェーデンとノルウェーで販売を始める〈PT〉
〔訳注〕ブリュッセル(Brussels、ベルギー)発:トヨタ(Toyota)「ミライ(Mirai)」はこの夏、スウェーデンとノルウェー両北欧諸国(Nordic countries)で販売が開始される。
2016/03/29 ゼニヤッタ社とバラード・パワーシステムズ社、人造黒鉛に対して燃料電池スタックに自然アルバニー黒鉛を使用した性能試験に成功〈PT〉
〔訳注〕サンダー・ベイ(THUNDER BAY、オンタリオ州)発:ゼニヤッタ・ベンチャーズ社(Zenyatta Ventures Ltd.)とバラード・パワーシステムズ社(Ballard Power Systems Inc.)は、バラード社の燃料電池スタックに高純度アルバニー黒鉛(high-purity Albany graphite)を使う性能試験に成功した、と発表した。このフェーズ4試験プログラムは、実際の燃料電池運転条件で使う人造黒鉛に比べてゼニヤッタ社のアルバニー黒鉛の生存能力を示すために計画された。このことは、バラード社の燃料電池のコスト削減と市場浸透を促進する。燃料電池用黒鉛粉末は世界的に150億USドルの市場を持っているが、人造黒鉛を製造するためのコストが高く、その生産も汚染に対する重要な環境問題を抱えている。ゼニヤッタ社は、昨年来からアルバニー黒鉛の精製された予備的経済評価に取り組んでおり、キロあたり2USドルの推定運用コストを示している。
■2016年05月09日のWEB LINK NEWS
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2016/05/09 “場外”で激化する関電VS. 大ガス 「奇手」を繰り出しはじめた関電の狙いとは(ITmedia ビジネスオンライン)
「新電力に乗り換えて、アホみたいに値上げばっかししよる関電に仕返ししたるねん」
そんな関西の人たちの“怨念”を吸い上げるかのように、近畿地区の新電力の旗手、大阪ガス(以下、大ガス)の電力事業が順調に契約数を伸ばしている。4月27日時点でその契約件数は12万件を超え、関西電力(同、関電)の加入世帯数約1250万件の約1%に達した。首都圏でも東京ガスの契約数が東京電力の加入世帯数の約1%に達しており、全国の契約数(約53万件)のほぼ3分の2を占める関西圏と首都圏で、ほぼ同じペースでガス会社が電力会社のシェアを奪っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160509-00000020-zdn_mkt-bus_all
※「そんな電力マーケットの「戦国絵巻」は、見ている側にとってはなかなか面白くなってきた。」と締めくくる長文の記事は、本文を。
2016/05/09 澤田秀雄が「ロボット王国」で描く世界一の夢(東洋経済オンライン)
――HISではさまざまな事業を手掛けてきた。どのような将来像を描いているのか。
世の中のために貢献できる企業だ。植物工場はまだ実験段階だけれど、10?15年後にはもっと進化して世界一生産性の高い植物工場が世界や日本の農業に使われるようになる。
エネルギー問題も紛争の原因になっている。だから、新しいエネルギーの研究開発をしたい。今はまだ水素発電などの生産性が上がらないが、10?15年後にきちっとでき上がれば、エネルギー問題が解消される。
既存の旅行事業ももっと大きくなる。10?20年後にエネルギー部門、食料部門、そしてロボット部門といった新しい事業が世の中に貢献しているような企業グループにしていく。そのための経営者を今、育てている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160509-00116950-toyo-bus_all
※長文のため、本文を。
2016/05/09 アルミ系複合材、廃棄せず資源化 アルハイテック、独自技術で水素生成(SankeiBiz)
紙やプラスチックとアルミを併用したアルミ系複合材は、食品や薬などの包装材として幅広く使われているが、リサイクルが難しく廃棄処理されている。このアルミ系複合材の資源化への道を開こうとしているのが、リサイクルシステム技術開発ベンチャー、アルハイテック(富山県高岡市)だ。
同社はアルミ系複合材からアルミを分離し、水素を作り出す原料として活用する独自技術を開発、検証プラントでの実証運転を4月から始めている。次世代のクリーンエネルギーとして期待される水素を廃棄物から生成することで、廃棄物処理とエネルギー創出の「地産地消」化できるシステムが実用化されようとしている。
◆処理難しい素材
◆前身は運送会社
今回の検証事業は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」(14?16年度)に採択され、14年12月から実証用の乾留炉と水素発生装置の開発に取り組んできた。連続処理のめどが立った昨夏にプラント建設に着手。NEDOによる試算では、このシステムでアルミ系廃棄物を900トン処理した場合、一般家庭4600軒分の月間使用量に相当する170万キロワット時の省エネ効果が得られ、CO2排出削減量は年間約1200トンになるという。
プラント規模を変えて発電施設、水素ステーションなどに併設すれば、運搬コストが削減される分、水素供給価格も安くできる可能性もみえてきた。「このシステムは投入エネルギーより水素、ガス、オイル、熱などの形で回収できるエネルギーの方が多いのが特徴」と水木常務は指摘する。
実証プラントは6月に、燃料電池車の走行距離換算で約700キロ分に相当する「1時間当たりの水素発生量5キロ」を達成する予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160508-00000011-fsi-bus_all
2016/05/09 マカオ国際空港運営会社視察団が羽田・関西の両空港を訪問=商業施設や環境インフラに高い関心(マカオ新聞)
マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMの視察団一行が4月下旬に日本の東京国際空港(羽田空港)と関西国際空港を訪れた。
CAMのプレスリリースによれば、羽田空港では国際線ターミナルビルの商業施設「江戸小路」、屋外展望台、バリアフリー対応の搭乗ゲート及びトイレ、再生エネルギー関連施設、関西国際空港では第1ターミナルビルの免税店街、太陽光発電システム及び2016年1月に運用が始まったアジアで最大規模の空港内水素ステーションといった環境インフラ施設、LCC専用ターミナルを中心に視察したとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160509-00010000-macau-cn
■燃料電池関連イベント(初出後1週間を経過した情報はこちらに移動しました)
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☆燃料電池組立・発電体験コーナーを開催【再掲】
高効率の発電装置である燃料電池は、マスコミ業界も取り上げる機会が日ごとに増しております。また、文科省の新学習指導要領(平成24年発行)には、理科の中で燃料電池に触れるように記されています。しかし、一般の方々には仕組みや発電の様子などはまだまだ身近なものとはなっておりません。
この度、燃料電池開発情報センター(FCDIC) が主催し、東京都と新エネルギー・産業技術総合開発機構が後援する 【第23回 燃料電池シンポジウム】において、今回で5回目となる「燃料電池組立・発電体験コーナー」を開催いたします。
また、ホンダのFCV<CLARITY FUEL CELL>も展示致しますので、合わせてご案内いたします。
◇日 時:5月26日(木)?27日(金) ※各回30分程度です
26日(11:00? 13:35? 14:35?)
27日(10:00? 11:00? 15:10?)
◇場 所:タワーホール船堀 1F シンポジウム展示会場
(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4 丁目1 番1 号)
◇参加費:無料(60名迄の先着予約制です) ※定員になり次第、締め切ります。
◇申込期限:5月24日 午前中まで
◇内 容:100%組立・分解可能な燃料電池組立キット(PEFC 40×18mm)を用いて、組立及び発電試験を体験して頂きます。
説明は、燃料電池の開発や教育に携わって来た企業、大学等の現役またはOBの【FC懇談会のメンバー】が担当します。
◇特 典:コーナーを体験された方には、シンポジウムA会場で開催予定の、次の(1)か (2)の講演、何れかの聴講券を進呈します。 ※一般講演への参加は有料です。(1)特別講演 5月26日(木)
1、「水素社会の実現に向けた取組?ロードマップ改訂について?」 経済産業省燃料電池推進室
2、Hondaにおける燃料電池自動車開発と水素社会に向けて 本田技術研究所3、海外の研究開発政策と研究機関の動向(仮) 経済産業省産業技術環境局国際室(2)基調講演 5月27日(金)
1、水素キャリアと燃料電池及び触媒反応への展開 京都大学
◇問い合わせ・連絡先:燃料電池開発情報センター【燃料電池組立体験コーナー事務局】
Tel:03-6206-0231 Fax:03-6206-0232
e-mail: fccon-xp@fcdic.jp URL: http://www.fcdic.com/
◇主 催:一般社団法人 燃料電池開発情報センター(FCDIC)
◇共 催:FC懇談会
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